駒田徳広―問いただす“間違いだらけ”の打撃指導 (名手に学ぶプロフェッショナル野球論)/駒田 徳広
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駒田さん編パート3です野球ボール


この本を読んで分かるのですが、
改めて駒田さんは勉強家という
か研究熱心というか・・・。


2000本安打を達成したのには
きちんとした理由があることに
気づかされますなるほど


我々素人が想像もできない世界で
しのぎを削り、試行錯誤の上、実績
を残してきた人の話は説得力十分なるほど!

キャンプは、私にとって多くの学びの
きっかけを与えてくれた大変有意義な
ものでした笑1



今回の駒田さんの話は、ストライク
ゾーンについてですホームベース

この本でも触れていましたが、正に
そのお話をしてくださいました。


駒田さんがストライクゾーンについて
こういうことをおっしゃっていました。


ストライクゾーンはルール上では
きっちり決められています。

でも、実際に目に見える枠が設けられて
いる訳ではないので、審判も人間だし、
微妙な判定が必ず出てきます。

だから人間のやる判定にいちいち
神経質になってはいけないと・・・。



これは、子供に対する指導者の無神経
な態度についても同じことだと私は思い
ます。

見逃し三振した子に、それだけで気持
ちが消極的だという一方的な理由を
つけて怒鳴り散らします。


子供たちは自信を持って見送った場合
と手が出なかった場合と2通りあると
思います。

バットを持って立っている子に、しかも
野球の中で一番楽しいバッティングを
しているのに

「打つ気がない」

で、その結果を片付けてしまおうとする
からおかしなことになると思うんですね。



結局審判が「ボール」の判定すれば、
おとがめなし。

どんなボールでも「ストライク」と審判
が判定して、それが三振であろうもの
なら怒鳴る・・・。

結局、結果論でしかものを言わない
わけなんですよ、子供たちにしかその
原因をもとめない指導者っていうのは。



横道にそれましたが、そして駒田さんは
ストライクゾーンには3つあるとおっしゃ
っていました。

いずれも審判からみての判断なのですが、

①「これは打たなきゃダメだろ」と判断
 したボール

②微妙なコースだけど「これくらいは
 挑戦してみろ」と判断したボール

③ピッチャーが打たれない安全地帯
 (外角低め)と判断したボール


つまり、ルール上で決められたガッチ
ガチのゾーンではなく、

「チャレンジせーよ


というのをストライクゾーンとするべき
だと・・・。


そういうバッターの積極性を促すような
ゾーンが望ましいしとおっしゃっていま
した。


それが、国際試合やメジャーでの審判
のスタイルのようです。



でも、我慢することが美徳な日本では、
ボール気味の投球に手を出すことを
良しとしません。


我慢して四球を選んで出る方が評価
されがちです。


だから、


「そこは高いから手出すな


「そこはボールだろうが


と積極性を評価しない指導者が多い
ように感じます。


これでは、子供たちの前向きな心を
封じ込めるだけで、持っているもの
を伸ばせません。


「うちのチームは打てない・・・」


なんて嘆いている指導者の方々。


普段子供たちにどのような声かけ
をしているかですよ。


少なくとも、打てないチームにして
いるのは、自分に原因があること
いうことに気づいて欲しいものです。



サマーキャンプ後に駒田さんの本
を購入したため、その時はピンと
こなかったことも多々ありました。


でも今それが


「このことだったのかヒラメキ!


と理解できるようになり、新たな
気づきで、私の脳はいっぱいに
なっています笑1



次回、今になって駒田さんの当時
の話が理解できた点についてさら
にご紹介します。


実は、キャンプの指導の際、息子が
お手本として参加者の前で駒田さん
からバッティングを褒められました笑1


その時は、只々感激で、勝手にウル
ウルほろりきてたのですが、今になって
どこを褒められたのか理解できました。



そのシーンを収めた映像と、駒田さん
が本で書かれていた理論をもとに次回
のブログを書いてみたいと思います。


ちなみ決して「息子自慢」ということでは
ありませんえへへ…

あくまでも「駒田理論」を映像を元にした
方が、実感が湧くのではという思いから
です。



ちなみに息子の映像は少し気恥ずか
しくも感じるので、次回だけはアメンバー
限定として公開させていただきますヨロ



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