高幡不動駅【東京都】(京王線、京王動物園線。2018年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都日野市南部にある京王線、京王動物園線の接続駅で、多摩都市モノレール線との乗換駅でもあり、高幡山金剛寺(高幡不動尊)への最寄駅である
高幡不動駅(たかはたふどうえき。Takahatafudo Station)です。

 

尚、多摩都市モノレール線の高幡不動駅の記事もUPいたしました⇒こちら
 
 
駅名
高幡不動駅 (KO 29)
 
所在地
東京都日野市
 
乗車可能路線
京王電鉄:京王線動物園線
 
隣の駅
京王線
新宿方……………百草園駅
京王八王子方……南平駅
 
動物園線
多摩動物公園方……多摩動物公園駅
 
乗換可能駅
多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線【多摩モノレール】……高幡不動駅まで徒歩5分
 
訪問・撮影時
2018年8月、2019年1月
 
 

高幡不動駅の正面口に相当する南口です。高幡不動駅は地平駅で、2007年に橋上駅舎化されました。
南口には駅ビルもあります。駅の西寄り、京王八王子方のホーム上空に橋上駅舎が設置されています。
駅ビルと橋上駅舎の一部には京王系の商業施設「京王高幡ショッピングセンター(京王高幡SC)」が入っています。
橋上階との間は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。橋上駅舎は南北自由通路を兼ねています。
南口側にはロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルが併設されています。
また、写真右側(東側)の京王高幡SC東端部には多摩都市モノレール線の高幡不動駅がありますが、京王の改札と約200m離れていて、乗換に多少時間を要します。
 
 

南口駅前の様子です。
駅前は市街地で、ビルや集合住宅が立ち並んでいます。
しかし駅から少し離れると市街地が途切れ、駅近くまで迫っている多摩丘陵上などに住宅街が広がっています。
 
 

また、駅から西へ向かう写真の参道を200mほど進むと高幡不動尊にたどり着きます。
都内に数多くある有名な神社仏閣の中でも、高幡不動尊は駅から近い部類です。
 
 

こちらは北口です。
駅ビルはなく、橋上階への出入口があるのみです。階段、エスカレーター、EVが設置されています。
尚、北口側に駅前広場はなく、出入口前に歩行者用のスペースが確保されている事と、駅前道路の車道部分が多少広いくらいです。
 
 

北口駅前の様子です。
完全に裏口といった感じで、商店は少なく駅前まで住宅地が迫っています。
 
 

橋上階にある改札口の様子です。
背後の通路左側が南口で右側が北口です。また通路の背後は「京王高幡SC」で、店内を通り抜けると多摩モノレールの改札へ行けます。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にはカウンター形式の窓口兼有人改札があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
そして改札口の左手前(改札外)には京王系のコンビニ「K-Shop」があります。
改札内には立食い蕎麦屋の「高幡そば」があります。
また、改札階と各ホーム間は階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターで結ばれています。
 
 

吊下式の京王線の駅名標です。電照式です。
京王の標準デザインで、駅ナンバリングも表示されています (KO 29)。
 
 

こちらは動物園線の駅名標です。電照式です。
動物園線は高幡不動~多摩動物公園の1区間のみの支線で、片側の隣駅表示は空欄です。
駅ナンバリングは京王線と共通です。
 
 

京王の高幡不動駅は単式ホーム1面、島式ホーム2面の計3面5線の地平構造です。
左の単式ホームが1番線(動物園線の4両編成列車専用)、
中央の島式ホームが左から2番線(京王線下り京王八王子方面の副本線、動物園線の10両編成列車など)、3番線(京王線下り京王八王子方面の主本線)、
右の島式ホームが左から4番線(京王線上り新宿方面の主本線)、5番線(京王線上り新宿方面の副本線)の順です。
また、5番線の右側(北側)には高幡不動検車区の留置線や車庫があります。
ホーム有効長は1番線が8両(実際には4両分のみ使用)、2番線~5番線が10両です。
新宿方の上空には橋上駅舎があり、各ホームの京王八王子方は1番線の一部を除き上屋が設置されています。
2・3番線ホームと4・5番線ホームにはベンチ、空調完備の待合室があります。
写真は京王線・京王八王子方、動物園線・終端方を望む。
 
 

京王線・新宿方、動物園線・多摩動物公園方を望む。すぐ先の場所で多摩モノレール線をアンダークロスします。
左側(北側)~写真奥左側(東側)には高幡不動検車区の用地が広がっています。
この先、京王線は左手に高幡不動検車区を見てから多摩丘陵近くに広がる郊外の住宅地の中を東南東へ進み、百草園駅へと至ります。
一方、動物園線はすぐに右にカーブして京王線と分かれ、多摩モノレール線と並走して多摩丘陵に広がる住宅街の中を南~南南西へと進み、終点の多摩動物公園駅へと至ります。尚、動物園線は全線にわたり複線分の路盤が確保されていますが、現在に至るまで単線のままです。そして並行する多摩モノレール線には多摩動物公園駅の手前に程久保駅がありますが、動物園線には中間駅が設置されていません。
 
 

京王線・京王八王子方を望む。右側(北側)には留置線が広がっています。
この先、左へカーブしながら浅川(右・北)と多摩丘陵(左・南)の間に広がる住宅地の中を進み、その後はほぼ一直線に南西へと走り南平駅へと至ります。
 
 

動物園線・終端方を望む。
1番線は終端方に車止めがあり、京王線にはつながっていません。
京王線直通列車や出入庫列車は京王線下り副本線である2番線を使用します。
 
 
あとがき
私が京王の高幡不動駅で駅の外に出たのは2010年、2011年、2018年の計3度です。2010年と2011年は多摩都市モノレール線との乗換のため、そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅構内は大規模で、日野市の中心部とは離れているものの駅前もそれなりに発展していました。
 
新宿駅からですと京王線の特急、準特急(京王八王子行きor高尾山口行き)に乗り、当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅まで行き、山手線or中央線快速に乗り継いで新宿駅で下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内と駅前にコンビニがあり、飲食店も「京王高幡SC」内や駅前にチェーン店を含めて多数の店舗があります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線、京王動物園線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は高幡不動駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)