北千束駅【東京都】(東急大井町線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都大田区北西端の、目黒区・品川区との境界にほど近い住宅街に位置する東急大井町線の駅で、大井町線における洗足池、洗足池公園への最寄駅である
北千束駅 (きたせんぞくえき。Kita-senzoku Station) です。
 
 
駅名
北千束駅 (OM 07)
 
所在地
東京都大田区
 
乗車可能路線
東急電鉄:大井町線  
 
隣の駅
大井町方……旗の台駅 
溝の口方……大岡山駅  
 
訪問・撮影時
2019年12月
 
 

北千束駅は地平駅なのですが、斜面に立地している関係で西側(溝の口方)の一部が高架になっています。
その高架下に駅舎があり、駅西側を南北に通る道路のガード北側に面して唯一の出入口が設置されています。
尚、北千束駅には駅前広場が整備されていません。駅前に路線バスは乗り入れていません。
ちなみに最寄りのバス停留所は駅の東約350m、環七通り沿いに設けられています。
 
 

駅前(北側)の様子です。北を望む。
後方に大井町線のガードがあり、右後方に北千束駅の出入口があります。
駅周辺には住宅街が広がっています。商店は少ないです。駅北側には特に有名なランドマークはありません。
ちなみに駅前通りを道なりに北へ約500m歩くと、環七通りの先に目黒線の洗足駅があります。洗足駅は目黒区にあります。
 
 

駅前(南側)の様子です。南を望む。
後方に大井町線のガードがあり、その反対側(左後方の位置)に北千束駅の出入口があります。
こちらも周辺は住宅街になっています。商店は少ないです。右側には大田区立赤松小学校があります。
約500m南には貸しボート(有料)にも乗れる洗足池や、都内有数の桜の名所として知られる洗足池公園があります。
洗足池のさらに南側には池上線の洗足池駅があります(北千束駅から約950m)。
 
 

改札の様子です。南東を望む。後方に出入口があります。左が北側、右が南側です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり、そのうち一番右は広幅通路(ワイド改札口)です。
左端の通路沿いには窓口が設けれられていて、有人通路を兼ねています。
また、駅員不在時に対応するため、インターホンが改札内外に設置されています。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして改札内コンコースと2階ホームとの間には階段、エレベーターが設置されています。
尚、北千束駅構内に売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式と思われます。
東急の標準デザインで、大井町線のラインカラー(橙色)が使用されています。
駅ナンバリングも併記されています (OM 07)。
下部にはフェンスに掛けられている時刻表および路線図があります。
 
 

北千束駅は島式ホーム1面2線の地平構造(溝の口方(写真奥)の一部は高架構造)で、東南東方向~西北西方向にホームが延びています。
左(南)が1番線で下り二子玉川方面・溝の口方面、右(北)が2番線で上り大井町方面です。
ホーム有効長は5両分で、ホームドアが設置されています。
幅は大井町方(手前側)~中央部こそ一定の広さが保たれていますが、特に溝の口方の端は幅が狭いです。
上屋は概ね中央の3両分のみに設置されています。木製の古いものが使用され続けています。
両端各1両と溝の口側2両目の一部は雨ざらしとなりますので、雨天時に当駅で下車される際は注意が必要です。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷水器が設置されています。
写真は溝の口方を望む。
 
 

大井町方を望む。すぐ先に踏切があります。
この先、住宅街の中を一旦地平を走った後、高架区間になり左へカーブしつつ環七通りをオーバーパスした直後に品川区に入ります。その後は中原街道もオーバーパスして右へカーブすると池上線との乗換駅である旗の台駅へと至ります。
 
 

二子玉川方・溝の口方を望む。
この先、住宅街の中を高架区間で西北西へ走りますが、すぐに下り勾配になり地下トンネルへと入ります。その後は左へカーブして地上を右から接近する目黒線の下り線をくぐって目黒線の上下線間を走るようになるとります。同時に下り勾配となり、目黒線も地下区間になると東急病院地下にある大岡山駅へと至ります。ホーム中ほどに目黒区と大田区の境界があります(大岡山駅は大田区に所在)。
 
 
あとがき
私が北千束駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。結構レトロな雰囲気だった事に驚きました。また、駅前も閑静な雰囲気で、どこかローカルな空気が漂っていました。
 
新宿からですと新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線~東急東横線直通列車に乗り、自由が丘駅で下車します。そして東急大井町線の大井町行き各駅停車に乗り換えて当駅下車です(急行は通過します)。または新宿駅から山手線で渋谷駅まで行き、東急東横線に乗り換えるルート、目黒駅から目黒線~大岡山経由、五反田駅から池上線~旗の台経由でも到達できます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅まで行き、京浜東北線南行に乗り換えて大井町駅で下車します。そして東急大井町線の各停・溝の口行き(種別色は青でも緑でもOK)に乗り継いで当駅下車です。急行に乗ってしまった場合は旗の台駅で下車し、待避中または後続の各停に乗り換えればOKです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅北側にコンビニ「ナチュラルローソン」があり、スーパーは駅北側に「まいばすけっと」があります。一方、駅前に気軽に入れる飲食店は皆無に等しいです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東急大井町線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は北千束駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東急電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)