横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道 -2ページ目

横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

紅葉和の香り平安朝香道

  十一月のお稽古は

 北鎌倉で「薫物合わせ」です

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

すっかり冬ですね

 

 

 

 

 

我が家の木々の紅葉を

楽しみにしておりましたが

酷な陽射しを浴びた葉たちは

夏の間から散りはじめ

残ったのは変色したり

虫食いの多い葉たち

 

それでも懸命に色を変えて

紅葉や黄葉に変化。

 

 

今月のお稽古は11月15日

北鎌倉の円覚寺の塔頭「佛日庵」で

「薫物合わせ」を催します

 

 

紅葉の見ごろですと良いのに・・・

 

 

 

 

 

去年、一昨年と十一月半ばは

紅葉もわずかでした。

 

今年はどうでしょう?

 

昨年は紫式部の和歌でした。

 

NHKで「光る君へ」

が放送されておりました。

 

今年は時をさかのぼり

奈良時代の和歌となります。

 

あまりに技巧的でなく

素直で自然な描写は

私の好み。

 

薫物創り初心者には

とてもやり易いと考えました。

 

上級者には少々物足りない

かもしれませんが

たまにはよろしいのでは

と思っております。

 

皆様どのように

香りで表現なさるでしょうか?

とても楽しみにしております。

 

当日晴れると好いですねお願い

 

 

ピンクハートキンモクセイ

  今年も咲いてくれて

 ありがとうラブラブ

 

 

 

 

ご訪問ありがとうごさいます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

10月とは思えないような

寒さです

 

涼しいを飛び越えて

寒さがやって来ました。

 

 

夏からいきなり

冬ですか?

 

 

日本の四季が年を追うごとに

無くなりつつあるようです

 

我が家の

今年の金木犀の開花は

去年より1週間遅くなりました。

 

 

 

 

 

 

10月になると

毎年金木犀の開花が

気になり始めるのです。

 

ある年は2度咲き

また、ある年は3度咲きました。

 

 

 


 

 

 

金木犀が咲き始め

辺りに麗しい香りが漂い始めると

キューンと胸が痛くなり

やがて

お日さまに干したお布団に

温かくふんわりと包まれたように

優しい香りが満ちてくるのです。                

     

 

 

金木犀が咲く季節

13歳で

虹の橋のたもとへ行ってしまった愛猫

 

1年に一度

懐かしい愛猫たちに逢える季節。

 

キンモクセイの木の

ズ~と向こうから

灰色猫が飛ぶ様にして

まっしぐらに私目差して

走ってくるのです。

 

その後ろには

6年後に行ってしまった

茶トラの妹が

後を追いかけて来ます。

 

 

金木犀が咲く季節

哀しみとともに

嬉しい季節となります。

 

 

キンモクセイが咲いてから

3度雨が降ったでしょうか?

 

一昨日の雨で

わずかに花を残して

散ってしまいました。

 

また来年まで

虹の橋のたもとで妹ニャンコと

私と会うまで

元気に追いかけっこしていてね。

 

 

金木犀

今年も咲いてくれて

ありがとうルンルン

 

 

ピンクハート和の香り平安朝香道  

 十月のお稽古

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

朝晩の冷え込みが

とても激しい十月です。

 

 

暖房が必要になりましたね黒猫

夫と我が家のニャン子は

とっても寒がり

暖かくしないと眠れないようです。

 

 

冬のように連日寒くなると

「黑方」を燻らせてみたくなります。

 

 

この寒さを予想していた?

そのようなわけではございません。

 

今月の平安朝香道のお稽古は

「黑方」なのです。

 

 

 

 

冬の薫物を薫くのに

相応しい季節となりました。

 

寒さに封ぜられず

ピンッ

と背中を伸ばして

行動いたしましょう。

 

「黒方」を聞くと

自ずから姿勢を正したくなる?

そのはずなのですが・・・

 

 

寒さで縮こまっていませんか?

 

さあ

 

顔を正面に向け

背筋を真っすぐに

絹の衣装を纏った気持ちで

気品高く気持ちを整えましょう

 

「黑方」のようにキラキラ

 

明日は「黑方」のお稽古です。

 

 

また告知がすっかり遅くなり

申し訳ございません。

 

 

十月のお稽古は

 

10月25日(土)午後1時30分

10月26日(日)午後1時30分

となります。

 

 

お稽古場(教室)は

慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から

徒歩約3分のところにあり

お申し込みの際は場所をご案内します。

その他ご質問などもこちらよりどうぞ。

 

 

※こちらからどうぞ。

ダウン

お問い合わせ

 

ピンクハート秋の香りがしてきませんか?

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

秋はまだ?

10月に入っても夏日があり

 

秋はまだ?

 

まだかまだかと

秋を待ち遠しく思って

過ごしておりました。

 

 

秋霖とは言えないくらい

短い間でしたが雨が降りました。

 

 

 

 

 

 

少しづつ少しづつ

秋が歩みを早め

朝晩は冷え込みが強くなり

秋は我が家の庭まで・・・

 

 

 

 

雨が上がった日

庭に出ると

フワッと

少し甘く少し涼しく

優しい香りがしておりました。

 

遠い日を思い起こさせる

その香りは

 

藤袴

 

桜餅の香り

と多くの方がおっしゃいます。

 

本当にそうなのです。

 

 

クマリンという匂い成分が

同じだからなのです。

 

 

桜の葉は

塩漬けにして良い香りが

フジバカマは

湿気を帯びたり

反対に枯れるとなお一層

良い香りがするのです。

 

 

 

 

 

平安時代から愛されてきた

藤袴の香り

 

秋も深まり

冬がやって来ても

枯れてもなお香る

これからが愉しみです。

 

 

今日は快晴ラブラブ

きっと週末は

運動会日和ですね

 

 

空を見上げると

秋を象徴する金木犀の蕾が・・・

 

 

 

 

 

 

かすかに香りがして

 

秋の香りが次々と

近づいております。

イエローハート菊の香はお好きですか?

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

 

今日はまた夏ですね。

十五夜だというのに・・・

 

 

 

 

皆様は

菊の香りをどのように

感じられますか?

 

 

私たちは同じ花の香りを嗅いでも

「甘い」「爽やか」「少し苦手」

「苦い」「不快」

など

感じ方がまるで異なることがあります。

 

これは

香りが単なる物質としての匂い

ではなく

人の心や記憶と深く結びついているから。

 

 

 

 

 

 

まず、香りの受け止め方には

「環境」が影響します。

 

一概には申せませんが

 

自然豊かな場所で育った方は

土や草木の香りに親しみを覚え

 

都会育ちの方は

人工的な香りや清潔さを感じる香りに

敏感になるのでは?

 

次に大きいのが「匂いの履歴」

香りの記憶です。

子どものころに慣れ親しんだ匂いは

安心感を与えたり

 

反対に、体調の悪いときに嗅いだ匂いは

後になっても不快な印象を伴う

そのようなことがあるのです。

 

また「そのときの感情」も作用します。

 

気持ちが晴れやかな時には

花の香りをより美しく感じ

疲れている時には

同じ香りが強すぎ

重く感じられることも。

 

お心当たりは?

多分どなたにもおありだと・・・

 

香りは鼻で嗅ぐだけでなく

心で受け止めていると言えるでしょう。

 

香りは客観的な「匂い」と

主観的な「心の響き」

の両方から成り立っています。

 

同じ薫物を囲んでも

人によって感じ方や言葉の表現が変わり

そこに交流や思わぬ発見が生まれ

楽しさが倍増するのです。

 

香りは唯一無二の体験

 

自分だけの香りの感じ方を大切にしながら

他の方の受け止め方を聴くことで

新しい世界が開けて行くのです。

 

ご自身で感じた

香りの顔を大切にしながら

何度か聞くうちに

やがて

香りの貌が見えてくるかも

なのです。

 

 

同じ香りを聞いても

各々独自の感じ方がある。

 

独自の感じ方を大切に

平安朝香道は古の道を辿り

未来に進みます。