心に火をつけるkidsコーチング 投手編/手塚 一志
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手塚さんは、この本の冒頭でコーチングの
三原則として、以下のように述べています。



「褒めず・教えず・助言せず」


それじゃあ、どうすればよいのか・・・




手塚さんは


「認めるだけでよい」


とおっしゃっています。


それでは「褒める」と「認める」の違いは
なんでしょうか




「褒める」とは、言う側に何らかの意図が
あり、どこかで見返りを期待していること。


例えば、自分の子供が野球する上では、
やはり将来は


高校で甲子園出場・・・笑1


大学では神宮で活躍・・・チカラコブ


そしてプロの道へ・・・きらきらきら~♪


でも、野球少年を持つ親の気持ちとして
は、ごく当たり前のこと。


私も同じです笑1




ただこれが親自身の利得が絡んでいる
場合・・・。


例えば、将来はプロになって親を楽させ
て欲しいとか、大人のいやらしさが見え
隠れしていると厄介です。


いろいろと手を替え品を替え、子供が
野球の興味を失わないように親はがん
ばってしまいます。


大してよいプレーでないことは、やってい
る子供本人が感じているにもかかわらず、
親は心にもなく褒めまくります。


挙句の果ては、子供をモノで釣ってまで
も、野球に引き止めようとしてしまうと、
もう目も当てられません。




そうなると、野球を他の欲求を満たす
道具にしか思わなくなることでしょう。


そして、そのうち野球への興味が薄れ、
心が離れていってしまうかも知れません。


褒められるのに慣れてしまった子供の
行く末を手塚さんは懸念しています。




でも「認める」となると全然状況が変わ
ってきます。


「認める」とは、大人の打算など一切なく
素直に子供の行為を受け入れることに
他なりません。


それをきっかけとして双方のコミュニケ
ーションが生まれ、信頼関係が築かれて
いくのだと思います。




否定したり、けなしたり、野次ったり・・・。


そこからは何も生まれません。


生まれるとすれば、子供の成長を止め
たり、野球を嫌いにさせるなど、


「マイナスの産物」


しかありません。




手塚さんは、素直に心から子供たち
のことを認め、受け入れる


「うなずきコーチング」


を奨励しています。


私も全く同感


子供を生かすも殺すもこれ次第
でしょうね。




また、次回もこの本について書きた
いと思います本