横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -24ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

星香りの力

  天空の彼方  届け愛猫にキラキラ

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

冷たい雨が降って

今日も冷えます

すっかり秋

 

冬の到来を思わせる寒さ。

 

先週は

暑い日もあり、また夏の続き?

そう思っていたら、

蝉の声も途絶え

秋風に乗って聴こえる虫の音も

すだくことなく

ひっそりと

物哀しく聴こえていました。

 

 

そんな日には

どうしても思い出してしまうのです。

 

思い出そうとしなくても

14年前の秋の初めに逝ってしまった

ロシアンブルーの愛猫を・・・

 

 

 

 

 

 

2代目もロシアンブルーですが

3日で14歳になりました。

 

 

 

 

 

犬種もそうですが

猫種にもその時代のブームがあり

以前は、ロシアンブルーを

雑誌やテレビで良く見かけました。

 

今、残っているのは

シーバのコマーシャル

 

と思っていたのですが

よ~~く見ると

ロシアンブルーではありません。

 

眼がブルーハートブルー

ロシアンブルーは

眼がグリーンハートグリーン

 

体系は丸くてふっくら

ロシアンブルーは

ほっそりとして長い

 

いつの間に入れ代わったのでしょう?

ロシアンブルーではなく

ブリティッシュショートヘアー

でした。

 

どこかのお国のせいで

嫌われたのかしら?

そのようなことはないと思いますが

ちょっと残念。

 

わが家の愛猫に

良く似ていましたので

その時には

画面に集中しました。

 

飼い主にスリスリが

とっても可愛くてラブラブ

 

愛猫を思い出していました。

 

今は

写真立ての中でジッと座っています。

妹ニャン子と一緒です。

 

 

 

 

 

とっても香りが好きなニャン子でした。

お花の香りにトワレ

2代目と違って

お線香のアレルギーもなく

お花や香りの付いた髪に

スリスリしていました。

 

痛い思いをして

お星さまになってしまったので

優しく心休まる香りを供養にと

今年は電子香炉で

「侍従」を薫きました。

 

 

時空を超えて、侍従の香り

スリスリしてるでしょうか?

 

虹の橋のたもとで

妹ニャン子と一緒に

私と逢える日まで

2匹で走り回っていることでしょう。

 

 

私が平安朝香道を

先代より受け継げたのは

この猫たちのお蔭かもしれません。

 

二十年余りの間には

途中体調を崩したり

お稽古に通えないことも

数多くあったのです。

 

でも薫物作りをしている間は

無心で集中することが出来ました。

 

出来上がった

その香りを聞く時には

哀しいことや煩わしいことを忘れ

とっても幸せな気持ちになれました。

 

香は天空と繋がる携帯電話

ずっとずっとそう思っております。

 

私が香道を続けられたのは

猫たちのお蔭なのかもしれません。

 

皆様それぞれに香りの果たす役目が

ございます。

 

ひとりで聞く香は

リラックスと共に

明日へ進む力を与えてくれます。

ひとりで存分に香りを堪能できます。

 

多くの方と聞く香は

共に聞く愉しさと幸せな気分を共有し

前向きに先へ進む力をもたらします。

 

アロマでもお線香でも薫物でも

香りは

人々にとても幸せな気持ちを

もたらしてくれるのです。

  ピンクハート香を薫くと

  とても穏やかな気持ちになります

  「侍従」

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

願っていた秋が

駆け足でやって来ました

 

日中は暑さを感じますが

一昨日あたりから吹く風に

肌寒さまで感じるようになりました。

 

そろそろ長袖が必要です。

 

 

 

 

 

 

先日のお稽古は

「侍従」(じじゅう)

 

「秋らしい優しい香りですね」

 

「秋の風に吹かれているようで、ホッとする香りです」

 

このように感じて頂きました。

 

 

 

彼岸花の炎立つ(ほむらたつ)ような

情熱的な色も、その時期を過ぎ

 

 

 

 

 

 

鮮やで萌えるような紅緋(べにひ)の色も

すっかり韓紅(からくれない)に変わり

優しさを感じるほどの柔らかな色となりました。

 

 

 

 

 

彼岸花の花色のように

人の心も優しさへ向かうと良いのですが・・・

 

 

藤袴は花の開く前

花の姿もない頃から

仄かに香り立って

その存在を知らせていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「侍従」は「六種の薫物」(むくさのたきもの)

の一つです

 

「侍従」は

「薫集類抄」(くんしゅうるいしょう)には

 

侍従 亦名拾遺補闕

(じじゅう またのなしゅういほけつ)

 

と記されています。

 

拾遺補闕(しゅういほけつ)とは

つねに天皇に近侍し

諫(いさ)めただし

遺(わす)れたるを拾い

闕(か)けたるを補う

 

ということで「拾遺補闕」は

「侍従」の唐名なのです。

 

「侍従」は日本で作られた言葉となります。

 

 

「侍従」の香りはその名のように

人にそっと寄り添い

思いを汲み取り

進むべき方向を

さりげなく指し示す。

 

現代では

そのような役目を果たす

薫物なのではないでしょうか。

 

何度も聞いているうちに

すっかり「侍従」に魅了されてしまいました。

 

「荷葉」(かよう)も大好きな薫物ですが

「侍従」も捨ててはおけません。

 

「侍従」がお稽古場に

秋を連れてきたのでした。

 

イエローハート 和の香り今月のお稽古は

   秋を感じる「侍従」です

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

今日も暑そうです。

 

日中は暑いですが

朝晩秋を感じるようになりました

やっと

 ニコニコウインクおねがい照れラブ

       ですね

 

 

 

 

 

今月のお稽古は

連休がございましたので

通常より一週間遅い五週目

といたしました。

 

9月30日(土)午後1時30分より

お稽古となります。

 

告知がとても遅くなってしまいました。

 

 

秋らしくなって参りましたので

 

久しぶりに「侍従」の

お稽古となります。

「侍従」とは

平安時代に薫物(練香)

として用いられた薫香の一つです。

儀式や行事の薫物であり、

秋の薫物ともされています。

一年中愉しめる薫物としても知られています。

 

 

秋風がもの淋しく吹くような

そのような薫物を

味わって頂きます。

 

 

藤袴の花の蕾が出揃い

 

 

 

 

 

萩の花が紫に色づき

時折吹く風に身を任せて揺れ

 

ススキの穂が膨らみ始め

 

吹く風に少し冷たさを感じるようになると

 

 

 

 

室内でも「侍従」の出番

 

本格的な秋まで

もう少しです。

 

その前に

一足早い秋をもみじ

お届けいたしましょう

 

 

「侍従」は儀式や行事の薫物として

重要な薫物でもあるのです。

 

 

今月は告知が遅くなってしました。

ぐずぐすしているといきなり

晩秋になってしまいます。

 

 

 

お稽古場(教室)は

慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から

徒歩約3分のところにあり

見学希望の方

入門をご希望の方は

こちらからお入りください

その他ご質問などもこちらよりどうぞ。

 

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

 

 

グリーンハートヨモギの香りがしていたでしょうか?  

  「蓬生・よもぎふ」の庭

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

いつまで経っても真夏のまま

明後日辺りから

涼しくなるととのことですが・・・

 

 

毎年繰り返されるこの暑さ

日本の四季がなくなり

二季になるかもしれないとか

 

本当にそうなっては哀しいですね。

 

 

暑さのために?

わが家の庭は荒れ放題

暑さで木の葉がすっかり日焼けして

今にも枯れそうで心配です。

 

庭中スッポリと覆ってしまうわけにも行かず

夕方にたっぷり水撒きをいたしますので

たっぷり吸水してもらうしかありません。

 

癒されるはずの庭が

悩みの庭となっております。

 

 

暑さで除草を怠っている間に

「源氏物語」の第十五帖「蓬生」(よもぎふ)

に登場する末摘花(すえつむはな)

の邸(やしき)の庭

 

それを思わせるようになりました。

末摘花のお庭のように

広くはございません。

 

 

 

 

 

季節の違いと

生い茂る草の名に

違いはありますが

正に蓬生です。

 

 

わが家の庭の雑草は

(「雑草という植物は存在しない」 牧野富太郎。

富太郎氏がモデルの朝のNHKドラマの主人公牧野万太郎も

同じように申しておりました。富太郎氏も申していたそうです。)

 

主に

 

メヒシバ、エノコログサ

サオトメカズラ(ヘクソカズラ)

ツルマメ、など

名前を上げればまだまだ

 

 

一方「蓬生」

に登場する雑草は

蓬(よもぎ)

葎(むぐら・雑草の総称)

浅茅(あさぢ・もとはチガヤ)

などです。

 

蓬や葎、浅茅は全て

荒れ果てた庭を表現したもの

キク科のヨモギや、チガヤなどのイネ科の植物

蔓性の草はどこまでもがツルを延ばし

生い茂った荒れた庭が目の前に浮かびます。

 

 

源氏が須磨に退去する以前に

契りを結んだ故常陸宮の姫君の末摘花

何年も源氏に忘れられて

庇護を失った末摘花の邸は

ますます荒れ果てていたのです。

 

 

数年後に帰郷した源氏は

花散里を尋ねる途中で

見覚えのある木立に足を止めたのです。

 

 

松に掛かる藤の花が風に揺れ

麗しい香りを漂わせていました。

 

末摘花の邸と分かった源氏は

従者惟光に案内されて庭を歩きます。

 

月明かりの美しい晩です。

 

 

 

 

 国宝源氏物語絵巻「蓬生」複製巻子本  左が源氏、右は従者の惟光

 

 

末摘花の邸の庭を

樹木から落ちる露に

濡れないように傘を差し

蓬むぐらに降りかかった露を

惟光が鞭で払いながら

源氏を案内する場面です。

 

 

 

露にぬれた蓬を踏みしだいて歩くと

ヨモギの良い香りがしていたのでは?

 

卯月の長雨の合間ですから

春の草花が勢い良く伸びて

雨後にはより一層繁ってくるころです。

 

 

どちらの画も

アサジやムグラと表現するには

草の数も少なく

草丈も高くはありませんね。

 

 

 

「源氏物語」「蓬生」 の扇 土屋正巳作の写し

 

 

巻子本は、色が薄れておりますので

彩色されるとこのようになるかもしれません。

 

形も色もはっきりはいたしません。

 

やがてこの邸は

源氏により素晴らしい邸に再生されます。

末摘花は、源氏の君を

何年も待った甲斐がありました。

 

 

わが家の源氏は夫?

見るに見かねて

ほんの少し除草してくれました。

 

この庭は私が再生しなければショボーン

 

末摘花のお庭のように

見事に再生できると良いのですがキラキラ

 

 

ピンクハート沈香のカクテルって?

  失敗は成功の母

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

 

 

 

9月4日放送の、TBS午後9時からの

「クレイジージャーニー」は

「世界のベストバー50」に日本から選出され

世界中で人気のバーテンダー

鹿山博康氏が出演。

 

鹿山氏は

究極のカクテルの素材を探しに

世界30ヶ国以上を旅して来られました。

 

今回は、インドネシアに旅し

究極のカクテルを作るというもの。

 

現地のインドネシアに古来より伝わる

ジャムウ(漢方飲料)と呼ばれる

伝統自然療法を学び

街の市場で様々な食材を試します。

 

インドネシアで採れる沈香に興味を持ち

人工栽培された沈香農家へ。

 

沈香が人工栽培されている

クトハルジョの村へと向かいました。

 

今は自然沈香は

価格が高騰し、手に入れるのが

とても困難なのです。

殆どの沈香は人工栽培された物です。

 

沈香は

ジンチョウゲ科ジンコウ属の

アクイラリアの学名のつく樹木から

作られたものです。

その木に穴をあけ

特殊な菌を入れて作られます。

 

 

その農家では秘密の液体を流し込んで

人工栽培をしていました。

(秘密ではないような具体的な説明が・・・)

 

この沈香農家では人工栽培された沈香が

100本以上植えてあるそうです。

その中の1本を買い取り

切った木を削り

中の茶色く変化した沈香の材を取り出しました。

 

アルコールと水に一晩漬け

より濃くするために蒸留し

沈香液を作りました。

 

それに果物やハーブ

パームシュガーなどをブレンドして

カクテルの完成。

農家の方が試飲すると

美味しい拍手

とのことでした。

 

沈香液を飲み物に?

どのようなお味なのでしょう?

 

その後スタジオで

蒸留した沈香液に

農園で作ったカクテルとは違ったブレンドで

カクテルを作りました。

 

鹿山氏は

記憶と直結することで

美味しさは倍増するとのこと。

 

神社仏閣の香りと

スイカをイメージした

記憶を刺激するカクテルを作りました。

 

それぞれのカクテルを飲んで

出演の小池栄子さんは

おばあちゃん家

を感じ

松本仁志さんは

スイカ食べながら

酔っぱらったおばあちゃんと喋っている感じ

そして

設楽さんはアルコールなしで

ヒグラシを感じると話しておられました。

 

 

 

 

 

一般的な沈香は

そのままでは香りません。

熱して初めて香ってくるものです。

 

上級の沈香では

鼻を近づけると香りのするものもあります。

 

沈香の香りも様々ですが

蒸留した沈香液とは?

 

飲んだ感想からうかがい知ることは

古いお家の香りとか

博物館や図書館の香り

そのような気がします。

 

嗅覚としては

分かるような気がしますが

味覚となると・・・

 

一体どのようなお味でしょうか?

 

 

鹿山さんは雑誌の取材に

このように話されています。

 

 

カクテルってまずいものを作ったからこそ

美味しいものができるんですよ。

やっぱり、作った量と経験の長さですよね。

例えばここにレシピがあって

これが正解ですと。

でも、正解しか作らなかった人って

成長はしないんですよね。

 

 

このことは薫物作りにもいえることです。

レシピ通りに作れば

とてもよい芳香の薫物が

出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

でもそれって面白くはないのです。

あれを合わせたらどうなるかしら?

これは?

 

試行錯誤して失敗を恐れず

いいえ、失敗と思ったものが

思い通りのもの

と言うこともあるのです。

 

何度も作ることは

とても時間が掛かることです。

 

作った量と経験の長さ

だとすれば

まだまだ

足元にも及びません。

 

 

カクテル作りも薫物作りも

作ることには共通点が

たくさんあるのですね~

 

 

学ぶべきこと

たくさん

たくさんありましたキラキラ