境線(鳥取県米子市~境港市) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、鬼太郎列車で有名な、鳥取県西部の米子市と境港市を結ぶ境線を紹介します。
なお、駅名の()の中は、駅の愛称〔妖怪名〕です。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:境線  米子~境港  17.9km   全線単線、米子~後藤以外は非電化  
  
  
踏破達成時   2002年10月  
撮影時   2009年8月ほか  

  

  

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写真が見づらいですが、境線列車が発着する米子駅の0番線、1番線ホームは水木しげるワールド一色です(笑)。
駅名標や売店はねずみ男仕様になっていて、米子駅の愛称はねずみ男駅です。

 

米子駅を発車し、市街地をしばらく進むと山陰本線と分かれ左へカーブします。このカーブの途中に博労町駅(コロポックル駅)があります。カーブが終わると住宅街の中を進みます。


 

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富士見町駅(ざしきわらし駅)を発車して国道9号線をアンダーパスすると、右側に後藤総合車両所を見ながら後藤駅(どろたぼう駅)に着きます。後藤総合車両所への車両の入出場の為、当駅まで電化されていますが、境線の営業列車はすべて気動車です。
後藤駅を発車し、引き続き住宅街を進みますが、三本松口駅(そでひき小僧駅)を過ぎると沿線は民家と田畑が混在した風景になります。


 

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河崎口駅を過ぎると田畑の中を進み、弓ヶ浜駅(あずきあらい駅)に到着しますが、駅から弓ヶ浜までは北東へ約1kmぐらいの距離があります。
弓ヶ浜発車後も田畑の中を進みますが、左手に倉庫や工場が見えてくると和田浜駅(つちころび駅)で、その後も工場などが点在する風景の中を走り、御崎口駅から駅名が改称された大篠津町駅(砂かけばばあ駅)に着きます。

 

大篠津町駅を発車すると、かつてはまっすぐ進んでいたのですが、美保飛行場(米子鬼太郎空港)の滑走路拡張に伴って大きく東へ迂回することになり、右へ左へカーブします。


 

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迂回区間が終了する地点に米子空港駅(べとべとさん駅)があり、米子空港ターミナルビルまで約5分で行けます。

 

米子空港駅発車後は住宅地と田畑の境目を走り、中浜駅(牛鬼駅)、高松町駅(すねこすり駅)と進みます。


 

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余子駅(こなきじじい駅)を過ぎると林の中を進みます。向こうの山は島根県美保関です。

 

次の上道駅(一反木綿駅)を発車すると新興住宅地の中を走り、馬場崎町駅(キジムナー駅)付近から民家の密集する住宅街を進み、終着駅の境港(鬼太郎駅)に到着します。


 

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境港駅は頭端式ホーム1面2線で、ホームの幅は狭いです。


 

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境港駅の愛称は鬼太郎駅です。
境線の駅には、通常の駅名標の他に、鬼太郎バージョンの駅名標も設置されています。


 

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境駅の駅舎は灯台をモチーフにしたデザインです。
駅舎手前には妖怪のモニュメントが置かれています。

  

  
乗り鉄の注意点  

境線の列車はすべて米子~境港の全区間運転で、データイムは1時間に1本、朝と夕方以降は運転間隔が多少短くなります。

  

注意点は所要時間で、営業キロ17.9kmですが米子~境港で約45分を要してしまいます。以前は快速列車も運転されていましたが、現在は多客期のみの運転になっています。

  

  
のりかえ   

乗換駅   乗換路線  
米子駅   JR西日本:山陰本線 (鳥取方面松江方面)、(伯備線列車)  
(※) 戦前は米子駅で米子電車軌道と接続しており、現・富士見町~後藤で立体交差していました。     
      ⇒米子電車軌道の廃線跡探訪の記事はこちら     
  
(参考:Wikipedia)