- 駒田徳広―問いただす“間違いだらけ”の打撃指導 (名手に学ぶプロフェッショナル野球論)/駒田 徳広

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元読売巨人軍/横浜ベイスターズ
駒田徳広さん
/
駒田さんも昨年と今年のサマーキャンプ
でお世話になりました。
根っからの関西人というか、本当によく
しゃべる方でした
そして、本当に野球が好きなんだなと
感じました。
現役時代はクレーマーだとか、一部
駒田さんを揶揄するような声もありました。
また、観客とけんかしているシーンなども
取り上げられ、あまりよいイメージを持って
いない方もいるのではないでしょうか
でも駒田さんは本当に心が真っ直ぐな
方で、真っ直ぐなゆえに誤解を受ける
部分もあったのではないかと思います。
今年は、埼玉の秩父のキャンプ地で講師
を務めた後、夜テレビの仕事のため東京
へ帰り、翌朝また戻って来られました。
本当に一生懸命な方でした
夜の大人たち飲み会では、同じ関西の
大川さんとの漫才みたいな掛け合いや
プロ野球の暴露話なども面白かったです
そんな駒田さんですが、お話の中で印象
に残る言葉がありましたので、ご紹介します。
子供たちに対し、駒田さんは
「みんなは野球がいつから上手くなったか分かる
」
「それは、野球を知った日からなんだよ」
つまり、この「野球を知った日」という
のは、試合を観たり、上手な選手を真似
てみたりして、自分で何かに
「気づいた瞬間」
または、何かを
「掴んだ瞬間」
ということだそうなのです。
これは少なくとも大人が
「ああしろ、こうしろ」
と、うるさく要求して実現するものでは
ありません。
つまり、裏を返せば大人は子供に気づ
かせるようなきっかけを作っていくことが
大切だということなのです。
自分で掴んだものしか身にならない・・・。
駒田さんは、子供たちだけでなく、大人
に対してもメッセージを贈っていただい
ていたように感じました。
駒田さんの印象に残るお話はまだあり
ますので、次回またご紹介します

