今回は「花東野球花巻東高校」について書いて
みたいと思います。

花東とは2年前のセンバツで、雄星を擁し
て準優勝した花巻東
花巻東高校のことです。



私の地元岩手県では、今では高校野球
においてはトップクラスのチームです
きらきらきら~♪

2年前は雄星を軸に、全国制覇を目指し
ましたが残念ながらその夢は叶いません
でした
ほろり


しかし、このチームのすごいところは
日本一当たり前のことを当たり前に
やることを徹底しようとしてきたところ。

そして、野球の実力も全国の強豪と
肩を並べるほどになったわけです。



確かに、2年前は雄星という超高校級
左腕の存在は大きかったと思います。

でも、野球は一人のスターが存在する
だけで勝てるほど甘いものではありません。

花東の躍進の一因として

「人間力育成」

が開花したということは認めざるを得ません。



現監督の佐々木監督が、

「我々は野球ロボットを養成している訳ではない」

「将来、社会に出て立派に責任を果たせる人間を育成する」


という考えを軸に愚直なまでに、選手
たちに当たり前のことを徹底させました。



「日本一の練習をする」

「日本一のあいさつをする」

「日本一の整理整頓をする」


「日本一の・・・・・・・・・・・・・・」。

野球以前に、一人の人間として、立派に
行動できる「人間力」を身に付けること。

それが、野球にも必ず生きる。

そう佐々木監督は考えたのだと思います。



当たり前のことを当たり前にやるって
非常に難しいことですよね。

疲れること、面倒なこと。

誰でもそう感じることを徹底的にやる
ことで、花東は強く生まれ変わって
いったのだと思います。


確かに子供たちの野球に子供らしさを
失わせるほどの徹底はどうかと思います。

しかし、花東野球は本質を追求している
という部分では非常に参考になります。



人間力が野球人としての能力を引き出し、
また社会で生きていく力となる・・・。

特に少年スポーツにおいては、そのスポ
ーツを楽しみ、その中でよき仲間を作り、
協力・助け合い・思いやりの精神を育む。

子供にとって、社会生活の入口とでもいう
べき少年スポーツでの活動。


その中で子供たちが、大人の偏った価値
観に影響されるのを放ってはおけないと
いう気持ちでこのブログを書いています。



このブログでも今までも再三のごとく書い
てきましたが、
偏った価値観を持たない
ためにも、
大人はやはり

「自分磨き
キラキラキラキラキラキラ

が必要です。



やってみると意外と楽しいものですよ、
自己成長につきあえるってことは笑1



ちなみに今日の明治神宮大会決勝で、
東北代表の光星学院が愛工大名電を
下して優勝しましたきらきらきら~♪

よって、来春のセンバツは東北の枠が
1つ増えることになり、花東の出場の
可能性が高くなりました笑1

今年の夏の帝京戦の悔しさをセンバツ
で晴らして欲しいです笑1

エース大谷の復活を期待したいですね野球ボール



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手塚さんは、この本の冒頭でコーチングの
三原則として、以下のように述べています。



「褒めず・教えず・助言せず」


それじゃあ、どうすればよいのか・・・




手塚さんは


「認めるだけでよい」


とおっしゃっています。


それでは「褒める」と「認める」の違いは
なんでしょうか




「褒める」とは、言う側に何らかの意図が
あり、どこかで見返りを期待していること。


例えば、自分の子供が野球する上では、
やはり将来は


高校で甲子園出場・・・笑1


大学では神宮で活躍・・・チカラコブ


そしてプロの道へ・・・きらきらきら~♪


でも、野球少年を持つ親の気持ちとして
は、ごく当たり前のこと。


私も同じです笑1




ただこれが親自身の利得が絡んでいる
場合・・・。


例えば、将来はプロになって親を楽させ
て欲しいとか、大人のいやらしさが見え
隠れしていると厄介です。


いろいろと手を替え品を替え、子供が
野球の興味を失わないように親はがん
ばってしまいます。


大してよいプレーでないことは、やってい
る子供本人が感じているにもかかわらず、
親は心にもなく褒めまくります。


挙句の果ては、子供をモノで釣ってまで
も、野球に引き止めようとしてしまうと、
もう目も当てられません。




そうなると、野球を他の欲求を満たす
道具にしか思わなくなることでしょう。


そして、そのうち野球への興味が薄れ、
心が離れていってしまうかも知れません。


褒められるのに慣れてしまった子供の
行く末を手塚さんは懸念しています。




でも「認める」となると全然状況が変わ
ってきます。


「認める」とは、大人の打算など一切なく
素直に子供の行為を受け入れることに
他なりません。


それをきっかけとして双方のコミュニケ
ーションが生まれ、信頼関係が築かれて
いくのだと思います。




否定したり、けなしたり、野次ったり・・・。


そこからは何も生まれません。


生まれるとすれば、子供の成長を止め
たり、野球を嫌いにさせるなど、


「マイナスの産物」


しかありません。




手塚さんは、素直に心から子供たち
のことを認め、受け入れる


「うなずきコーチング」


を奨励しています。


私も全く同感


子供を生かすも殺すもこれ次第
でしょうね。




また、次回もこの本について書きた
いと思います本

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これは私のブログの読者になって
いただいている

野球を教えない野球コーチ すがなみさん

野球を教えないコーチのアメブロameblo*


で紹介されていた本で、私も早速購入
して、今読んでいる真っ最中です本


ですが、非常に参考になることが書いて
あると本でしたので、私からも紹介します笑1




著者の手塚一志さんは、あの徳島・池田
高校のご出身です。

大学・大学院でコンディショニングを
学び、プロ野球のコンディショニング
コーチを歴任されました。


そして、現在ではスポーツ選手技術向上
をサポートする「モデルチェンジ・コンサル
タントとしてご活躍されています。



手塚さんの著書は結構以前から私も
読んでいまして、以下のような本もあ
ります。

バッティングが変わる!驚異のシンクロ打法―発見!タイミングの法則/手塚 一志
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魔球の正体/手塚 一志
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など、ユニークな視点から書かれた
本が多数あります本



で、今回の

「心に火をつけるkidコーチング」

で参考になった部分をご紹介します。


多数あるのですが、今回は「褒める」
と「認める」の違いについてです。



手塚さんは

「子供を褒めてはいけない」

と述べています。



「えっ

と驚く方もいるかと思います。

読み始めは、私もそう思いました。


でも読み進めていくと、このようなこと
が書かれています。



最初はよいけれども、そのうち褒めら
れることに慣れてしまい、次第にその
相手を軽く見る傾向が出てくるそうです。


そして、褒められる自分の方が立場が
上のような錯覚すら起こすかもしれない
とおっしゃっています。


あたかも自分は偉い存在だと勘違いを
してしまう・・・。

つまり、自分を見失ってしまいかねない
ということ・・・。

いわゆる「ほめ殺し」状態に陥ってしまう
ということですね汗




そういう褒められてばかりの環境で育った
子供は、そのうち大人になり厳しい社会に
身を置いたときにどうなるかというと・・・。


ほんのちょっと叱責されただけでも、自分
の全人格を否定されたかのように感じ、


「俺は優秀なのに周わりの人間は分かってくれない」


「俺が悪いんじゃなくて、周りの人間が悪いんだ」


「この社会の方針やシステムが悪いんだ」


・・・・。


こうなってしまうと危険ですよねんー



つまり、なんでもかんでも褒めるという
ことは、大人の捻じれた打算や意図が
裏にあるということ。


そして、そのうち子供はそれを見抜くよう
になると、手塚さんは書いています。




じゃあ、褒めるのがダメであれば、けな
した方がよいのでしょうか


当然NGですよね。


けなしたって、何の解決も成長もあり
ませんから・・・。


じゃあ、どうしたらよいのか・・・




手塚さんはこれに対し、こう本書で
述べています。

それではこの続きは次回また笑1


ペタしてね

私のブログの読者にもなっていただいて
いる「おやじ」さんのブログでの記事を
ご紹介します。

「おやじ」のブログ 「当たり前基準」

私も常日頃から子供たちには、野球以前
に大切なことがあることを説いてきました。



要するに、

「当たり前のことを当たり前にできること」

ですね。


まず社会における一人の人間として
必要なこと。

「おやじ」さんは、この当たり前基準に
ついて10箇条として挙げています。

指導者たるや、野球を教える以前に
これらを子供たちに徹底する必要が
あると思います。

もちろん率先垂範することは言うまで
もありません。



子供たちのプレーをなじる暇があったら、
こういうことを徹底して教えて欲しいもの
ですね。

たかが野球、されど野球。

だけど、たかが野球・・・。



プレーの良い悪いは一瞬のこと。

その試合、その場面での成功・失敗が
その子の将来に渡ってどれだけの影響
力を持つのでしょうか・・・

これからの長い人生において、そんな
ことは大したことではありません。



将来子供たちが社会において、立派に
その責任を果たせるような人間形成の
お手伝いをする。

それが目的ならば、野球そのものに
大きな意味はないのではと私は思い
ます。

指導者の方々には、自分の偏った
どうでもよい価値観などさっさと捨て
て欲しいものです。



【シュガーの今日のひと品】

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私のブログ読者になっていただいている
野球を教えない野球コーチのすがなみ
さんからの紹介で、購入しました。

次回のブログでこの本の内容について
ご紹介したいと思います。


この本も、少年野球指導においては
大変参考になると思います本



ペタしてね


MFTサマーキャンプが息子にとって
も私にとっても、自分を変える大きな
きっかけとなりました笑1

出会いというものは大切だなと改めて
実感しています。

そのお世話になった方たちのブログを
改めて紹介しますブログ



元東京ヤクルトスワローズスワローズ
大川章さん

アメブロでブログ開設されています。

マスターズブログameblo*



元読売巨人軍・横浜ベイスターズ巨人
駒田徳広さん

最近アメブロを開設されたようです。

満塁男の何でも言いますよameblo*

いずれもアメーバ・読者登録させて
いただいています笑1



そして、元読売巨人軍巨人
佐藤洋さん

きっかけ作り

私は佐藤さんに救われました。

佐藤さんからは少年指導者としての
あるべき姿を教わりました。

佐藤さんとの出会いがなければ、恐らく
今こうして少年野球の指導について
ブログなど書いていないと思います。

息子にしても、今ほどの上達はなかった
と思っています。



ブログ名通り、大きなきっかけを私に
与えていただきました。

そして、私が悩んでいる時は今でも時折
相談に乗っていただいています笑1



今こうして私が教えていただいたことを
ブログで書いているのも、みなさんへの
恩返しの一つと考えています。



少しでも多くの指導者の方に指導の本質
に気づいていただければと思い、これから
もブログを書いていきたいと思いますかお




ペタしてね
少年野球もいよいよシーズンオフ。

私が住んでいる地方は、冬は雪が積もり
グランドでの練習ができなくなります。

まさに子供たちにとっては我慢の時期イヤだ



どうしても息子には室内でも継続して
ボールを打たせたい・・・バット

その一心で、ネットで何かヒントになる
ものを探していたのが先シーズオフ前
のこと。

そうしたら、あるHPで簡単に手作りで
できる練習グッズが紹介されてあった
ので早速製作しました笑1

その名も

インドア用ティーバッティングゲージ


これを使って昨年のオフは、息子は
打ちまくりました☆塁球☆


ちなみにこれがそのゲージです。


これはコメリから洋服を掛けるパイプハンガー
を980円で購入。

そして、ネットはスポーツ用品店にオーダー
メードで注文ネット

ハンガーを組み立てて、ネットを張るだけ。


あとは、プラスチックバット野球バット



そして、新聞紙を丸めてガムテープで巻き、
ボールを作ります野球ボール


大・中・小といろいろなサイズのものを作ります。


大きいものは重量もあるため、しっかり
後ろ側の手(右打者は右手、左打者は
左手)で押し込む必要があります。


また、小さいものはボールをしっかり
ミートする練習にもなります。



ちなみにトスを上げる人は、ネットの
後ろ側から上げます。


いわゆる正面トスですね。


どうも横からのトスは実戦的では
ないので、私は必ず正面からの
ボールを打たせています。


ちなみに、こんな感じですね。


これは以下から入っていただければ
詳しいことが書かれています。


このHPは、その他参考になることが
たくさん紹介されています笑1

少年野球の練習方法

アイディアグッズ紹介


今オフも十分に活用したいと思っていますかお





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駒田さん編パート3です野球ボール


この本を読んで分かるのですが、
改めて駒田さんは勉強家という
か研究熱心というか・・・。


2000本安打を達成したのには
きちんとした理由があることに
気づかされますなるほど


我々素人が想像もできない世界で
しのぎを削り、試行錯誤の上、実績
を残してきた人の話は説得力十分なるほど!

キャンプは、私にとって多くの学びの
きっかけを与えてくれた大変有意義な
ものでした笑1



今回の駒田さんの話は、ストライク
ゾーンについてですホームベース

この本でも触れていましたが、正に
そのお話をしてくださいました。


駒田さんがストライクゾーンについて
こういうことをおっしゃっていました。


ストライクゾーンはルール上では
きっちり決められています。

でも、実際に目に見える枠が設けられて
いる訳ではないので、審判も人間だし、
微妙な判定が必ず出てきます。

だから人間のやる判定にいちいち
神経質になってはいけないと・・・。



これは、子供に対する指導者の無神経
な態度についても同じことだと私は思い
ます。

見逃し三振した子に、それだけで気持
ちが消極的だという一方的な理由を
つけて怒鳴り散らします。


子供たちは自信を持って見送った場合
と手が出なかった場合と2通りあると
思います。

バットを持って立っている子に、しかも
野球の中で一番楽しいバッティングを
しているのに

「打つ気がない」

で、その結果を片付けてしまおうとする
からおかしなことになると思うんですね。



結局審判が「ボール」の判定すれば、
おとがめなし。

どんなボールでも「ストライク」と審判
が判定して、それが三振であろうもの
なら怒鳴る・・・。

結局、結果論でしかものを言わない
わけなんですよ、子供たちにしかその
原因をもとめない指導者っていうのは。



横道にそれましたが、そして駒田さんは
ストライクゾーンには3つあるとおっしゃ
っていました。

いずれも審判からみての判断なのですが、

①「これは打たなきゃダメだろ」と判断
 したボール

②微妙なコースだけど「これくらいは
 挑戦してみろ」と判断したボール

③ピッチャーが打たれない安全地帯
 (外角低め)と判断したボール


つまり、ルール上で決められたガッチ
ガチのゾーンではなく、

「チャレンジせーよ


というのをストライクゾーンとするべき
だと・・・。


そういうバッターの積極性を促すような
ゾーンが望ましいしとおっしゃっていま
した。


それが、国際試合やメジャーでの審判
のスタイルのようです。



でも、我慢することが美徳な日本では、
ボール気味の投球に手を出すことを
良しとしません。


我慢して四球を選んで出る方が評価
されがちです。


だから、


「そこは高いから手出すな


「そこはボールだろうが


と積極性を評価しない指導者が多い
ように感じます。


これでは、子供たちの前向きな心を
封じ込めるだけで、持っているもの
を伸ばせません。


「うちのチームは打てない・・・」


なんて嘆いている指導者の方々。


普段子供たちにどのような声かけ
をしているかですよ。


少なくとも、打てないチームにして
いるのは、自分に原因があること
いうことに気づいて欲しいものです。



サマーキャンプ後に駒田さんの本
を購入したため、その時はピンと
こなかったことも多々ありました。


でも今それが


「このことだったのかヒラメキ!


と理解できるようになり、新たな
気づきで、私の脳はいっぱいに
なっています笑1



次回、今になって駒田さんの当時
の話が理解できた点についてさら
にご紹介します。


実は、キャンプの指導の際、息子が
お手本として参加者の前で駒田さん
からバッティングを褒められました笑1


その時は、只々感激で、勝手にウル
ウルほろりきてたのですが、今になって
どこを褒められたのか理解できました。



そのシーンを収めた映像と、駒田さん
が本で書かれていた理論をもとに次回
のブログを書いてみたいと思います。


ちなみ決して「息子自慢」ということでは
ありませんえへへ…

あくまでも「駒田理論」を映像を元にした
方が、実感が湧くのではという思いから
です。



ちなみに息子の映像は少し気恥ずか
しくも感じるので、次回だけはアメンバー
限定として公開させていただきますヨロ



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駒田さんは子供たちにこんなメッセージ
を残してくれました。

「野球ばっかりしちゃダメだよ」

と・・・。



駒田さん自身、子供の頃から野球以外
の遊びをたくさんやってきたそうです。

かけっこ、木のぼり、川遊び・・・。

もちろん野球もやっていたにせよ、あく
までも遊びの中の一つという感覚で、

「○○本素振り

「××本ノック

だとかいって、歯を食いしばって野球
をやってこなかったとおっしゃってい
ました。

本当に良い意味で好きなように、適当
にやっていたそうです笑1



同期の佐藤洋さん曰く、

「駒ちゃん(駒田さん)が言うように、
プロ野球選手の殆どは、子供の頃
から適当にやってきた人ばかりです」

「私もそうでしたから笑1

やはり、元プロ野球選手が言うのだから
説得力があります腕。



特に駒田さんは中学までは野球と並行
して水泳もやっていたそうです水泳

それが土台となる基礎体力やバランス
のよい筋肉作りに役立ったともおっしゃ
っていました腕。



また、駒田さんは同じスポーツばかりを
する弊害についても、このようにおっしゃ
っています。

あまりにも同じスポーツばかりやると、
早く
からその競技体形になってしまい、
高校
で伸びなくなる
と・・・。

要するに、早い段階でその競技に適した
筋肉の付き方になってしまうのは危険
だということです。

特に小学生の高学年は、一生でこの時期
にしか運動感覚を身に付けることができな
いといわれるゴールデンエイジですキラハート

よって、この時期はいろいろな身体の動き
や技術を身に付けるのには適しているの
だといいます。



だから駒田さんも

「子供の頃に著しく偏った競技体形」

になるリスクについて懸念されていました。



私も以前のブログで、大人が子供の
スポーツを

「競技スポーツ化」

してしまっていることへの疑問について
書いたことがありました。



歪んだ勝利至上主義からくる、子供たち
への肉体的、かつ精神的負担の強要。

これからの日本の将来を担う子供たち
への無知極まりない指導・・・。

これはある意味、犯罪に近いものがある
と私は思っています。


そういう意味では、子供たちが生まれて
初めて行うスポーツは、あくまでも

「生涯スポーツ」

の視点に立つことが必要ではないかと
思います。

即ち、そこで指導する大人は決して
焦らず、怒らず、そのスポーツの原点
である「楽しさ」を教えることなのです。

そうであれば、勝ち負けに一喜一憂
することもないでしょうし、子供たちに
無理な要求もしなくなることでしょう。


駒田さんは自分の体験と、自らの理論
に基づいて以上のような話をしていました。

この内容は駒田さんの本にも書かれて
いますので、まだの方は是非読んで
みてくださいね本

その他にも参考になることがたくさん
書かれています笑1



2011年MFTサマーキャンプにて



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元読売巨人軍/横浜ベイスターズ
駒田徳広さん巨人



駒田さんも昨年と今年のサマーキャンプ
でお世話になりました。


根っからの関西人というか、本当によく
しゃべる方でした笑1


そして、本当に野球が好きなんだなと
感じました。



現役時代はクレーマーだとか、一部
駒田さんを揶揄するような声もありました。


また、観客とけんかしているシーンなども
取り上げられ、あまりよいイメージを持って
いない方もいるのではないでしょうか



でも駒田さんは本当に心が真っ直ぐな
方で、真っ直ぐなゆえに誤解を受ける
部分もあったのではないかと思います。



今年は、埼玉の秩父のキャンプ地で講師
を務めた後、夜テレビの仕事のため東京
へ帰り、翌朝また戻って来られました。


本当に一生懸命な方でした笑1



夜の大人たち飲み会では、同じ関西の
大川さんとの漫才みたいな掛け合いや
プロ野球の暴露話なども面白かったです笑1



そんな駒田さんですが、お話の中で印象
に残る言葉がありましたので、ご紹介します。



子供たちに対し、駒田さんは


「みんなは野球がいつから上手くなったか分かる


「それは、野球を知った日からなんだよ」


つまり、この「野球を知った日」という
のは、試合を観たり、上手な選手を真似
てみたりして、自分で何かに


「気づいた瞬間」


または、何かを


「掴んだ瞬間」


ということだそうなのです。


これは少なくとも大人が


「ああしろ、こうしろ」


と、うるさく要求して実現するものでは
ありません。


つまり、裏を返せば大人は子供に気づ
かせるようなきっかけを作っていくことが
大切だということなのです。



自分で掴んだものしか身にならない・・・。


駒田さんは、子供たちだけでなく、大人
に対してもメッセージを贈っていただい
ていたように感じました。



駒田さんの印象に残るお話はまだあり
ますので、次回またご紹介します
笑1



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