豊田駅【東京都】(中央線快速。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都多摩地域南部に位置する日野市の西寄りにある中央線快速(中央本線、中央東線)の駅で、
車両基地(豊田車両センター)があるため当駅を始発・終着とする列車が多数設定されていて、知名度の高い駅である
豊田駅(とよだえき。Toyoda Station)です。
 
 
駅名
豊田駅 (JC 21)
 
所在地
東京都日野市
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:中央線快速(中央本線、中央東線)
 
隣の駅
東京方…………………日野駅
高尾方・名古屋方……八王子駅
 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

豊田駅の正面口に相当する北口です。
豊田駅は橋上駅舎ですが、駅が崖線に沿って立地しており、線路・ホームが崖下にあるため、橋上駅舎へは階段、エレベーターで下る形になります。
 
 

北口駅前を望む。
ロータリーを有する駅前広場が設置されていて、バスターミナルが併設されています。
ロータリーを取り巻くようにビルや商店が多数立地しています。駅前通りが写真左奥へ延びていて、約200m先にはショッピングモール「イオンモール多摩平の森」があります。
駅から離れると住宅街が広がっています。西側には富士電機東京事業所、北側にはコニカミノルタ東京サイト日野といった工場も駅近くにあり、首都大学東京日野キャンパスも駅近くにあります。
 
 

こちらは南口です。崖下にあるため、橋上駅舎へは階段、エレベーターで上る形になります。
 
 

南口駅前の様子です。再開発途上で、仮設の駅前広場が設置されています。
再開発が進んでいる南側や西側には真新しい中高層のマンションが建ち並んでいます。
一方、東側は狭い道路沿いに昔ながらの商店や住宅が残っています。再開発が進めば街並みに大きな変化が見られると思われます。
こちらも駅から離れると住宅地が広がっていますが、商店は少なく、北口と比較すると閑散としている印象です。
 
 

改札口の様子です。改札口はこの1ヶ所のみです。駅舎内は木目調の和風デザインになっています。
交通系ICカード『Suica』などに対応した自動改札機が並んでいて、一番右側が有人通路です。
撮影地点の背後には『みどりの窓口』と自動券売機があります。
改札口の右側(北側)にはJR東日本系のキオスク『NewDays KIOSK』があります。
トイレは改札内にあります。多機能トイレもあります。
 
 

駅名標です。電照式ですが、バックライトは昔ながらの蛍光灯のようです。
JR東日本標準のデザインですが、八王子支社管内でよく見られる文字が小さいタイプです。
下部に中央線快速系統のラインカラー(橙)が表示されています。

駅ナンバリング表示もあります (JC 21)。
 
 

豊田駅は島式ホーム2面4線の地平駅で、10両対応です。ホーム上屋は全10両分設置されています。尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
左端から下り1番線、2番線(下り高尾方面)、3番線、4番線(上り東京方面)の順で、下り本線が2番線、上り本線が4番線です。また、ホーム中央には橋上駅舎があり、階段、エレベーターで結ばれています。そして高尾方の橋上部には乗務員が所属する豊田運輸区の建屋があります。
ちなみに全番線とも発車メロディーは童謡「たきび」です。曲の作詞者である巽聖歌が駅近くの日野市旭が丘に住んでいたことによるものです(Wikipediaの本文を引用)。
写真は高尾方を望む。
 
 

東京方を望む。
この先、起伏に富んだ台地に広がる住宅街の中を左へカーブした後に北へ進み、中央自動車道をアンダーパスすると多摩川沿いの低地へと出て日野駅へと至ります。
 
 

高尾方、塩尻・松本方、名古屋方を望む。
少し先の左手に車両基地・豊田車両センターがあり、1番線が入庫線、3番線が出庫線につながっています。
豊田車両センターがあるため、当駅を始発・終着とする列車が多く設定されていますが、ほとんどが東京方面で、塩尻方面はわずかです。
 
この先、下り本線は出庫線をオーバークロスして左手に豊田車両センターを見て住宅地の中を走り、右へ左へカーブして台地を出ると八王子市へと入り、浅川を渡って市街地の中を西へ走るようになると八高線が右から合流してから京王線をオーバーパスし、その後すぐに左から横浜線が合流して八王子駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が豊田駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。車両基地は駅から離れた場所にあるため駅構内自体はさほど規模が大きくありませんでした。また、北口駅前は思ったより発展していて人通りも多く驚いた一方、南口駅前は再開発途上といった感じでした。
 
新宿からですと中央線快速の快速電車または中央特快の豊田行き、八王子行き、高尾行き、大月行きにご乗車になり、当駅下車です。快速電車は途中で中央特快を待避する場合があります。一部の列車は青梅線に直通するのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜線の各停または快速の八王子行きにご乗車になり終点の八王子駅で下車、さらに中央線快速の東京方面電車に乗り換えて当駅下車です。または新幹線で東京駅まで行き、中央線快速に乗り換えるルートもあります。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅構内にキオスクが、駅前にコンビニが複数あり、北口駅前には西友豊田店や「イオンモール多摩平の森」があります。飲食店は駅構内や駅前にチェーン店を含めて多数あり、「イオンモール多摩平の森」にもフードコートをはじめ多くの店舗があります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、中央快速線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は豊田駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)