![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/70/b3/j/o0550041214425081290.jpg?caw=800)
今回は、鳥取と東津山を結び、特急『スーパーはくと』や『スーパーいなば』も走る因美線を紹介します。
尚、今回は(津山駅・)東津山駅から順に紹介させて頂きます。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/f1/c2/p/o0640048014425081311.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR西日本:因美線 | 鳥取~東津山 | 70.8km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2002年3月 |
撮影時 | 2008年12月ほか |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/42/40/j/o0550041214425081328.jpg?caw=800)
津山から東津山までは全列車が姫新線に乗り入れます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ed/28/j/o0550041214425081341.jpg?caw=800)
東津山を発車すると左へカーブして姫新線と分かれます。都市郊外の風景の中を北東へ進みますが、中国自動車道をアンダーパスした後は次第にローカル風景に変わります。高野を過ぎると左へカーブして針路を北へ変え、丘陵地帯を進みます。そして加茂川を渡ると美作滝尾に着きます。美作滝尾から先は山が迫ってきて、加茂川の谷間を走ります。三浦を過ぎてしばらくすると谷間が少し開けてきて美作加茂に到着します。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/f4/9b/j/o0550041214425081363.jpg?caw=800)
美作加茂を発車後しばらくは市街地を走りますが、次第に民家も減り、徐々に山深くなってきます。秘境駅として有名な知和を過ぎると加茂川を渡り、短いトンネルを2つ抜けて再び加茂川を渡ると岡山県内最後の駅である美作河井に着きます。美作河井駅を出るとさらに山深くなり、短いトンネルを1つ抜けた後、全長3,077mの物見トンネルに入ります。トンネル内で岡山県から鳥取県に変わり、トンネルを抜けて土師川の谷間のローカル風景の中を走り那岐に到着します。那岐から先も谷間を下りながら走り、土師を過ぎてしばらくすると右側から智頭急行智頭線が合流し、市街地が見えてくると智頭に着きます。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/5a/78/j/o0550041214425081386.jpg?caw=800)
写真はJRの駅舎です。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/73/ed/j/o0550041214425081401.jpg?caw=800)
智頭以北は特急『スーパーはくと』や『スーパーいなば』も走るのですが、この付近は線形が悪いです。因幡社辺りから谷間が広くなり、千代川を渡り市街地を見ながら進み用瀬に着きます。用瀬からは鷹狩を経て国英までは崖沿いを走る区間もあります。国英を発車するとトンネルを抜け山間部を走り、平地に出て右カーブすると河原で、その後は田園風景の中を走り、左へカーブして八東川を渡ります。右側(東側)には若桜鉄道若桜線の鉄橋が見えます。田園地帯を走りますが、市街地に入って右手から前述の若桜鉄道若桜線が合流すると郡家に到着します。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/6f/54/j/o0550041214425081409.jpg?caw=800)
郡家を発車すると、車窓は田園風景に戻ります。東郡家からは丘陵地帯を走りますが、沿線にはニュータウンや工場などがあります。津ノ井を過ぎると徐々に住宅街に入り、袋川を渡ると高架区間になります。やがて左へカーブして山陰本線と合流し、鳥取県鳥取市の代表駅である鳥取駅に到着します。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/d3/8f/j/o0550041214425081430.jpg?caw=800)
特急『スーパーはくと』はさらに山陰本線を西へ、倉吉までの運転です。
特急列車は、京都~倉吉の『スーパーはくと』が7往復、岡山~鳥取の『スーパーいなば』が6往復で、いずれも智頭急行線を経由して因美線内は智頭~鳥取間を走ります。途中、郡家にのみ停車します。
一方、普通列車ですが、朝の1本を除き、東津山~智頭と智頭~鳥取で系統が分割されています。
まず東津山~智頭間は1日7往復と極端に少ないです。全列車、東津山から姫新線に乗り入れ津山まで運転されます。他に津山~美作加茂の区間運転列車が3往復、鳥取県側の那岐~智頭の区間運転列車が2往復(那岐発の1本のみ鳥取へ直通)あります。
智頭~鳥取では、上り(鳥取方面)が11本、下り(智頭方面)が13本と変則的な運転で、概ね1~3時間に1本の割合です。中には智頭急行と直通運転する列車もあります。
また、郡家~鳥取では若桜鉄道線の列車も7往復乗り入れてきて、本数が増えます。結果、郡家~鳥取の普通列車は、JRの他に智頭急行と若桜鉄道の車両も使用されています。
また、郡家~鳥取では若桜鉄道線の列車も7往復乗り入れてきて、本数が増えます。結果、郡家~鳥取の普通列車は、JRの他に智頭急行と若桜鉄道の車両も使用されています。
普通列車の所要時間は、津山~東津山~智頭で70分程度、智頭~鳥取は50分前後です。
乗換駅 | 乗換路線 |
(津山駅) | JR西日本:津山線(岡山方面)、姫新線(新見方面) |
東津山駅 | JR西日本:姫新線(姫路方面) |
智頭駅 | 智頭急行:智頭線【直通運転あり】 |
郡家駅 | 若桜鉄道:若桜線【直通運転あり】 |
鳥取駅 | JR西日本:山陰本線(豊岡方面、米子方面) |
鳥取駅 | 砂丘リフト (砂丘センター駅まで路線バスで20分) |
(参考:Wikipedia)