風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」 -44ページ目

入金に向かう途中に「福しん」がある。
僕の住む街で食べた味噌ラーメンと餃子のリベンジをしたい。

僕は外から店内を伺う。カスターセットにおろしニンニクがあるかどうかを見るためだ。
お、どうやらありそうだぞ。

今日は何も食べていない。
12時間働いた間、コーヒーを飲んでタバコを吸うための15分の休憩を取っただけ。
もちろん、人手不足が原因だけど。

お腹が空きすぎて気持ちが悪い。吐き気がする。
帰りは駅と逆方向になるけど、食べよう。

「味噌ラーメンと餃子ください」
「ミソとギョーザでぇす」
うん、アジア人スタッフ。今やそれが正しい。

ほどなく味噌ラーメンが出てきた。
どんぶりでかッ!

うん、麺も程よいぞ。でっかい丼で泳いでいる感じもいいぞ。
おろしニンニクをこれでもかと投入する。

うん、美味しい。

「ギョーザお待たせシマシタ」

お、タレ用の小皿が出てきた。どうした福しん。心を入れ替えたか。餃子の皿を見ると、冗談のように小さいタレ入れのスペースがない皿だった。
うん、これが正しいぞ。

でも、餃子は焼きが足りない。まあ、いいや。

餃子のタレにもおろしニンニクを大量投入。
僕は満足した。





店舗展開の際、日高屋は福しんを参考にしたらしい。
それがどのレベルかまでかは覚えていないけど、会長同士が仲が良いらしい。

その日高屋は、今や福しんの10倍も出店している。

以前は確か、日高屋によく行った覚えがある。うん、たしかに行った。
なぜまったく行かなくなったのだろう。

それは、僕の中に日高屋は不味いというイメージが残っているからだろう。
本当に不味いのならそんなに通わなかったはずだ。

何を食べて不味いと思ったのだろう。
よく通っていた頃は何を頼んでいたのだろう。

まったく覚えていない。
それを確認に、そのうち行ってみなくちゃなあ。

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強く弱く、遠く近く、風が舞い、木々が唸る。龍のようにしなった枝葉が地面の葉影を激しく揺らし、空の景色を変える。
ベンチに置いた缶コーヒーが風で滑り、慌てて僕は押さえた。

やっぱりキャップ付きのボトル缶にすべきだったかと後悔しつつも、飲み干さない。
缶コーヒーが飲みかけのままそこにあるのが、読書のマストアイテムだから。

枯れ葉が渦を巻き、舞い上がり、雨と降り、読んでいた文庫本に落ちて栞(しおり)になった。

七月隆文「天使は奇跡を希(こいねが)う」

瀬戸内海にほど近い町、今治の高校に通う良史のクラスにある日、本物の天使が転校してきた。正体を知った良史は彼女、優花が再び天国に帰れるよう協力することに。

幼なじみの成美と健吾も加わり、四人は絆を深めていく…。これは恋と奇跡と、天使の嘘の物語。「私を天国に帰して」彼女の嘘を知ったとき、真実の物語が始まる。

「BOOK」データベースより


前半はラノベの匂いが濃厚だ。恐ろしく軽いタッチ、紡がれる軽い言葉。そんな中でもセンスの良さを振りまいている。

けれど、後半の一行で表情が一変したのが自分でもわかった。この話、どうなっていくんだ。


胸がワクワクする。胸が弾む。胸が痛い。胸が張り裂けそう。
ひとの胸には何があるのだろう。肺? 心臓?

いや、それとは違うものがたしかに存在する。
棒グラフのメーターみたいなものがあるのだ。
読んでいてそのメーターが明らかに上がったままになった。
その状態で声を出すなら、上ずった声になるのだろうか。

だからそれは内臓器官ではなく、やはり感情が動かすものなのだろう。

小休止で本を閉じたとき、凄い、と何度かつぶやいた。

本年読んだ文庫本のベストワンになりそうな「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」と同じく、読み返したい衝動に駆られた。

こんな話ありえない。そんな視点でこの本は読むべきではない。ファンタジーに身を委ねるべきだ。

物語の展開、伏線の貼り方、情景描写、心理描写……。
物足りないと感じる人もいるかもしれない。
けれど、言葉の選び方が美しい。じっくりゆっくり読むことに耐えうる表現が散りばめられている。

最後の一行を読み終えたとき、すごい人だ、と僕はつぶやいた。
七月隆文、ラノベ出身と侮るべからず。


小泉今日子/木枯しに抱かれて



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自己責任を受け入れられない人は、責任を転嫁する。
そんな人はなぜか、まず疑うことが好きだ。
疑いは劣等感がさせる。

疑うことが好きな人は、自己否定する人だ。
なぜなら、自己否定は劣等感の現れだから。
劣等感は不信感を呼び、嫉妬にもつながってゆく。

たとえば、そんな人たちに疑われても気にしない方がいい。
僕のように、何事もなかったかのように過ごした方がいい。
そもそも、根も葉もない事を疑う人たちなのだから。
卑小な人たちなのだから。

だから、誰かの同意を求めようと訴えかける必要はない。
それは自分の足跡がきっと教える。
分かる人にはわかるのだから。

疑う人は弱い。信じる人は強い。

これを伝えたい仕事仲間が電話に出ない。
それは仕方がないことだろう。
登録されていない僕の電話番号は、ただの不審な数字だから。

このまま仕事を辞めてはいけない。黙々とただ黙々と疑いは晴らせ。

明日は晴れるから。


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話題の中心となっている人や影響を与える人のことを「台風の目」と呼ぶ。
その場合、意外な人という意味合いが強いのだけれど、今回は本当の台風の目の話。

台風の目と聞いて、小さい頃の僕はこんな想像をした。
空に浮かぶ巨大な目……。

そう、冷たい感じをした目が、空の上から人間を見下ろすのだ。
その目は、いかなる温かみも持たず、何を考えているのかわからないから怖い。

僕はその目をくっきりとイメージできた。その邪悪な存在感に圧倒された。
こんな恐ろしいものが、台風を連れて空に出現するのだ。

僕は台風の目に遭遇したくないと強く思った。イヤダイヤダ、怖い怖いと身震いした。
そしてその願いは叶い続けた。

けれど、ついにそれに会う日が来た。

嵐は止み、見上げた空は抜けるように青かった。
それを認識したのは、「目に入ったか」という父の声だったはずだ。案に相違して目はやさしかった。

しかし、なぜ台風情報が流れないのだ。
夜中だからか?

沖縄方面はどうだったのだろう。
本州上陸はなさそうかな。

自然の力には勝てないことを僕たちは知っている。
被害がありませんように。


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やさしさって、なんだろう。

親切なこと? 思いやりのあること? 心配してくれること? 気を遣ってくれること? 励ましてくれること? ごちそうしてくれること?

困ったときに助けてくれること?

僕はよく、やさしいと評されることがある。
どこを見てそう言っているのか理解に苦しむ。
だって、それは間違っているから。

それどころか、僕はドライな人間だと思っている。
やさしくもなんともないことを自分自身が一番良く知っている。

だから、やさしいと思われたいなど微塵も考えない。
他人からどう見えるかなんて、どうでもいいことだから。

それに、本当のやさしさを体現できるほど、僕は強くはない。

多分みんな、やさしい、を間違えている。
やさしさって、そんなに簡単なものじゃないはずだから。

気をつけたほうがいい。優しいふりをした人が、君を騙すから。
本当に、気をつけたほうがいい。それはやさしさではないから。


やさしくなりたい/斉藤和義



地球儀を回して世界100週旅行
キミがはしゃいでる まぶしい瞳で
光のうしろ側 忍び寄る影法師
なつかしの昨日は いま雨の中に

やさしくなりたい やさしくなりたい
自分ばかりじゃ 虚しさばかりじゃ

愛なき時代に生まれたわけじゃない
キミといきたい キミを笑わせたい

愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい

サイコロ転がして 1の目が出たけれど
双六の文字には 「ふりだしに戻る」
キミはきっと言うだろう 「あなたらしいわね」と
「1つ進めたのならよかったじゃないの!」

強くなりたい 強くなりたい
我慢ばかりじゃ誤魔化しばかりじゃ

愛なき時代に生まれたわけじゃない
キミにあいたい キミを笑わせたい

愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい

愛なき時代に生きてるわけじゃない
手を繋ぎたい やさしくなりたい

地球儀を回して世界100周旅行
ボクらで回そう 待ってておくれ

愛なき時代に生まれたわけじゃない
キミにあいたい やさしくなりたい

愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい

愛なき時代に生きてるわけじゃない
手を繋ぎたい やさしくなりたい



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1982年(昭和57年)、知る人ぞ知る歌が世に出た。
いや、知る人ぞ知るは語弊があるか……。
一定年齢以上の人にはすごく有名な曲が世に出た。

ちなみに1982年はこんなことがあった。
 ↓↓↓↓
■東北新幹線 上越新幹線開業
■500円硬貨発行
■ソニーが世界初のCDプレーヤー「CDP-101」発売
■テレホンカード使用開始
■「森田一義アワー 笑っていいとも!」が放送開始
■ホテルニュージャパン火災発生(33人死亡)
■日本航空350便墜落事故(24人死亡)
■テレビ大阪開局

こんな歌が流行った。
 ↓↓↓↓
1位 待つわ/あみん
2位 セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子
3位 聖母たちのララバイ/岩崎宏美
4位 心の色/中村雅俊
5位 北酒場/細川たかし
6位 悪女/中島みゆき
7位 ハイティーン・ブギ/近藤真彦
8位 チャコの海岸物語/サザンオールスターズ
9位 情熱・熱風・せれなーで/近藤真彦
10位 ふられてBANZAI/近藤真彦

その歌とは、これである。
 ↓↓↓↓
大友裕子/ボヘミアン




ボヘミアンといえば葛城ユキだろ?!
いえ、違うのです。本家はこちらです。

1982年に歌ったのは大友裕子。
その翌年、葛城ユキが歌ってヒットしました。

年を経るごとに、あたしこそ声量クイーンよ! と言わんばかりの歌い方になった葛城ユキより、個人的には大友裕子のボヘミアンが好きです。
歌詞の内容がよりよく伝わってきます。これこそが「ボヘミアン」だと思うのです。

なぜ大友裕子のボヘミアンは世に知られていないのか。
それは、人前で歌うことなく引退してしまったからです。

大友裕子
1982年9月21日にシングル「ボヘミアン」が発売された直後に結婚し、歌手活動からは引退。その後も楽曲提供の活動を行っていたことがある。
─Wikipediaより─

もしも僕が飛鳥だったら、葛城ユキの歌を聴いて、違うなあって頭を抱えたかもしれません。
そう、作詞が飛鳥涼なのです。そう思って聴けば、紛れもなく彼の詞です。

こんな人も歌っている。葛城ユキしか知らなければこうなるのは仕方がない。でも、面白い。
阿佐ヶ谷姉妹(姉)/ボヘミアン



これがよく知られているボヘミアン。初期の映像だから、まだ口元からマイクを離していません。

その後彼女は、1メートルぐらい(笑)マイクを離して歌うようになりました。
そして、飛鳥涼の素敵な歌詞をどこかへすっ飛ばしてしまったのです。

だからといって、葛城ユキが嫌いというわけではありません。
デビュー曲の「木曽は山の中」を穏やかに歌っていた頃から知っているのですから。

あの頃の葛城ユキにボヘミアンを歌わせてみたい。

葛城ユキ/ボヘミアン



作詞:飛鳥涼
作曲:井上大輔

ボヘミアン 破れかけのタロット投げて
今宵も あなたの行方占ってみる 

ボヘミアン 身のほど知らぬ恋でしょうか
幸せ もとめちゃいけないでしょうか

一夜に燃え落ちて 甘い夢見て 
狂おしく抱きしめた あなた旅人 

ボヘミアン 恋の矢の痛みに嘆く
あなたの愛が 今もぬけない

ボヘミアン ためらいがちのさよならと
“また来る” の言葉残して立ち去った男(ひと)

ボヘミアン 自由に飛び回ることなど
忘れてた女に 愛くれた男(ひと)

一夜に燃え落ちて 甘い夢見て 
狂おしく抱きしめた あなた旅人 

ボヘミアン あなたは はかなきリフレイン
私もあなたを待つボヘミアン……


最後に、本家中の本家 CHAGE & ASKA
激しく歌っているようでいて、情感はこもっている。やっぱりいい。

飛鳥、何やってるのかなあ。
ホント馬鹿だよお前……。
そろそろ再起できない歳になっちまうぞ(TmT)

CHAGE & ASKA / ボヘミアン




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昨日はお休みだった。
台風一過、お昼前から日差しが出てきたので午後に部屋を出た。

前日から無性にカレーが食べたいと思っていたんだけど、CoCo壱番屋に足は向かわず、第二候補の福しんで味噌ラーメンと餃子を注文した。
僕はそれぐらい、自分でも予測できない行動を取る。

福しんでラーメンと餃子を食べるのは、おそらく何年かぶり。

あ……カスターセットに常は置いてあるおろしニンニクがなくなってる。

味噌ラーメンにニンニク。餃子のタレにもニンニク。僕のイメージトレーニングが無に帰してしまった。休みの日ぐらいしかそんな真似はできないのに。

それに、スタッフさんが日本人に代わってる。

スープ少なッ! 麺を整えてない? 麺を箸でつかむとごっそりついてくる。何度やってもごっそりついてくるから右手がぷるぷるした。

あ、餃子が痩せてるぞ。具が少なくなってる。

ま、いいけど。

「優しい死神の飼い方」公園で読み終わったけど、ずっと風が強くて肌寒かった。



犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。

しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。天然キャラの死神の奮闘と人間との交流に、心温まるハートフルミステリー。

「BOOK」データベースより

戦時中の洋館に住む裕福な一家の娘と、招集の赤紙が届いたある男の物語。時は経ち、その洋館に住み始めた謎の一家と絵描きの物語。洋館で起こった宝石を巡る殺人事件。前半は連作短編集のような形で進んでいく。

やがて洋館はホスピスとなり、偶然にもその男たち三人が患者となった。

現役内科医ということで、プロの書き手の凄みはないけれど、一言で感想を述べるなら面白かった。のだけれど……。

誰のセリフかわからなくなって前後を確認することが度々あったけど、東野圭吾がプロとして君臨していることを考えれば許される範疇だろう。

機会があれば、もう一冊手にしてみたい。それで評価をしてみたい。
『のだけれど……』の意味はこのあたりにあるだろうか。

7章からプロローグにかけて、涙がじんわりじわじわと出るシーンもあった。
エピローグのラスト4行は、恐ろしく僕好みだった。


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解散でも万歳をするのだけれど、当選議員は当然のごとく万歳をする。
その姿を見て気がついたことはなかったろうか?

ありましたよね。そう、万歳です。

万歳に関してはこんな記述も見られる。↓↓↓↓↓

明治12年4月1日公布の太政官布告、通称「万歳三唱令」とその「細部実施要領」に細かく定められている。

ご存じの方はご存知でしょうが、「万歳三唱令」なるものがあった、というのはガセネタです。
ただし、書かれている万歳の作法は正しい。

ざっくり書けば、万歳の発声とともに、両手を高くあげる。
その際は両の掌を内側に向ける

手のひらを前に向けるのは「お手上げ」「降参」以外の何物でもない。

たとえはすごく悪くて申し訳ないけれど、銃を向けられて手をあげる。手には何も持っていません。抵抗の意思はありません。その後、両手を頭の後ろで組もうが、地面に伏せようが、最初はこれである。これは万国共通なのではないだろうか。

万歳で降参してどうする。


失言の多い麻生さんだけど、万歳は正しい。
右のお二人……まあ、これがプレゼントでももらって、「わ~い!」ならいいけど、万歳とそれとは違う。



正しいぞ、橋下徹!



正しいぞ、丸川珠代!


さすが石破さん、正しい。僕はいつも思う。この人の手ってきれいだなって。


違うよ、岡田克也さん。実は、カメラを構えた人がピストルを持っているスナイパーだと僕は思うな。
そう見えますよね。


微妙に……ち、違うんじゃないの安倍さん。45度ぐらいになってない? 手のひらに意思を込めない万歳はこうなる。エルゴノミクスの万歳。
安倍さんの向かって右は石破さんだな。

正しい万歳を多く載せた気がするけど、間違えている政治家が多い。
希望の党は小池百合子の「排除」と「さらさらない」発言で失速。新しさを感じない立憲民主党躍進、自民大勝……。

万歳姿で楽しむしかないな。


不倫はともかく、万歳は正しい山尾志桜里。ただ、左手はエルゴノミクスになってますね。正しい万歳は明らかに知っています。


周りは間違えていても、ものすごく正しい稲田朋美の万歳。

政敵ならいざしらず、自分の周りの人たちに促さないのは、自分は正しい万歳をしていると、正しい万歳作法を知っている人に訴えかけているのではないかと思ってしまう僕。

さあ、機会があったら正しい万歳をしよう。
こんなことを言いながら、僕は古臭い人間になってゆくのだな。

人間が1000年も生きるものなら、僕なんて幼稚園児程度にすぎないのにね。


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31年前、君はこの世に存在しただろうか。
存在していたとして、幾つだったろか。
時の流れは本当に早い。


取り立ててこの歌が好きなわけでも、アン・ルイスのファンのわけでもない。
まさにバブルが始まる1986年、この歌は世に出た。そう、31年前だ。

バブルが1986年(昭和61年)12月から1991年( 平成3年)2月まで、と書かれていたりするから突如始まった感じがするけど、12月を待たずして世の中は浮かれていたし、タクシーは捕まらなかった。

札束を振ってタクシーを止めようとした、といわれるのがこの時代だ。

それはさておき、このアン・ルイスは最強だ。この時確か29歳か30歳のはず。
湯川れい子の詞もぶっ飛んでいて似合っている。

いいぞアン・ルイス! あっぱれ。

あ……六本木心中もあったな。順番を間違えたか。


あゝ無情


きれいでしょ ヒラヒラと いい女でしょ 
見かけより尽くすタイプね

優しさに棹さして 男はずるいわ
逃げて行く夜が明ける頃

涙はしょっぱすぎるし
やきもちは汚い 好きにさせてよ

サングラス外したら 吹き出しちゃうほど
あどけない目をしてる あいつに弱いの

裏切りは直らない 手錠をかけても
甘え上手に トドメ刺されて 街に霧が降る

ねえわたし 素敵でしょ ケバさがいいでしょ
悪いけど 良くモテてます

あの人を捜しても 見えない夜更けは
思いきりおしゃれに酔うの

他の誰かにも貴方
同じコトするのね 虚しすぎるわ

くちびるが 悲しみにつまづくたんびに
強がりが 出ちゃうけど本気じゃないのよ

貴方しか 欲しくない 1000年先まで
本音をいえば 結婚したい
まさか愛してる



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ナラタージュ【narratage】

narration(ナレーション)と montage(モンタージュ)から。
映画で、画面外の声に合わせて物語が展開していく技法。多く回想場面に用いられる。

─大辞林 第三版の解説─



お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある――。

大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。

泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。

そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は――。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。


─「BOOK」データベースより─

「この恋愛小説がすごい! 2006年版」(宝島社)第1位
「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」第1位
2006年の本屋大賞第6位

映画になった。


でも、いつものように小説の内容は全く覚えていない。
島本理生23歳の作品。この年令でこれを書くのは凄いと思ったけれど、恋愛小説というよりは不倫小説というべきか。

タイトル通り、回想の物語。

救いのない小説だったような気がする。
大の大人が読むものではないかな。でも、好きな人は大好きかも。お好みでどうぞ。


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