八王子駅【東京都】(中央線快速、横浜線、八高線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都多摩地域西部を代表する都市、八王子市の中心駅で、
中央線快速(中央本線、中央東線)、横浜線、八高線が集まるターミナル駅でもある
八王子駅(はちおうじえき)です。
 
 
駅名
八王子駅 (中央線…JC22、横浜線…JH32、八高線…なし)
 
所在地
東京都八王子市
 
乗車可能路線
JR東日本:中央線快速(中央本線、中央東線)横浜線、  八高線
 
隣の駅
中央線快速(中央本線)
新宿方・東京方………豊田駅
高尾方・名古屋方……西八王子駅
 
横浜線
東神奈川方・横浜方……片倉駅
 
八高線
倉賀野方・高崎方……北八王子駅
 
乗換可能駅
京王電鉄:京王線……京王八王子駅まで徒歩8分
 
訪問・撮影時
2018年2月
 
 

八王子駅の正面口に相当する北口です。
八王子駅は橋上駅舎で、南北自由通路も設置されていますが、南北に駅ビルがあります。
北口には巨大な駅ビル「セレオ八王子北館」がありますが、かつては駅ビル内に百貨店の「そごう」が入居していました。
そして大きな駅前広場が設置されていて、バスターミナルが併設されています。
また、駅前広場の部分にはペデストリアンデッキがあり、駅ビルとバスターミナル、駅北側を結んでいます。
 
 

北口の北西方を望む。
繁華街になっていて、ビルが建ち並んでいます。右側の大きなビルは「八王子東急スクエア」です。
写真奥への北西へ向かう道路は「西放射線通り商店街(西放射線ユーロード)」で、多くの買物客、通行人で賑わっています。
 
 

こちらは北口の北東方を望む。
こちらも市街地で、多くのビルや商店が見られます。
正面の通りを奥に進むと京王八王子駅があります。両駅間の距離は約400mで、歩道は狭く通行人が多いのでスムーズに移動ができず、結構時間がかかります。
一応、京王八王子駅へは路線バスでも移動できます。
 
 

こちらは南口です。
小さいながらも駅ビル「セレオ八王子南館」があり、家電量販店「ビックカメラ」などが入居しています。
また、写真の左側には再開発により商業施設とタワーマンションが一体となった複合高層ビルが2棟あります。
駅前広場の部分にはペデストリアンデッキがあり、駅ビルとバスターミナル、駅南側を結んでいます。
 
 

南口駅前の様子です。南口側にも駅前広場が設置されていて、バスターミナルが併設されています。
こちらも市街地が広がっていますが、北口よりビルの高さも低く、やや閑散としている印象です。
 
 

改札口の様子です。八王子駅は約17万人の乗車人員を誇る巨大駅ですが、意外にも改札口は1ヶ所のみです。
交通系ICカード『Suica』などに対応した自動改札機が多数並んでいて、左側にカウンター形式の有人通路があります。
撮影地点の背後には『みどりの窓口』と自動券売機があります。
改札口の左側にはJR東日本系のコンビニ『NewDays』があり、改札内にもキオスクや崎陽軒、蕎麦屋などがあります。
トイレは改札内にあります。多機能トイレもあります。
 
 

中央快速線の駅名標です。電照式です。
JR東日本標準のデザインで、下部に中央線快速系統のラインカラー(橙)が表示されていますが、中央本線の青色は表示されていません。
駅ナンバリング表示もあります(JC 22)。
 
 

こちらは横浜線の駅名標です。電照式です。
下部に横浜線のラインカラー(黄緑)の他に相模線のラインカラー(濃い水色)が表示されています。
駅ナンバリング表示もあります(JH 32)。
 
 

こちらは八高線の駅名標です。電照式です。
下部に八高線のラインカラー(メタリックブラウン)が表示されています。
尚、八高線は駅ナンバリングが設定されていません。
 
 

八王子駅は島式ホーム3面6線の地平駅で、北側2面の南側に側線が3本あり、南側1面を使用の横浜線ホームは少し離れた場所に位置します。また、横浜線ホームの南側にも側線があります。
右端から1番線(八高線全列車の発着)、2番線(中央線上り東京方面)、3番線(中央線快速上りの当駅始発列車が使用)、4番線(中央本線下り名古屋方面)の順で、貨物列車の待避などに使用される側線を挟んで左側に5番線と6番線(ともに横浜線全列車の発着)があります。上屋はホーム全ての部分に設置されています。
ホーム有効長ですが、1番線は10両分あるものの実際には八高線列車に合わせて4両分しか使用されておらず、終端方(西側)には落下防止柵が設置されています。中央線快速の2~4番線は特急が停車する関係で12両分あり、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入され、それに伴い10両編成から12両編成になる予定ですが、ホームはそのまま利用できますので、今後は信号設備改良やSuicaグリーン券売機設置が実施される予定です。

また、各ホームと改札階との間は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
写真は中央線快速の2、3番線ホームより高尾方を望む。

 
 

こちらは八高線の1番線ホーム終端方より倉賀野・高崎方を望む。
八高線列車は1番線しか割り当てられておらず、1面1線で全ての発着列車をさばきます。
尚、写真手前側の終端部には車止めはなく、高尾方にある引上線に線路が通じていて、そこから中央線ともレールが繋がっています。
 
 

こちらは横浜線の6番線ホーム終端方より東神奈川・横浜方を望む。
横浜線は5番線と6番線の1面2線が割り当てられていますが、前述の通り中央線の3、4番線ホームとの間に貨物列車待避などに使用される側線が多くあり、1~4番線とは離れた場所に5、6番線ホームが設置されています。
尚、写真手前側の終端部には5番線。6番線とも車止めがあります。そのため、かつて横浜線~中央東線を結んでいた臨時特急『はまかいじ』は当駅では中央線ホームに発着していました。
 
 

中央本線東京方、横浜線東神奈川方、八高線倉賀野方を望む。構内が広いため、複雑な配線になっています。
この先、中央線快速は八高線としばらく並行しますが、京王線をオーバークロスすると八高線が左へ分かれます。そしてカーブしながら市街地を走ると浅川を渡って日野市へと入り、丘陵地を走り右手に豊田車両センターを見て走ると、豊田駅へと至ります。
また、横浜線はすぐに右へカーブして中央線、八高線と分かれた直後に京王線と少しだけ並走し、その京王線が左へ離れると今度は京王高尾線をアンダークロスします。その後も住宅地の中を右へカーブしながら進み、片倉駅へと至ります。
一方、八高線は中央線としばらく並行し、京王線をオーバークロスすると左へカーブして中央線と分かれます。その後は浅川を渡り、住宅地の中を北東へ進むと北八王子工業団地内に入ると北八王子駅へと至ります。
 
 

中央本線高尾方、塩尻・松本方、名古屋方を望む。前述の八高線の引上線が右側にあります。
この先、左へ右へカーブしながら市街地~住宅街の中を上り勾配で西へ進み、西八王子駅へと至ります。

遠方には山並みが望めます。高尾駅を過ぎると山岳区間へと入っていきます。
 
 
あとがき
私が八王子駅で下車(乗車)したのは2001年から2018年にかけて何度もあります。JR線同士や京王との乗換をメインに利用してきました。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。巨大な駅ビルがありますが、初訪問当時は「そごう」でした。また、駅前も賑わっていましたが、現在は立川の方が勢いがあるようですね…。
 
新宿からですと中央線快速の快速電車または中央特快の八王子行き、高尾行き、大月行きにご乗車になり、当駅下車です。快速電車は途中で中央特快を待避する場合があります。一部の列車は青梅線に直通するのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜線の各停または快速の八王子行きにご乗車になり当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニが複数あり、飲食店も駅や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。中央快速線、横浜線、八高線を乗り鉄の際はぜひ一度、八王子駅でも駅の外へ出られてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)