御影駅【兵庫県】(阪神本線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、兵庫県東灘区にある阪神電気鉄道本線の主要駅で、急カーブ地点にホームのある
御影駅 (みかげえき。Mikage Station) です。

 

 

駅名   

御影駅 (HS 25)  

  

所在地  

兵庫県神戸市東灘区  

  

乗車可能路線   

阪神電気鉄道:本線  

  

隣の駅  

大阪梅田方……住吉駅    

元町方…………石屋川駅  

  

乗換可能駅  

六甲山観光:六甲ケーブル線……六甲ケーブル下駅まで神戸市バス16系統で約30分     

  

訪問・撮影時   

2017年10月  

  

  

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御影駅北口にて。御影駅は高架駅で、駅舎は高架下にあります。

 

 

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北口駅前の様子です。駅前にはバスターミナルがあります。六甲ケーブル方面へのバスも発着しています。
左側に見えるのが超高層住宅「御影タワーレジデンス」で、その手前に商業施設「御影クラッセ」があります。
「御影クラッセ」は阪急オアシスが核店舗で、かつての核店舗だった「阪神(百貨店)・御影」や飲食店なども入居しています。
尚、阪急神戸線御影駅は北へ約1.2kmの高台にあり、離れています。

 

 

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こちらは南口です。駅名板の周囲は御影だけに御影石でしょうか?
尚、東側の高架下にはアイス最中で有名な「大西商店」があり、西側高架下には昭和初期に建設された当初のスクラッチスタイルの腰壁が残る「御影マーケット」があり、今も一部店舗が営業しています。
また、西側の高架下には長大な市場である御影市場「旨水館」もあり、パンの老舗「マスヤ」をはじめ名店が多いそうです。
さらに、当駅の高架下には「沢の井」という井戸が保存され、噴水も設けられています。かつては飲用可能でしたが、阪神・淡路大震災の影響で飲用不可になりました。
(引用:Wikipedia)

 

 

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こちらが「旨水館」です。

 

 

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こちらが「沢の井」です。

 

 

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南口駅前の様子です。南口側も古くから市街地化されています。
南口側には日本を代表する酒どころ、灘五郷のうちの御影郷があり、有名な酒蔵も複数あります。
また、写真の駅前広場は「バレンタイン広場」と名付けられていて、当駅近くに本店のある洋菓子店「モロゾフ」が1936年にバレンタインデーにチョコレートを贈る事を促した広告を出した事を理由として、当地をバレンタインデー発祥の地とみなす説に基づいて設置されました。
(引用:Wikipedia)

 

 

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改札口の様子です。
ICカード対応の自動改札機が並んでいて、左側には有人改札口を兼ねた窓口があります。
自動券売機は手前左側にあります。トイレは改札内にあります。

 

 

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駅名標です。
阪神なんば線全通に際して更新されたタイプをベースに、駅ナンバリングが追加されています(HS25)。

 

 

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御影駅は島式ホーム2面4線の高架駅で、ホームは大きくカーブしています。写真も傾いてしまいましたw
右から1番線~4番線の順で、梅田方面の優等列車は1番線、待避列車は2番線、三宮方面の優等列車は3番線、待避列車は4番線に発着し、上下線ともカーブの外側が主本線という変則的な配線です。また、写真でも分かるように2番線の手前方(梅田方)1両分は柵が設置され、6両編成が停車できなくなりました。
尚、カーブがきついホームゆえに、列車とホームの隙間が広くなる場所が発生し、乗降には注意が必要です。
そして、当駅は直通特急の停車駅ですが、格下の快速急行は通過します。魚崎駅より乗降人員が少ない事、ホームのカーブが原因で車体の長い近鉄車が停車すると隙間が大きくなり過ぎて乗降の危険度が増す事、車体も編成長も長い近鉄車が停車するとホームからはみ出してしまう事、などが理由だそうです。しかしながら急カーブゆえに快速急行は低速で当駅を通過します。近鉄車が通過できるためにホームの一部が削られています。
写真は元町方を望む。

 

 

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上り1番線の北側には貨物ホーム跡が残存しています。

 

 

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梅田方を望む。
高架区間が続きます。隣の住吉駅ホームを肉眼で確認可能です。

 

 

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元町方を望む。こちらも隣の石屋川駅を肉眼で望めます。右側には六甲山地を望めます。
こちらも高架区間が続きますが、留置線(御影留置線)が隣の石屋川駅手前まで伸びています。阪神が戦前に高速別線「第二阪神線」を建設する計画があり、御影~石屋川を複々線化する構想があったため複々線分のスペースの一部を留置線に転用したものです。

 

 

あとがき

私が阪神の御影駅で下車(乗車)したのは2002年と2017年の計2度です。2002年は六甲ケーブルの乗りつぶしの一環で、2017年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。以前の駅前は雑然とした印象でしたが、近年駅北側で再開発が行われ、商業施設「御影クラッセ」と超高層住宅(御影タワーレジデンス)ができました。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、在来線に乗り換えて大阪駅で下車します。そして南側地下に隣接する阪神電鉄の梅田駅より阪神本線の直通特急・(阪神)特急に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと梅田駅から阪神本線の直通特急または阪神特急に乗り当駅下車。大阪難波駅からは阪神なんば線の快速急行に乗り、魚崎駅で下車して後続の直通特急または阪神特急もしくは普通に乗り換えて当駅下車です。快速急行は前述の通り当駅に停車しませんのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニがあり、「御影クラッセ」や駅前通りにファストフード店を含む飲食店がありますが、手軽に済ませられる飲食店、気軽に入れる飲食店は少ないかもしれません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。

 

東京からの到達難易度はやや高いですが、阪神本線を乗り鉄の際はぜひ御影駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)