山陰本線(その6・米子~出雲市) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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米子駅にて。

 

支線を除く本線の営業キロが日本最長の路線で、京都市の京都駅と山口県下関市の幡生(はたぶ)駅を結ぶ、
山陰本線を数回にわたり紹介します。

 

第6回は、鳥取県から島根県に入り、電化区間の米子~出雲市間を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ   備考  
山陰本線  京都~幡生(676.0km)  軌間1,067mm。支線は含めず。   
  
  
今回紹介の区間   
路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:山陰本線   米子~出雲市  61.6km   (※1)単線・複線混在。直流1,500V電化。  
(※1)米子~安来、東松江~松江、玉造温泉~来待は複線区間。   
  
    
踏破達成時   2004年8月  
撮影時   2009年8月ほか  

  

  

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米子駅は頭端式、単式、島式それぞれのホームを持った3面6線の駅です。
米子駅は山陰の交通の要で、鳥取・島根の各方面への列車をはじめ、伯備線経由で岡山まで特急『やくも』が運転されています。
また、駅構内には車両基地も併設されています。

 

米子を発車するとすぐに市街地が途切れ、米子操車場を通過すると鳥取県から島根県に入ります。山がちな農村地帯を走り、やがて市街地が近づいて来ると安来に着きます。安来発車後は田園風景の中を走り、荒島を過ぎると右手に中海が望めます。中海と離れて内陸に入ると揖屋、松江市に入り海側に工場が見えてくると東松江、中海と宍道湖をつなぐ大橋川沿いを走って市街地に入り高架線になると島根県の代表駅である松江に到着します。


 

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松江駅にて。島式ホーム2面4線の高架駅で、すべての列車が停車します。
松江の中心市街地は駅の北側、大橋川の宍道湖と中海をつなぐ大橋川の向こう側にあります。

 

松江を発車後も市街地を走ります。高架から地平に下りると乃木、宍道湖畔を走り温泉街が近くにある玉造温泉に着きます。


 

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乃木~玉造温泉にて。見づらいですが、宍道湖に沿って走ります。

 

玉造温泉を発車後は宍道湖と山に挟まれた所を走り来待、そして町並みが見えてくると木次線が分岐する宍道駅に着きます。

 

宍道からは田園と丘陵の間を走り、荘原を過ぎると平地を走って直江、そして斐伊川を渡ると右側から一畑電車北松江線が寄り添い、やがて高架線になり市街地に入り出雲市駅に到着します。


 

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出雲市駅も島式ホーム2面4線の高架駅で、岡山からの特急『やくも』は当駅止まりです。


 

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出雲市駅の北口です。駅舎は出雲大社をイメージしています。
出雲大社へは、かつては大社線が延びていましたが廃止になり、現在はバス利用または電鉄出雲市駅から一畑電車北松江線を利用、川跡駅で大社線に乗り継いで出雲大社前駅まで行けます。

  

(つづく)  

  

  
乗り鉄の注意点  

特急列車は『スーパーまつかぜ』と『スーパーおき』が合わせて7往復運転されています。
また、伯備線経由で岡山から『やくも』が15往復と東京から『サンライズ出雲』が1往復乗り入れてきます。

 

普通列車については平日朝に上り1本が設定されている快速『通勤ライナー』以外はすべて各駅停車です。
概ね1時間に1本の運転で、ラッシュ時は若干運転間隔が詰まります。
また、朝夕を中心に米子~松江、松江~宍道間に区間列車が運転されています。

 

普通列車の車両は電化区間にもかかわらずキハ47形気動車と、新型のキハ121系、キハ126系気動車が中心で、115系電車が使用される列車は半数以下にとどまります。また、松江~宍道間の列車には木次線のキハ120形が乗り入れてきます。

 

米子~出雲市の所要時間は特急で50分前後、普通列車は概ね1時間~1時間半の間です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
米子駅   JR西日本:山陰本線(鳥取方面)境線、(伯備線列車)、米子電車軌道の廃線跡    
松江駅   一畑電車:北松江線 (松江しんじ湖温泉駅。路線バスで15~20分)  
宍道駅   JR西日本:木次線  
出雲市駅  JR西日本:山陰本線(下関方面)大社線の廃線跡  
出雲市駅  一畑電車(電鉄出雲市駅):北松江線、(大社線方面)  
  
(参考:Wikipedia)