いや、知る人ぞ知るは語弊があるか……。
一定年齢以上の人にはすごく有名な曲が世に出た。
ちなみに1982年はこんなことがあった。
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■東北新幹線 上越新幹線開業
■500円硬貨発行
■ソニーが世界初のCDプレーヤー「CDP-101」発売
■テレホンカード使用開始
■「森田一義アワー 笑っていいとも!」が放送開始
■ホテルニュージャパン火災発生(33人死亡)
■日本航空350便墜落事故(24人死亡)
■テレビ大阪開局
こんな歌が流行った。
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1位 待つわ/あみん
2位 セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子
3位 聖母たちのララバイ/岩崎宏美
4位 心の色/中村雅俊
5位 北酒場/細川たかし
6位 悪女/中島みゆき
7位 ハイティーン・ブギ/近藤真彦
8位 チャコの海岸物語/サザンオールスターズ
9位 情熱・熱風・せれなーで/近藤真彦
10位 ふられてBANZAI/近藤真彦
その歌とは、これである。
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大友裕子/ボヘミアン

ボヘミアンといえば葛城ユキだろ?!
いえ、違うのです。本家はこちらです。
1982年に歌ったのは大友裕子。
その翌年、葛城ユキが歌ってヒットしました。
年を経るごとに、あたしこそ声量クイーンよ! と言わんばかりの歌い方になった葛城ユキより、個人的には大友裕子のボヘミアンが好きです。
歌詞の内容がよりよく伝わってきます。これこそが「ボヘミアン」だと思うのです。
なぜ大友裕子のボヘミアンは世に知られていないのか。
それは、人前で歌うことなく引退してしまったからです。
大友裕子
1982年9月21日にシングル「ボヘミアン」が発売された直後に結婚し、歌手活動からは引退。その後も楽曲提供の活動を行っていたことがある。
─Wikipediaより─
もしも僕が飛鳥だったら、葛城ユキの歌を聴いて、違うなあって頭を抱えたかもしれません。
そう、作詞が飛鳥涼なのです。そう思って聴けば、紛れもなく彼の詞です。
こんな人も歌っている。葛城ユキしか知らなければこうなるのは仕方がない。でも、面白い。
阿佐ヶ谷姉妹(姉)/ボヘミアン
これがよく知られているボヘミアン。初期の映像だから、まだ口元からマイクを離していません。
その後彼女は、1メートルぐらい(笑)マイクを離して歌うようになりました。
そして、飛鳥涼の素敵な歌詞をどこかへすっ飛ばしてしまったのです。
だからといって、葛城ユキが嫌いというわけではありません。
デビュー曲の「木曽は山の中」を穏やかに歌っていた頃から知っているのですから。
あの頃の葛城ユキにボヘミアンを歌わせてみたい。
葛城ユキ/ボヘミアン
作詞:飛鳥涼
作曲:井上大輔
ボヘミアン 破れかけのタロット投げて
今宵も あなたの行方占ってみる
ボヘミアン 身のほど知らぬ恋でしょうか
幸せ もとめちゃいけないでしょうか
一夜に燃え落ちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめた あなた旅人
ボヘミアン 恋の矢の痛みに嘆く
あなたの愛が 今もぬけない
ボヘミアン ためらいがちのさよならと
“また来る” の言葉残して立ち去った男(ひと)
ボヘミアン 自由に飛び回ることなど
忘れてた女に 愛くれた男(ひと)
一夜に燃え落ちて 甘い夢見て
狂おしく抱きしめた あなた旅人
ボヘミアン あなたは はかなきリフレイン
私もあなたを待つボヘミアン……
最後に、本家中の本家 CHAGE & ASKA
激しく歌っているようでいて、情感はこもっている。やっぱりいい。
飛鳥、何やってるのかなあ。
ホント馬鹿だよお前……。
そろそろ再起できない歳になっちまうぞ(TmT)
CHAGE & ASKA / ボヘミアン
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