阪神神戸高速線(高速神戸～西代)

今回は、元・神戸高速鉄道東西線で、阪神と山陽の(高速神戸～新開地は阪急も)電車が乗り入れる
阪神電気鉄道神戸高速線(高速神戸～西代)間を紹介します。

なお、2010年９月までは神戸高速鉄道東西線として案内されていました。

(Yahoo!地図を使用)  

路線名	区間・営業キロ	備考
阪神電気鉄道：神戸高速線	元町～西代(5.0km)	軌間1,435mm

  

今回紹介の区間   

路線名	区間	営業キロ	備考
阪神電気鉄道：神戸高速線	高速神戸～西代	3.5km	全線複線。直流1,500V電化

  

  

踏破達成時・撮影時	1999年1月
撮影時	2009年、2010年ほか

以下は2010年９月までの情報です  

路線名	区間・営業キロ	備考
神戸高速鉄道：東西線	西代～三宮<阪急>(5.7km)、高速神戸～元町(1.5km)	(※1)

(※1)軌間1,435mm。       

今回紹介の区間  

路線名	区間	営業キロ	備考
神戸高速鉄道：東西線(山陽方面)	高速神戸～西代	3.5km	全線複線。直流1,500V電化

今回紹介する高速神戸駅～西代駅は全線地下線です。高速神戸駅の改札も地下にあります。
高速神戸駅からJR神戸駅、ハーバーランド駅へは地下街を通って行く事ができます。

高速神戸駅は方向別の島式ホーム２面４線です。ホーム北側の線路は阪急方面の電車、ホーム南側の線路は阪神方面の電車が使用します。

高速神戸駅を発車すると１分で次の新開地駅に到着します。
高速神戸～新開地の線路の上層階には地下街『メトロこうべ』があり、駅ホーム部分は商店街、駅間は古書街、卓球場、ゲームセンターがあります。

新開地駅は島式ホーム２面３線で、中線では主に阪急の特急が折り返しに使用します。
また、中線は両側にホームがあります。
この駅では南北線(神戸電鉄直通)に乗り換え可能です。

新開地発車後も地下を進みます。大開駅は1995年の阪神・淡路大震災で被災し、駅施設が崩壊しましたが、現在は復旧し、きれいな駅になりました。大開を過ぎて右へ左へカーブして高速長田駅に到着します。神戸市営地下鉄西神・山手線(長田駅)と乗り換え可能です。

高速長田駅から地上に出ました。長田区の中心地です。長田神社の鳥居が目立ちます。

高速長田を発車すると、震災前は西代到着前に地上に出ていましたが、震災後の復旧時にに地下化されました(地下化自体は震災前の計画で、震災までにかなり工事が進んでいました)。そして地下の西代駅に到着します(赤文字の直通特急は通過)。

西代駅は相対式ホーム２面２線で、会社境界の駅でありながら中間駅そのものといった感じです。
ホーム有効長は６連対応ですが、８連対応にできるスペースはあります。

西代駅は山陽電気鉄道の管理駅です。神戸高速鉄道と他社の境界駅はすべて他社の管理駅です。
また、西代駅近くには山陽電気鉄道の本社があります。

乗り鉄の注意点  

データイムの運行形態は、阪神～山陽の直通特急が４本／時、阪神からの須磨浦公園直通の特急が２本／時、山陽からの阪急三宮直通の普通車が２本／時で、直通特急の内２本／時が大開と西代を通過します。また、高速神戸～新開地間は、阪急からの特急が６本／時運転されています。
ちなみに直通特急は阪神と山陽の車両、山陽からの普通は山陽の3000系列と5000系、阪急特急、阪神特急はそれぞれ阪急と阪神の車両で運転されています。

当路線は2010より阪神の運営になりましたが、運賃については神戸高速鉄道時代のままで、阪神各線と阪神神戸高速線及び旧・神戸高速鉄道の各駅を跨って利用する場合は合算となってしまうので注意が必要です。

意外なのは、神戸高速線内に限っては運賃が安く、初乗りが120円で、最長距離となる西代～阪急三宮でも150円です。しかし、他社線とまたがっての利用は運賃が合算になるので割高に感じてしまいます。

のりかえ  

乗換駅	乗換路線
高速神戸駅	阪神電気鉄道：神戸高速線(元町方面)、阪急電鉄：神戸高速線(花隈方面)
高速神戸駅	神戸市営地下鉄(ハーバーランド駅)：海岸線
高速神戸駅	JR西日本(神戸駅)：東海道本線【JR神戸線】(大阪方面)   JR西日本(神戸駅)：山陽本線【JR神戸線】(姫路方面)
新開地駅	神戸電鉄：神戸高速線 (有馬線方面)
高速長田駅	神戸市営地下鉄(長田駅)：西神・山手線
西代駅	山陽電気鉄道：本線(直通運転)

  

(参考：Wikipedia)