平安の暑い夏はもっと優雅に
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平安朝香道の朝倉涼香です
平安時代の暑い夏を
どのようにして涼をとるか
その取りかたは
現在でも行なわれていることで
変わりはないのです。
不思議ですね
千年も前の夏の涼の取り方が
令和とあまり異ならない。
高貴な方たちには
その時代
庶民には手の届かない
かき氷だってあったのですよ
氷室から取り出した
氷を削ってシロップをかけて・・・
削り氷(けづりひ)に
お砂糖代わりの甘葛(あまづら)
で食していました。
甘葛 冬に葉を落とすナツヅタの
樹液を煮詰めて作つた古代の甘味料
清少納言の「枕草子」に
「あてなるもの」(上品なもの、優雅なもの)
として綴られています。
削り氷(ひ)にあまづら入れて
あたらしき金鋺(かなまり)に入れたる
この方法が涼をとるには
最上だったと思われます。
平安時代から続く削り氷
庶民が口にできるのは
ずっとずっと後になりますが・・・
エアコンはなくとも
空薫物(そらだきもの)と呼ばれる
ルームフレグランスに身をゆだね
御簾を揺らす涼風に吹かれ
削り氷を頂いたなら
これ以上の幸せは・・・
至福の時間だったことでしょう。
平安時代に学ぶ
涼の取りかた
心と身体に染みる
優雅で上品な
暑さを跳ね除け
爽快な心持が得られる
かき氷を口にすることが
エアコンの中でも
灼熱の炎天下の下でも
一番の方法に思われます。
人間は時代を経ても
五感に大差はなさそうですね。














