第1305回('19) 名鉄広見線末端部をリベンジ訪問&犬山線と河和線で降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2019年8月3日~4日、仕事復帰のためのスタミナをつける目的もあり、あえて猛暑の中、1泊2日の日程で名古屋へ。7度目となる名鉄全駅降りつぶしの旅に出かけました。
名鉄の乗り鉄、降り鉄には『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』(4,000円)を利用しました。
 
今回は初日後半の内容です。昼過ぎは2017年に訪問したものの悪天候でまともに降り鉄できなかった名鉄広見線末端区間をリベンジ訪問しました。ギリギリ晴れていたのでリベンジは成功しました。その後は宿泊地の知多半田を目指しつつ、犬山線や河和線の駅でも降り鉄していきました。
 
今回の日程 2019年8月3日 (土)    【後半】
 
犬山1236(名鉄広見線)1256新可児1314(普通)1318明智1349(普通)1353御嵩口1400(徒歩)1410御嵩1429(上り普通)1432顔戸1503(普通)1510新可児1514(普通)1534犬山1537(犬山線・特急)1544江南1603(急行)1605布袋1640(普通)1650徳重・名古屋芸大1659(普通)1701西春1703(犬山線→名古屋本線→常滑線・準急)1737太田川1744(河和線・急行)1755阿久比1811(普通)1813植大1913(普通)1918知多半田
 
【宿泊】
 
中部国際空港駅からミュースカイに乗って犬山駅にやって来ました。この後は広見線末端区間のリベンジ降り鉄をすべく、12時36分発の普通・新可児行きに乗車しました。6500系4連で、トップナンバーの6501Fでした。そんなに古く感じませんでしたが、製造が1984年(昭和59年)なので、もう35年も走り続けているのですか…。私は最後部車両に乗り込みましたが空いていて、前向きの固定クロスシート窓側席に座りました。道中はローカル然とした車窓風景を眺めました。そして、富岡前駅と善師野駅で最後部車両の乗客が全て下車してしまい、残るは私だけになりましたw この後は貸切状態になって岐阜県可児市内を走り、20分の乗車で終点の新可児駅に到着しました。新可児駅はJR太多線の可児駅と隣接していますが、乗降客数は新可児駅の方が多い印象でした。また、駅前広場が一部整備されていて、残りが工事中でした。
 
 

 

 
その後は再入場し、中間改札を通って13時14分発の普通・御嵩行きに乗りました。6000系2連で、2両合わせて乗客は十数人でした。私は先頭車両で着席し、2005年に利用減で廃止された学校前駅跡の確認を忘れず車窓風景を眺め、次駅である明智駅で下車しました。八百津線の分岐駅で、ホーム2面3線と駅の規模は大きいのですが、今は無人駅となり寂れていました。駅を撮影後は駅前を散策し、八百津線の廃線跡も少し確認しようと思いましたが、あまりの暑さにこれはヤバいと思い、今回は断念して駅へ戻りました…。また、駅では係員が掃除をしていました。
 
 

 

 
明智駅では30分後の御嵩行きに乗車。当駅から乗車したのは私と前述の清掃員のみでした。先頭車両に乗り込みましたが、乗客は7~8人いました。私は空席に座り、ローカルな車窓風景を眺めました。そして次の顔戸駅で下車する予定でしたが、清掃員が下車したので私は写真に清掃員が写りまくるのを避けるべく、顔戸駅を後回しにして電車に乗り続け、その次の御嵩口駅で下車しました。御嵩口駅は貨物ホーム跡が残っていますが、駅前に見所は少なく、5分少々で撮影は終わりました。
 
 

 
このまま御嵩口駅で次の電車を待ってもいいのですが、となると終点の御嵩駅で5分ほどしか滞在時間がないので撮影がままならず、御嵩駅での時間稼ぎのために御嵩口駅から御嵩駅まで歩く事にしました。実は2017年訪問時も両駅間を歩いていて、所要時間が15分程度である事が分かっていました。しかし前回と同じ道を歩いても面白味に欠けるので、1本南の道路を東へ歩きました。そして炎天下の中を歩く事10分、思っていたより早く御嵩駅に着きました。
ちなみに御嵩駅前ではこの日の夕方から夏祭りが始まるため、周辺道路を車両通行止めにして準備が進んでいました。駅前の交差点には櫓が組まれていました。花火も打ち上げられ、町を挙げての夏祭りのようでした。
 
 

 
その後は御嵩駅を撮影し、列車がやって来ると車両も撮影しました。そして折り返し14時29分発の普通・新可児行き(6000系2連)に乗車しました。乗り込んだ先頭車両は私だけでしたが、発車間際に1人増えました。道中は着席して車窓風景を眺め、今度は先程パスした顔戸駅で下車しました。顔戸駅は現在の名鉄ではトップクラスのローカル駅で、セミの鳴き声がいい雰囲気を醸し出していました。駅を撮影後は駅前を散策してからホームへと戻りました。
 
 

 
顔戸駅からは30分後の新可児行き(6000系2連)に乗車。先頭車両は10人ほど乗っていました。今回も着席して車窓風景を眺め、終点の新可児駅まで乗り通しました。下車時、折り返しの御嵩行きに多くの人が乗り込んでいました。浴衣の女性もいて、御嵩の夏祭りに行く乗客が多いものと思われます。
 
新可児駅では4分の接続で普通(犬山から準急)・中部国際空港行きに乗り継ぎました。3500系4連で、私は先頭車両へ。車内はガラガラで、ロングシートに腰掛けて往路とは反対側の車窓風景を眺めて道中を過ごし、20分の乗車で終点の犬山駅に到着しました。
 
 

 
犬山駅ではダッシュで跨線橋を渡り、15時37分発の特急・豊橋行きに乗り継ぎました。2200系6連+3150系2連の8両編成で、私が乗車した最後部車両(3150系側)はガラガラでした。道中は着席して車窓風景を眺め、今回は江南駅で下車しました。江南駅は2017年に下車しているのですが、その時は西口が工事中でした。その後、名鉄系の商業施設「ミュープラット江南」が完成したので、改めて駅と駅前を撮影しました。
 
 

 
江南駅からは16時03分発の急行・内海行きに乗りました。3500系4連で、軽く混雑していたので最後部車両ドア脇に陣取りました。犬山線系統の日中の急行は4連が主体で、乗車率が高いです。せめて6両に増結してほしいです。道中はしばし車窓風景を眺め、隣の布袋駅(ほていえき)で下車しました。布袋駅は、上り線が高架化されていて、下り線は地平の仮設ホーム状態でした。駅を撮影後は、以前から気になっていた布袋大仏を見に行きましたが、案外駅から遠く、往復20分ほどかかりました。布袋の大仏は思ったより大きかったです(小学生の修学旅行の感想のようになってしまいましたw)。
 
 

 

 
汗だくになって布袋駅に戻るとすぐに乗車列車の普通・東岡崎行きがやって来ました(16:40発)。3100系2連+3150系2連+3150系2連の、通称「ブツ6」と言われる6両編成でした。私はガラガラの最後部車両に乗り込み、座るやいなや水分補給をして疲労回復に努めました。そして汗が収まってきた頃に到着した徳重・名古屋芸大駅で下車しました。この駅には前年に下車しているのですが、バリアフリー化のために橋上駅舎を地平駅舎に改造した駅で、跨線橋に橋上駅舎時代の痕跡が残っているという事で跨線橋を見に来ました。行ってみると、跨線橋には自動精算機や窓口跡が確認できました。尚、改札外部分は建物ごと撤去されています。
 
 

 
徳重・名古屋芸大駅からは16時59分発の普通・豊田市行きに乗車しました。名古屋市営地下鉄鶴舞線直通列車で、老朽化が目立つ名古屋市交通局の3000形6連でした。私はガラガラの先頭車両に乗り込み、着席して車窓風景を眺めました。そして次の西春駅で下車しました。
 
 

 
西春駅では2分の接続で準急・中部国際空港行きに乗り継ぎました。6500系4連で、混雑気味でした。先頭車両はドア脇も空いておらず、ドア部分の端で立席となりました。道中はドア越しに車窓風景を眺めていましたが、名鉄名古屋駅で多くの人が下車し、空いたロングシートに座りましたが、入れ替わりに多くの人が乗ってきて再び軽い混雑状態になりました。名鉄名古屋駅からはスマホを操作して過ごしました。混雑していた車内も、聚楽園駅くらいまで来ると立客がかなり減りました。そして私は太田川駅で下車しました。過去に下車した事のある太田川駅ですが、西口駅前の写真が少なく、今回はその写真を撮影するために下車しました。西口駅前では台湾のイベントが行われていました。
 
 

 

 
太田川駅からは河和線の急行・内海行きに乗車。希少車と言える3700系4連で、最後部車両に乗り込みました。車内は混雑気味で、ドア脇に陣取り車窓風景を眺めました。そして今度は阿久比駅で下車しました。阿久比町の代表駅ですが、駅の東側は一面に田んぼが広がっていました。
 
 

 
駅前散策後は改札内に戻り、18時11分発の普通・内海行きに乗りました。6000系4連で、乗車した最後部車両はガラガラでしたが、この普通を追い抜いた特急からの乗り継ぎ客が意外と多く、半分ほどの座席が埋まりました。道中は今度も車窓風景を眺めて過ごし、次の駅である植大駅(うえだいえき)で下車しました。駅や駅前はローカルな雰囲気なのですが、結構乗降客が多く、若者の割合が高かったです。その理由の一つと思われる場所にこれから向かいます。
 
 

 
植大駅の内外を撮影後は北へ5~6分ほど歩き、ショッピングセンター「アピタ阿久比店」へ。手前にはシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ阿久比」もあり、駅に近い事から買物客や映画鑑賞の客の一部が名鉄でアクセスしていると思われます。名鉄では駅の近くに郊外型の大型商業施設が立地しているケースが数例あり、私は降り鉄の際に有効利用しているつもりです(他に西尾線桜井駅、名古屋本線黒田駅など)。
「アピタ阿久比店」では、1階にある「マクドナルド」へと入り、夕食を済ませました。
 
 

 

 
夕食後、店の外に出るとかなり暗くなっていました。そして植大駅へと戻り、19時13分発の普通・内海行きに乗車しました。6800系2連で、後部車両の空いている後ろ向きクロスシートに座りました。大半の座席が埋まっていました。もう暗いので道中はスマホを操作して過ごし、3駅先の知多半田駅で下車しました(19:18着)。
 
 

 
知多半田駅では駅の外に出て、少しだけ散策しました。駅近くでは地域の夏祭りが行われていて、演歌の歌声がかなり遠くまで響いていました。そしてコンビニで買い出しをしてから駅近くのホテルにチェックインしました。このホテルは外国人客が多かったです。
部屋へ入ってからは少しだけテレビを観てからすぐに入浴しました。この日は相当疲れていて、入浴後はすぐに寝てしまいました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)