大岡山駅【東京都】(東急目黒線、大井町線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都大田区北西端の住宅街の中にある駅で、
東急目黒線と大井町線の接続駅で多くの乗降客や乗換客で賑わう駅、
大岡山駅 (おおおかやまえき。Ookayama Station) です。


駅名
大岡山駅 (目黒線…MG 06、大井町線…OM 08)


所在地
東京都大田区


乗車可能路線
東急電鉄:目黒線大井町線


隣の駅
東急目黒線
目黒方……洗足駅
日吉方……奥沢駅

 

東急大井町線
大井町方……北千束駅
溝の口方……緑が丘駅

 

訪問・撮影時
2018年8月

 

 

大岡山駅の中央口です。大岡山駅は地下駅で、その真上、地上部に駅舎(駅ビル)があります。
駅ビルは東急病院がメインで、1階の約半分と2階~5階が東急病院となっています。駅舎機能は1階に集約されています。
尚、東急病院は日本初の駅上病院で、コイルばねを使用して振動防止がなされています。
また、駅前には駅前広場、ロータリーが整備されています。

 

 

駅前(西側)の様子です。周辺は住宅街で、商店も多いです。
逆行で見づらいですが、駅舎正面(写真右側)の線路上には東急ストア(スーパー)があります。
そして道路を挟んだ左側(南西側)や東急ストアの右側(西側)には東京工業大学大岡山キャンパスが広がっています。
尚、東急ストアの手前が大田区、東急ストアの場所が目黒区で、東京工業大学大岡山キャンパスは目黒区と大田区に跨っています。

 

 

駅前(北側)の様子です。駅前を南北に結ぶ狭い道路沿いに商店街が形成されています。
駅から南側や東側に延びる道路沿いにも商店が見られます。

 

 

中央改札の様子です。
交通系ICカード『PASMO』対応の自動改札機が設置されていて、その左側にはカウンター形式の有人改札口があります。
手前左側には自動券売機が、手前右側にはコンビニの「ナチュラルローソン+toks」があります。
トイレは改札内にあります。

 

 

こちらは東口です。中央口の北東寄り、駅ビルの北側に設置されています。
駅員無配置で、自動券売機と自動改札機、そしてインターホンが設置されています。

 

 

東口より東側を望む。右側が駅ビルで、東急病院の入口があります。
こちら側は商店も見られず、閑静な住宅街です。起伏の大きい地形となっています。
少し歩くと下り坂になり、右手には地上に顔を出した目黒線が見られます。

 

 

目黒線の駅名標です。東急標準のデザインで、目黒線のラインカラーでまとめられています。
駅ナンバリングも併記されています(MG05)。ちなみに「MG」は目黒線(MeGuro Line)の「M」と「G」です。

 

 

こちらは大井町線の駅名標です。大井町線のラインカラーとなっています。
駅ナンバリングは「OM08」です。ちなみに「OM」は大井町線(OiMadhi Line)の「O」と「M」です。

 

 


大岡山駅は島式ホーム2面4線の地下駅(半地下駅)で、外側の目黒線ホームにはホームドアが設置されていますが、大井町線ホームは柵のみです。
左側から1番線(目黒線日吉方面)、2番線(大井町線溝の口方面)、3番線(大井町線大井町方面)、4番線(目黒線目黒方面)の順で、同一ホームで目黒線と大井町線が乗換できます。
全番線ともホーム有効長は8両分です。しかし、現状は目黒線が6両編成のみで手前6両分(目黒方)に停車していて、日吉方2両分はホームドアが設置されていません。将来の8連化時にその2両分にもホームドアが設置されると思われます。一方、大井町線は5両編成と7両編成が運用されていて、溝の口方1両分は使用されていません。
写真手前側(ホーム東端)には中央改札、東改札への階段、エスカレーター、エレベーターがあり、写真奥(西端)には1、2番線ホームと3、4番線ホームを結ぶ階段があります(のりかえ専用階段。改札口にはつながっていません)。
写真は日吉方、溝の口方を望む。

 

 

目黒方、大井町方を望む。ホーム端に前述の改札階との階段、エスカレーター、エレベーターがあります。
この先、写真に写っていない目黒線はすぐに地上へ出て、下り線は地下を走る大井町線をオーバークロスします。そしてすぐに地下区間になり、洗足駅へと至ります。
一方、写真に写っている大井町線は右へカーブしながら住宅街の地下を南東に走り、地上へ出てしばらくすると北千束駅へと至ります。

 

 

日吉方、溝の口方を望む。駅のすぐ先で地上へ出ます。
左端の線路と右端線路の右側の線路(写っていませんが…)が目黒線で、S字カーブしている2線が大井町線です。両線の渡り線があります。
この先、目黒線はほぼ直進で住宅街を西南西へと走り、留置線が併設されている奥沢駅へと至ります。
一方、大井町線は右へカーブした後に目黒線上り線をオーバークロスして、すぐに緑が丘駅へと至ります。

 


あとがき
私が大岡山駅で下車したのは2018年の一度きりです。何度も通過利用した事はあるのですが…。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。

意外と駅前の道路が全て狭かった事に驚きました。狭い通り沿いには小さなビルや商店が密集していて、また地形的に起伏が大きいのが印象的でした。主要駅だけに駅前の人通りは多かったですね。

新宿からですと山手線で目黒駅へと移動し、目黒駅で東急目黒線の日吉方面の急行または各駅停車に乗り、当駅下車です。一部の各駅停車は手前の武蔵小山駅で急行を待避します(この場合は後続の急行が大岡山に先着)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。山手線に乗り換えて目黒駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。または品川駅で京浜東北線に乗り換えて大井町駅まで行き、東急大井町線の急行または各駅停車に乗り当駅下車です。一部の各駅停車は手前の旗の台駅で急行を待避します(この場合は後続の急行が大岡山に先着)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニがあり、駅前にチェーン店を含む飲食店が複数あります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。

大阪からの到達難易度もそう高くありません。東急目黒線または東急大井町線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は大岡山駅でも駅の外に出られてみて下さい!


(参考:Google地図、Wikipedia)