練習できなかったパニックを落ちつかせるには | 働きながらクラリネットが3倍上達する練習方法

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高卒就職アマ16年→35歳で単身オランダ留学→プロデビュー
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市民吹奏楽団で打楽器を演奏する方が音楽ライフサポート相談をご利用くださいました。

 

 

 

 練習にいけなかった! どうしよう!

 

 

急な仕事で楽団のリハーサルを2回ほど連続で欠席してしまった相談者さん。

 

これまでの自分の練習が振り出しに戻ってしまったのではないかと不安に思っているとお話してくださいました

 

 

他のメンバーの練習に追いつくには、次の全体リハーサルで自分はどこまでできていなければいけないのだろうと想像してパニックになっているとのこと。

 

 

この方は継続して譜読みレッスンを受けてくださっています。

 

取り組んでいるレパートリーの練習が確実に進んでいることをレッスンを通して私はずっと拝見していました。

 

 

 パニックを落ち着かせるにはまず思い出そう

 

 

そこでわたしは、楽譜をながめながら作品や演奏プランについて「思い出してみる」ことを提案しました。

 

すると生徒さんは

 

「思い出すという発想はこれまでなかった。言われてみるとずっと取り組んでいた曲なのだから何かしら覚えているはず」

 

「冷静に考えたら、そんなに焦る必要はなさそう」

 

 

と落ち着きを取り戻していらっしゃいました。

 

 

 

 パニックの原因は義務感

 

お話をもう少し進めると、焦りやパニックの根底に

 

「ちゃんとやらねばならぬ」

「間違えてはいけない」

 

という義務の心が見えてきました。

 

 

その発端が

 

「私は下手だからちゃんとやらなくてはいけない」

 

であることもわかってきました。

でもそれって本当なんだろうか?生徒さんと私でお話を進めました。

 

すると見えてきたのは

 

「下手だからちゃんとやらなくてはいけない」

 

ではなく

 

「その楽団で楽しく演奏したいから練習を進めたい」

 

がホントのところだよね、ということでした。

 

 

 練習の動機は「下手だから」ではない

 

練習は下手だからやるものではありません。

やりたくてやることです。

 

間違えないためにやるものでもありません。

その作品を「わたし」という存在を通して自由に演奏するためです。

 

他の人に迷惑をかけるためにやるものでもありません。

仲間との演奏を楽しむために練習するのです。

 

 

====

別れ際に生徒さんは

 

「全部がわかってないわけじゃない」

「スッキリした!」

「次の合奏は大丈夫そう!」

 

と笑顔でした。

 

 

 

 

 

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