東海道本線・美濃赤坂支線(岐阜県大垣市。2011年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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美濃赤坂駅にて。313系300番台電車です。

  

今回は、岐阜県大垣市内、中心部の大垣駅と、旧中山道の宿場町や石灰石輸送の貨物列車で有名な美濃赤坂駅を結ぶ東海道本線の短距離支線、
美濃赤坂支線を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR東海:東海道本線(美濃赤坂支線)  大垣~美濃赤坂  5.0km   (※1)    
(※1)全線単線、直流1,500V電化。     
(※)支線のみの区間は南荒尾信号場~美濃赤坂駅の1.9km。残りの区間は複線の本線を走行。  

  

  

踏破達成時   2002年1月  
撮影時   2010年、2011年  

  

  

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大垣駅では主に切り欠き式の3番線を使用します。
跨線橋から少し離れているので余裕を持っての乗り換えをお勧めします。

  
  

大垣を発車すると本線上を神戸方へ約3km進みます。国道21号線をアンダーパスした後に上り本線と平面交差して右へ分かれ(南荒尾信号場)、間もなく荒尾に到着します。駅ホームも線形に合わせてカーブしています。
荒尾を発車すると住宅地を北上します。やがて側線が並走しはじめ、左側から山が迫ってくると西濃鉄道の市橋線へと続く貨物線が右へ、そして廃線となった昼飯(ひるい)線が左へと分岐します。その後は西濃鉄道の車庫や貨物駅を見ながらゆっくりと走り、終点の美濃赤坂に到着します。

  
  

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特急『しなの』の車内より南荒尾信号場を撮影。
右へ分岐するのが美濃赤坂支線、直進が下り本線、左へ分岐するのは垂井線(垂井駅経由)です。
築堤から下ってきた線路は上り本線です。

  

見えないですが、右手に赤坂支線の0kmポストが設置されています。

  
  

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荒尾駅にて。美濃赤坂支線唯一の途中駅で、単式ホーム1面1線です。

  
  

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荒尾を発車すると住宅地を北上します。

  

やがて側線が並走しはじめ、左側から山が迫ってくると西濃鉄道の市橋線へと続く貨物線が右へ、そして廃線となった昼飯(ひるい)線が左へと分岐します。

  
  

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昼飯線(廃線)が左側へ分岐します。

  

その後は西濃鉄道の車庫や貨物駅を見ながらゆっくりと走り、終点の美濃赤坂に到着します。

  
  

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美濃赤坂駅は単式ホーム1面1線の構造です。
写真左側(東側)には貨物ホームがあります。

  
  

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美濃赤坂駅にて終端方を望む。電車の通る線路は終端方で右側の機回し線とつながっています。
左側には駅舎があり、ここでレンタサイクルを貸し出しています(時間は要確認)。

  
  

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美濃赤坂駅にて。昔ながらの駅舎が現在も使用されています。
旧・赤坂宿へは北へ徒歩5分ほどです。

  

  

乗り鉄の注意点  

美濃赤坂支線では普通列車のみの運転で、名古屋からの下り始発電車を除きすべて大垣~美濃赤坂の支線内運転です。
概ね毎時1本程度の本数が確保されていますが、データイムは3時間以上間隔が開くこともあります。また、美濃赤坂駅での折り返し時間が平日最長13分、土休日最長17分と短いので注意が必要です。西濃鉄道をウォッチングされる場合は後続の電車を利用した方が無難です。

  

車両はデータイムを中心にセミクロスシートの313系3000番台が使用されています。

  

大垣からの所要時間は、荒尾まで4分、美濃赤坂まで7分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
大垣駅   JR東海:東海道本線東海道本線(旧・新垂井駅経由の下り本線)  
大垣駅   樽見鉄道:樽見線。養老鉄道:養老線 (桑名方面【揖斐線】揖斐方面)  
美濃赤坂駅   西濃鉄道:市橋線(貨物線)昼飯線(貨物線・2006年廃線)  
  
(参考:Wikipedia)