南平駅【東京都】(京王線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都日野市南部郊外の、浅川と多摩丘陵に挟まれた住宅地の中にある京王線の駅、
南平駅(みなみだいらえき。Minamidaira Station)です。
 
 
駅名
南平駅 (KO 30)
 
所在地
東京都日野市
 
乗車可能路線
京王電鉄:京王線
 
隣の駅
新宿方……………高幡不動駅
京王八王子方……平山城址公園駅
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

南平駅は地平駅で、かつては地下に駅舎を有していましたが、バリアフリー対応のため2011年に橋上駅舎化されました。
写真は南口で、京王八王子方(西側)に橋上駅舎が設置されています。
橋上階との間は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
尚、スペースの関係上、駅前広場は整備されていません。
 
 

南口駅前の様子です。
幅の狭い道路沿いに小さな商店街が形成されていますが、通り沿いには畑も見られます。
周辺は住宅地ですが、写真奥には多摩丘陵の森が見えます。丘陵上には多摩動物公園がありますが、出入口は丘陵の反対側にある多摩動物公園駅前にあります。
 
 

こちらは北口です。
スペースの都合で階段のみが設置されていて、エレベーターは写真奥の南口側へ回る必要があります。
また、橋上駅舎は南北自由通路を兼ねていて、踏切が長時間遮断されている場合は橋上駅舎経由で踏切をパスできます。
 
 

北口駅前の様子です。
こちら側も狭い道路沿いに小さな商店街が形成されています。
こちらも駅周辺は住宅街ですが、約150m先に浅川の堤防があります。浅川の対岸には中央線の豊田駅がありますが、付近に橋がないため迂回しなければなりません。
 
 

橋上階にある改札口の様子です。
通路から奥まった位置に交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路分あり、一番右端の通路は窓口兼有人改札です。
また、背後の通路右側(改札口の右手前)には自動券売機があります。
トイレ、だれでもトイレは改札内の1番線ホーム上にあります。
改札階と各ホーム間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
尚、駅構内に売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

1番線ホーム側壁に取り付けられている駅名標です。電照式です。
京王の標準デザインで、中国語や韓国語の表記もあります。駅ナンバリングも表示されています (KO 30)。
 
 

南平駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、10両対応です。
右が1番線(下り京王八王子・高尾山口方面)、左が2番線(上り新宿方面)です。
ホーム上屋は京王八王子方(写真手前)の約6両分に設置されています。
京王八王子方の上空に橋上駅舎があります。各ホームにはベンチ、空調完備の待合室や飲料自動販売機があります。
そして1番線ホームの橋上駅舎下にはトイレ、だれでもトイレが設置されています。
写真は新宿方を望む。
 
 

新宿方を望む。ホーム先端はかなり幅が狭いです。ホーム延伸に際して苦心の跡がうかがえます。
この先、右手に多摩丘陵を遠望しながら住宅地の中を北東へ走り、何度も右カーブを続けて針路を南東へ変えると、動物園線、そして多摩都市モノレール線との乗換駅である高幡不動駅へと至ります。
 
 

京王八王子方を望む。
この先、右へカーブして左手に多摩丘陵を遠望しながら住宅地の中を南西へ走り、平山城址公園駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が南平駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅自体は綺麗な橋上駅舎になっていましたが、駅前は郊外のややローカルな雰囲気を感じられました。
 
新宿駅からですと京王線の特急、準特急(京王八王子行きor高尾山口行き)に乗り、府中駅で各駅停車に乗り換えて当駅下車です。高幡不動駅で乗り継いでもOKですが、乗り継ぐ事になる各停は府中駅で追い越した列車となります(一部例外あり)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、中央線快速に乗り継いで新宿駅で下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ(ニューデイリーヤマザキ)、スーパー(ヤオコー)はありますが、気軽に入れる飲食店はありません。最寄りのチェーン店は東へ約300mの場所にある「ジョナサン」で、決して近くありません。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、京王線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は南平駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)