王子神谷駅【東京都】(東京メトロ南北線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都北区中央部の隅田川に近い住宅街の中にある東京メトロ南北線の駅で、かつて存在したJRの貨物線・北王子線(正式には東北本線貨物支線)の北王子駅跡が至近距離にある、
王子神谷駅(おうじかみやえき。Oji-kamiya Station)です。
 
 
駅名
王子神谷駅 (N 17)
 
所在地
東京都北区
 
乗車可能路線
東京メトロ:南北線
 
隣の駅
目黒方…………王子駅
赤羽岩淵方……志茂駅
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

目黒方にある1番出入口付近の様子です。
左右に通る道路は国道122号(北本通り)で、この地下に南北線が通っていて王子神谷駅もあります。
また、写真奥(西側)は製紙工場跡で、再開発によりUR都市機構王子五丁目団地などへと生まれ変わりました。
そして王子五丁目団地の西側には北王子線(貨物線)の北王子駅がありましたが、既に廃止となり跡地はマンションに転用されました。
地下の改札階とは階段があり、ジョナサンの右側にはエレベーターがあります。
また、撮影地点の背後には2番出入口がありますが、階段のみの設置です。
 
 

こちらは赤羽岩淵方にある3番出入口です。歩道に出入口が存在し、簡素な造りです。右側の道路は北本通りです。
尚、3番出入口の北東側には神谷堀公園があり、その地下に車両基地・王子検車区があります。
 
 

3番出入口より東を望む。この道路は「神谷橋庚申通り」で、小規模な商店街が形成されています。
 
 

改札口の様子です。改札口はこの1ヶ所です。
交通系ICカード『PASMO』対応の自動改札機が並んでおり、いちばん左側の通路は有人改札を兼ねています。
改札口の左側には自動券売機が設置されています。トイレは改札内にあります。
 
 

浦和美園方面ホームの側壁にある駅名標です。
東京メトロ仕様のデザインで、下部は南北線のラインカラーとなっています。
また駅ナンバリング表示もあります(N17)。
 
 

王子神谷駅は南北線では珍しく相対式ホーム2面2線の構造の地下駅で、現時点では6両対応です。
フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。ホーム上にはベンチが設置されています。
改札階とは階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
写真は目黒方を望む。
 
 

ホーム端のドアにある窓より目黒方を望む。ホームを8両分まで延伸できるスペースが確保されています。
先日に南北線列車の8両化が発表されたので、この部分も正式にホームになる予定です。
この先、北本通りの地下を南下し、市街地にあり京浜東北線や都電荒川線との乗換駅である王子駅へと至ります。

 
一方、赤羽岩淵方は王子検車区への出入庫線が分岐した後、北本通りの地下を北に走り、志茂駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が王子神谷駅で下車したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前は、西側一帯の製紙工場跡や北王子駅跡には高層の集合住宅が建ち並んでいました。一方、東側一帯は一戸建て住宅が多く、二面性が見られる住宅街でした。人通りはさほど多くはありませんでした。
 
新宿駅からですと山手線外回りに乗り、駒込駅で東京メトロ南北線に乗り換えて当駅下車です。他にも中央線系統の四ツ谷駅、市ケ谷駅、飯田橋駅でも南北線に乗換可能です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、3番線から発車する京浜東北線に乗り換えて王子駅で下車します。さらに東京メトロ南北線に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニは複数あるものの気軽に入れる飲食店は吉野家、ジョナサンくらいで少ないです。他に藍屋もありますが、1人の場合は入りづらいかもしれません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東京メトロ南北線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は王子神谷駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)