スケール練習に改めて取り組んでいます。
使っているのはこちら
Lake Shore Musicから出ている、コハーン・イシュトバーン君のスケールブック。
とってもパワフルな内容で、取り組みがいがあります。
その中で自分に起こったことが興味深かったので、シェアしますね :)
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管楽器を演奏していれば、
スケール練習を実施する場面がありますね。
個人でやったり、合奏でやったり。。。
この新しいスケール練習を取り入れた最初の2日間、
どうしたことか、胸がザワザワする感覚があり、心理的安全の外にいました。
よ〜〜く自分を観察していると、
- スケールなんだから、このテンポでできるべき
- 音大卒なんだから、スラスラできるべき
と頭に思い浮かんだ状態でスケール練習をしていることがわかりました。
こういった「できているべきバイアス」は実は不必要です。
バイアスをかけるだけで、楽器練習に最も大切なことを阻害してしまいます。
大切なこととは何か?それは
練習はいつだって想像と創造だ
ということ。
これは、アレクサンダーテクニーク教師であるバジル・クリッツァーさんがブログで書いていることで、折に触れて助けられています。。
こちらの記事です。
↑読んで損はない。おすすめ
大切なことが書いてあります
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吹奏楽部における民主主義・人権・心身の健康について〜バジル・クリッツァーさんのブログより〜
そして、どうして今またスケール練習をしようと考えたのか?
その動機を丁寧に扱ってあげること。
私は、より体の動きの感度と精度をあげることが目的で、スケール練習を始めました。
ならば、
まるで初めてスケール練習に取り組むかのような新鮮な気持ちで
ただシンプルに、自分がどういう動きをしているのか観察し、
やり方を見つけていく
だけでいいじゃないか、と考えました。
(セルフコーチングに近いですね)
こうして「できているべきバイアス」を外し、
心理的安全の中にあり、かつ観察が十分にできる程度の心地よいテンポ設定にしてスケールを演奏したところ、胸のざわざわは消え、毎回実にたくさんの発見があり、日々演奏精度が上がっています。
Happy :)
いかがですか?
もしかしたら、社会人演奏家の方の中には、学生時代の自分の練習と現在を比較して
「できているバイアス」をかけている方がいるかもしれません。
でもそれは不要ですよ!
そうぞ、「できているバイアス」を捨てて
「今、ここ、自分」にプリオリティーを置き、
ご自身を観察してみてくださいね :)
そこに
今やるべきこと
が見えます♪
そこに
真の上達
が見えてきますよ。
そんな「練習バイアス」についてもご相談いただけるのがこちら♪
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