神保町駅【東京都】(都営三田線、都営新宿線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都千代田区北部、国内のみならず世界最大級の書店街・古書店街を擁する神田神保町にある都営地下鉄・東京メトロの駅、
神保町駅 (じんぼうちょうえき。Jimbocho Station) です。
 
尚、今回は都営地下鉄(都営三田線、都営新宿線)の駅のみ紹介いたします。
東京メトロ半蔵門線の駅につきましては後日UP予定です⇒記事はこちら
 
 
駅名
神保町駅 (都営三田線…I 10、都営新宿線…S 06)
 
所在地
東京都千代田区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:三田線【都営三田線】新宿線【都営新宿線】
 
隣の駅
都営三田線
目黒方…………大手町駅
西高島平方……水道橋駅
 
都営新宿線
新宿方………九段下駅
本八幡方……小川町駅 
 
乗換可能駅
東京メトロ:半蔵門線……神保町駅まで徒歩5分
 
訪問・撮影時
2019年2月、4月
 
 

神保町交差点の北東側に位置するA5出入口近くより交差点南側を望む。
手前が神保町交差点で、手前~奥を通る白山通り(都道301号線)の地下に都営三田線の駅があり、右~左を通る靖国通り(都道302号線)の地下に都営新宿線と東京メトロ半蔵門線の駅があります。
背後にA5出入口、交差点の手前右(北西側)にA3、A4出入口、交差点の右向こう側(南西側)にA6、交差点の左向こう側(南東側)にA7出入口があります。
 
神保町駅のある神田神保町は書店街・古書店街で有名ですが、小学館や集英社、岩波書店など出版社の本社も当地に存在します。
交差点の南西側(右向こう側)はA6出入口がある岩波神保町ビルで、映画館「岩波ホール」が入っています。
また、写真奥(南)にあるA8出入口の場所には小学館の本社があり、その北側(手前)には集英社の本社があります。
 
そして、神保町駅周辺には明治大学、日本大学、専修大学、共立女子大学と、大学が多数立地していて学生街としても賑わいを見せています。明治時代にこれらの学生を当て込んで周辺に書店が多く立地するようになったのが神田古書店街の始まりと言われています。
 
 

こちらはA5出入口とA7出入口の間より神保町交差点西側を望む。
写真手前~奥の道路は靖国通りで、その地下に都営新宿線、メトロ半蔵門線の駅があります。駅は写真奥まで伸びており、200mほど先の左(南)にはA1出入口が、右(左)にはA2出入口(エレベーターあり)があります。
周辺一帯は市街地で、ビルが立ち並んでいます。靖国通り沿いには書店や古書店が多く見られます。
 
 

神保町交差点の北西側に位置するA3出入口近くより交差点東側を望む。手前~奥が靖国通りです。
こちら側も靖国通り沿いには多くの書店や古書店が立地しています。

中でも約150m先の靖国通り南側に位置する書店「書泉グランデ」は、鉄道関連の書籍が充実している事で有名です。

また、神保町駅から小川町駅にかけての靖国通り沿いにはスポーツ用品店も多く見られます。
 
 

神保町交差点の南東側に位置するA7出入口近くより交差点北側を望む。
手前~奥が白山通りで、都営三田線が地下を通っています。
こちらも市街地で、学生目当ての店舗も見られます。約800m北(奥)へ進むと水道橋駅です。
 
 

そしてこちらは神保町交差点の南約200m、A9出入口(エレベーターあり)より北を望む。
手前~奥が白山通りで、地下に都営三田線の駅がが地下を通っています。都営新宿線とメトロ半蔵門線のホームは少々遠いです。
この付近は「一ツ橋」地区になります。
左手前には小学館の本社ビルがあり、ビル内にA8出入口(エレベーターあり)があります。
その向こう側には隣接して集英社の本社ビルがあり、仲良く並んでいます。
小学館と集英社はライバルなのに…と思ってしまいますが、実は、集英社は小学館の娯楽誌部門の分社化により誕生した会社です。分社後小学館は娯楽誌を手掛けていなかったものの、後に娯楽誌に再進出したためグループ内で競合する形になっています。現在、両社の関係は良好のようです。
また、右側にはマンション「東京パークタワー」があり、背後(南側)には共立女子大学や学士会館、学術総合センターなどがあります。約400m南には東京メトロ東西線の竹橋駅があります。
 
 

神保町交差点(北側)方面改札の様子です。所在地は改札口の名称と同一です。地下1階にあります。
都営新宿線の本八幡方面ホームに面しています。2019年2月現在、神保町駅はリニューアル工事が行われていました。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端にはカウンター形式の有人通路があります。
改札口の左手前側には自動券売機があります。
近くのトイレ、だれでもトイレですが、都営新宿線の各ホームに設置されていますが、撮影時点の2019年7月現在、工事中です。
尚、この改札口はバリアフリーに対応していません。
そして、東京メトロ半蔵門線の改札口へは、右側にある階段を下ります。
 
 

こちらは神保町交差点(南側)方面改札の様子です。地下2階にあります。
都営の神保町駅唯一のバリアフリー対応改札口で、エレベーターのあるA8、A9出入口ともつながっています。
都営新宿線の新宿方面ホームとの間は段差なく移動できます(スロープあり)。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端には有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。
都営新宿線の新宿方面ホームを介して三田線ホームや新宿線本八幡方面ホームへも段差なく行けます。
そして、東京メトロ半蔵門線の改札口へは左側にある階段を上ります。
 
 

こちらは小学館や集英社などに近い一ツ橋方面改札の様子です。地下2階にあります。バリアフリー非対応です。
すぐ下に都営三田線ホームがありますが、都営新宿線ホームは遠いです。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端には有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。
トイレ、だれでもトイレは2019年2月時点で、改札内の工事囲いがある場所に設置工事中でした。
また、背後左にA8出入口が、背後右にA9出入口があります。
右側の改札外地下通路の先には神保町交差点(南側)方面改札、神保町交差点(北側)方面改札や半蔵門線改札があります。
 
尚、専修大学方面改札につきましては半蔵門線駅の項で紹介致します。ご了承下さい。
 
 

都営三田線の駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の新デザインで、上下に都営三田線のラインカラー(青)が表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (I 10)。
 
 

都営三田線ホームは地下3階にあり、島式ホーム1面2線の構造で、8両対応です。
現状は6両編成のみの運転で、ホームドアは西高島平方(奥)の6両分のみ設置されていますが、先日8両編成化が発表され、残り2両分にもホームドアが追設されると思われます。
右が3番線(白金高輪・目黒方面)、左が4番線(西高島平方面)です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
手前(目黒方)に一ツ橋方面改札へ上る階段が、中央付近に都営新宿線新宿方面ホームや神保町交差点(南側)方面改札へ上る階段、エスカレーター、エレベーターが、奥に都営新宿線本八幡方面ホームや神保町交差点(北側)方面改札へ上がる階段、エスカレーターがあります。
写真は西高島平方を望む。
 
目黒方はこの先、すぐに左へカーブして白山通りを離れ、日本橋川に沿って南東へ進みます。そして右へカーブして本郷通りの地下へと進み、千代田線と並走して大手町駅へと至ります。
一方、西高島平方はこの先、白山通りの地下を北北西へ進み、中央本線と神田川をくぐると文京区へと入り、水道橋駅へと至ります。
 
 

都営新宿線の駅名標です。
横長のタイプで、東京メトロと共通デザインです。ホーム側壁の帯が都営新宿線のラインカラー(黄緑)です。
駅ナンバリングも表示されています (S 06)。
 
 

都営新宿線ホームは地下1階にあり、相対式ホーム2面2線の構造で、10両対応です。
現在、ホームドアが設置されています。またリニューアルにより側壁は神田書店街・神田古書店街にちなんで本棚の絵が描かれた化粧板へと変更されています。
見づらいですが、左が1番線(新宿方面)、右が2番線(本八幡方面)です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
手前(本八幡方)に都営三田線ホームや神保町交差点(北側、南側)方面改札へ至る通路、階段、エスカレーター、エレベーター(1番線のみ)が、奥の新宿寄りには地下2階にある専修大学方面改札へ下る階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーター(両ホームとも)があります。
写真は新宿方を望む。
 
新宿方はこの先、靖国通りの地下を半蔵門線と完全並行で西へ進み、九段下駅へと至ります。
 
一方、本八幡方はこの先、半蔵門線が右へ分かれるものの、都営新宿線は引き続き靖国通りの地下を東へ進み、小川町駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が神保町駅で地上に出たのは2019年2月と4月の計2度です。2月は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しましたが、訪問時間が早くてまだ夜が明けておらず駅前の状況を把握できなかった部分があったので4月にリベンジ訪問しました。駅前に小学館と集英社があったのには驚きました。
 
新宿駅からですと都営新宿線の各停、急行に乗り当駅下車です。急行も停車します(急行は都営線との接続駅には必ず停車します)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、中央線快速と中央総武線各駅停車を乗り継いで水道橋駅で下車。さらに都営三田線の目黒方面に乗り換えて当駅下車です。または東京駅or品川駅で下車後に山手線で有楽町駅まで移動し、近隣にある日比谷駅から都営三田線の西高島平方面に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、チェーン店も「吉野家」「すき家」「大戸屋」「日高屋」「はなまるうどん」「いきなりステーキ」「ロイヤルホスト」「ガスト」「サイゼリヤ」「マクドナルド」など多数あり、カフェも複数あります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
都営三田線、都営新宿線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は神保町駅でも地上へ出られてみて下さい!
そして神田古書店街へお越しの際は地下鉄をご利用になり、ぜひ一度は神保町駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、Google地図、Wikipedia)