Ready Steady Go! -33ページ目

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

最近の色んな訳あり事情で、ブログアップがこれまでで最悪のスローペースになってしまっているが、1ヶ月遅れの巴里のある晩の様子を簡単にご紹介。

ホテルから徒歩で15分ほどの今晩のレストランに向かう途中、ウインドウに飾られていた70年代にローリングストーンズを撮り続けていたフランス人写真家Dominique Tarle / ドミニクゥ・ターレのポスターが目に留まり、シャッターをきる。

Ready Steady Go!-Dominique Tarle

以前このブログで紹介した英国人写真家 Philip Townsend / フィリップ・タウンゼンド同様に善き時代であった60年代、70年代の英国カルチャーを感じさせてくれる。

そして予約時間の21時30分ほぼ定刻にレストランに到着後、地下の一番広い部屋でmelissa チーム 総勢21人が集い、恒例のディナーとなるが、今回は巴里在住のデザイナーJ・Maskrey /ジェイ・マスクリーも参加していたので、彼女の写真をいただく。

Ready Steady Go!-J Masckly

彼女のコレクションのひとつ左腕のアップルステッカーも、ついでに?1枚

Ready Steady Go!-j Masckly

2時間が過ぎても空いて行くワインボトルのピッチは変わらず、毎回ラテンの血に付き合っているととんでもないことになってしまう。

Ready Steady Go!-1

そして12時をまわった頃、スペインのプラドの誕生日だということで、更にジャイアントシャンパンとケーキが用意され、国毎のハッピー・バースデーを歌うが、自分の番が来て、果たして日本語のハッピー・バースデーなんてあっただろうかろかと、、、、、、、、、、、

Ready Steady Go!-2

仕方なく英語で歌うが、お陰で全員からブーイング、シャンパンのコルクが額に当たるおまけ付きで、午前1時を過ぎる頃まで宴は盛り上がる。

Ready Steady Go!-3

満腹状態でデザートを食べるスペースはないが、出て来た見るからにこってりのチョコレートケーキを最後に、melissa ディナーはフィナーレ。

明日の仕事を考えると、自ずと帰り道、歩くスピードは上がる。

午前2時過ぎ、十分すぎるほど酔っぱらった状態でベッドに急行。

長かった1日がやっと終わりを告げる。

merci


アメリカのロックバンド『 The Gossip/ ザ・ゴシップ 』のボーカリスト『 Beth Ditto / ベス・ディットー』は、melissa の大ファン。

2008年には、 Glamour Awards / グラマー・アワード International Artist of The Yearを受賞している。

Polemic, feminist and one of the main faces of the indie rock’s new generation worldwide, Beth Ditto, The Gossip’s singer, has been having more and more attention of the international media. The result is that this trendy girl with a strong personality also influences her fans, which by the way are not few. Last year, Ditto has been chosen as the artist of year in the Glamour Awards. And the singer has a special care for a genuine Brazilian product! She’s in love with Melissa and has already declared, in the first edition of Love, the new magazine edited by ...


米ブッシュ政権を批判したメッセージソング『Standing In The Way Of Control』がスマッシュヒットとなる。

Ready Steady Go!-beth 2

注目と期待を集める彼女がミュージックシーンで、今後世界的な活躍が期待されている。

Ready Steady Go!-beth 3

写真によってこんなにルックスが変わる人も珍しいかも、、、、、、、、

Ready Steady Go!-beth 1

レズビアンを公表し、肥満の巨漢体型を隠さずにアピールしたことが支持され、称賛されたとある。

Ready Steady Go!-Beth 5

オレンジのミニドレスと黒髪から、28歳の彼女らしさがのぞく。

Ready Steady Go!-Best 6

一方でこんなおとなの雰囲気も?

Ready Steady Go!-Beth Ditto

2009年2月にはパンク発祥の地イギリスで、雑誌『Love』の初日のカバーモデルとしてフィーチャーされたことは、個性重視の国民性が物語る。

Ready Steady Go!-Beth Nude

cheers
巴里から帰国してから随分と経つが、ブログ上では未だ滞在しているかのごとく、すでに2週間以上が経過してしまっている。

日々更新出来ないままで過ぎて行っていた理由は、ひと言多忙に尽きるが、展示会にあわせて溜まっていた事務仕事に追われ、書き綴る気力がまったくと言っていいほど湧いて来なかった。

愚かな人間の悲しい性だが、また明日と思えば、翌日もまた明日と、とどのつまり、一度この心理が優先し始めると永遠に続き兼ねない。

持ちネタはあるが、事務仕事の疲労から起こる肩凝り、首の凝り、パソコンで打ち続ける細かい文字のお陰で眼精疲労、腕の疲れと、億劫になる気持ちが優先してしまい睡眠時間を削ってまで綴る気力すら失っていたようだ。

どこかで再開しなければと、本日やっと重い腰を上げて、薄まりつつある記憶をたどり、巴里の舞台から再スタート。

2007年の3月、初めて出逢った彼女はバギーでスヤスヤとお眠り状態で、一方的な片思い?からだった。

Ready Steady Go!-ITALIAN G 1

そして1年半後の2008年10月、弟を連れた成長した彼女に再会した。

Ready Steady Go!-italian G 1

そしてそして、今年の3月に逢った彼女は、その年頃にありがちなシャイな部分が芽生えて来ていた。

Ready Steady Go!-italian G

まだ物心が付くまでには数年はかかりそうな弟は、カメラ目線でしっかり対応。

Ready Steady Go!-italian B

そして、この10月に再会した彼女は、逃げまくっていた6ヶ月前とは大違いで、しっかり挨拶出来るほどのお姉ちゃんに成長。

Ready Steady Go!-イタリアンキッズ G

歯が揃い始め、髪も随分と伸びた容姿の弟の口からは、構おうとする度にNOと言われ、残念ながらそれが口癖のようだ。

Ready Steady Go!-イタリアンキッズ B

melissa のブースに閉じこもりがちな長丁場の展示会期中、ちょっとした息抜きの模様をお伝えして、久しぶりに cheers.


狭い限られた空間の機内で出来ることには限りがあるが、毎回自分なりにどう有意義に過ごそうかと離陸前に考えてはいるが、思いのほか空想というか、予定で終わってしまっていることが多い。

今回も機内食の後、何時間後かに中途半端な眠りから目覚め、その後ダラダラとこれと言って何をするわけでもなく過ごしてしまう。

到着2時間ほど前から隣りのひとが具合が悪そうで、クルーのひとに体温計を借り、薬とおでこ用の冷えピタをもらっている様子が気になる。

会話のやりとりの雰囲気から想像するに、かなり熱がありそうな感じで、まさかインフルエンザ?なんて、
申し訳ないが、要らぬ想像をしてしまう。

東京での合同展示会期中も、出展者のひとりが風邪で具合が悪くなり早退していて、その話を聞いた途端、まさに病は気からを実践して、なぜかしら喉がいがらっぽくなり、身体がだるく感じて、感染したのかもと勝手に不安がっていた情けない自分が居たのも事実。

でも翌日のパリ行き搭乗を考えれば、まさかがあっては困るわけで、随分とナーバスになってしまう。

最近は腕時計をしない習慣で、いつも機内では時間を気にせず過ごしているが、そろそろ退屈の限界に近づいて来ている。

が、

映画を見続ける集中力もなく、活字を読むのも目が疲れているし、窓から空を眺めることも飽きていて、お酒を飲む体力もなし。

要するにひとえに早く空港に到着して欲しいことに尽きるわけで、かなり昔の話であるが搭乗するのに緊張もして、ワクワクしていた頃が懐かしい。

そろそろお待ちかねのCDG空港到着のアナウンスで、背伸びをして身体の緊張をほぐす。

到着後、イミグレーションでパスポートに入国スタンプをもらい、後は預けていたラゲージを待つ。

何と運良く1番最初に出て来たマイ・ラゲージをピックアップして、ここ最近曰く付きのタクシー乗り場に向かうが、伝えたホテル名と住所でドライバーはすぐに承諾、ルックス的に物静かなまじめな人柄に見え、信用して車内でリラックスする。

午後6時を過ぎているが、十分に西日が残る明るさも気分を良くしてくれる。

45分ほどでホテルに到着、料金もリーズナブルで荷物の加算額も1ユーロのみと、良心的なひとで久しぶりの心地よさにチップを差しあげる心の余裕?が覗く。

そのままチェックインだが、ホテルの人も感じよく、今回は到着後すべてがラッキーに進行。

ずっと一番巴里らしさを感じられるセーヌ左岸サンジェルマン近辺に常泊していたが、ここ最近は右岸のあちこちの至る所を転々としている。

仕事中心のうえに更に展示会場にほぼ籠りっきりとなれば、ゆっくりと巴里の街を散策することなど夢のまた夢の話で、映画で観た光景も雑誌で下調べした場所も距離以上に遠く感じる。

人間は長い人生の中で、ほぼ平等に幸運と不運とが廻って来るものだと感じはするが、日頃の思考と行動により、運のより良い人と悪い人が存在して差があるのも事実。

ホテル近くのスーパーでの買い物を終え、明日からの展示会に備え、少しでも運が継続するようにと、初日のパリ・ファッション・ウィークの夜をひとり静かに過ごしているのでした。

cheers



1日パリ行きの為、いつも通り出発時間の2時間前に家を出て成田へ車を走らせる。

2時間前だと正直内心は余裕がなくなるが、慣れてしまえばいつものことで何とかなるもの。

1時間前に到着して、いつも通りANAのカウンターで手続きを終わらせ、しばしラウンジで時間を過ごそうと向かうが、この日はパリに向かうファッション業界人がやたら多く、腰を下ろした位置からどのように見ても視界に誰かしら知り合いが、目に入って来る。

挨拶も程々に、ギリギリまでメールの処理に追われるあわただしさの中、知り合いの何人かにそろそろ搭乗ゲートに行きませんと言われ、断るわけにも行かず、数名でゲートに向かう。

更に搭乗手続きのために並んでいる列にも知り合いが多く、本日のANA205便はまさにファッションフライトだねと言えば、隣りに居た誰かさん?がファッションヘルスフライトの方が良いですね ?とからかってくる。

今回予約していたシートはビジネスクラスのフロントで、3Kの窓側でまさに独りになるのにはぴったし。

実は、このフライトに搭乗するファッション関係者が多いことを事前にある程度知っていて、このシートを選択しておいた。

さっさと業界人のオシャレさん達の群れ?から逃避して、解放された自分の空間に腰を落ち着かせる。

離陸までの順番待ちで時間が掛かり、数えきれないほど搭乗しているにもかかわらず、これまでにゆっくりとその光景を見たことはなく、ずっと窓から見える数々のエアラインの飛行機の姿に見とれる。

数分置きに離陸する飛行機を眺め、改めてその姿に目が釘付けとなり、英国航空、ルフトハンザ航空、ヴァージン航空、日本航空、途中着陸のイラン航空のジャンボ機をやり過ごした後、いよいよ離陸となるが、後ろに連なる飛行機の姿にも目を奪われる。

まるで童心に帰ったように離陸までの時間を愉しみ、そして離陸となるが、この瞬間が海外への長旅へ出掛ける気分を実感する。

離陸30分後からドリンクサービズが始まり、搭乗までの移動距離と機内は空気が乾燥しているので、意外と喉が渇き易い。

カンパリオレンジでのどの乾きを癒す。

甘さと苦さが程よくおつまみを頂く頃には、すっかりまわりのことを忘れ、窓から見える蒼空と白い雲をおかずに気分良く自分の世界に浸っているのでした。

以前は毎月送られて来ていたANAの月刊誌/翼の王国も、ここ最近は送られて来なくなり、シート前のポケットに入っているアフリカンな表紙に誘われ、久々にページをめくってみる。

Ready Steady Go!-翼の大国

10月の旅先はアフリカ・ケニア。

Earth Runner in Kenya / サバンナを走れ。

人類発祥の地、アフリカ。

私たちの遠い祖先は、この大地に2本の脚で立ち、歩き始めたという。

以前からアフリカの色が気にはなっていた。

機内食の準備の為にいったん中断して、食事の後ふたたびと言いたいところですが、おそらくシャンパン&ワインの酔いでそのまま眠ってしまうはず。

翼の大国の中のANAグループ国際線航路図をみて、改めて道のりの長さを感じずにはいられない。

約束は出来ませんが、途中どこかで目覚めてから、叶えばご対面へと。

cheers


想像していたとはいえ気がつけば10月と、時の流れは驚くほど早い。

認めたくはないが、齢のせいでそう感じるのかもしれない。

世間で騒がれたシルバーウィークとらやも、私にとってはゴールデンであろうがシルバーであろうが一切関係なく、いつも通りの生活で29日からは恵比寿で行われた合同展示会PLUGIN accessに3日間出展と、息つく暇も無いほど忙しかった。

スケジュール的にタイトで無理な部分もあったが、3日間天候に恵まれない中、我がスタンドは全体の中でも大いに賑わっていた気がする。

私自身、1日の最終日はパリ行きのため展示会には不参加となったが、展示したブランドの魅力とスタッフの頑張り?で他とはひと味もふた味も、もしかするとそれ以上のまったく違うオリジナリティーがアピール出来て、成果はあったのかもしれない。

今宵、ここ数年日本人は単純明快なブランド志向に勤しみ、そしてリーマンショック後ラグジュアリーブランドの低迷が続くと、ファッション業界?は待ってましたとばかり大量生産のファストファッションばかりが話題に上っているが、まったく私が意識する方向性と違い、ファッションを語る参考にならないレベルで哀しい限りだ。

メディアがうたう通り真似すればオシャレになると勘違いしているのかもしれないが、現実はそんないに甘くない。

某新聞には、メンズにも今秋レギンスが流行る予感だとか、夏にも関わらず、今の若者はフェルトのハットを被るのがオシャレだとか、まったく持って閉口してしまう内容でホトホト呆れてしまうが、これが今の日本の現実。

レギンスたる言葉もいつ頃から誕生したのか?

私にはスパッツの方がピンと来るし、なじみ易い。

なぜ、そのオシャレ?に賛成しないかを自信を持って理由を述べておくと、日本人の体型と足の形とレングスの短さ、更に黄色人種の肌の色に毛むくじゃらの黒いすね毛でレギンスなどはかれたら、鳥肌が立つほど気持ち悪くて仕方ない。

しかし、日本人はそれが流行り( あくまでも一般レベルらしき )? だ知ると自分に似合う似合わないに関わらず、それをはくことでオシャレをしていると錯覚する。

若者が夏にフェルトのハットを被っているのは、本来のオシャレが基本ではなく、何も考えないで被っているだけで、季節感とか、コーディネイトなどまったく眼中にない、ごくごくどこにでもいる普通の若者のスタイルを、さも新たなオシャレだと平気で記事にするジャーナリスト?の資質を疑う。

私が危惧するのは、記事に書けば一般的なレベルでは、それを真に受ける人間がいるからである。

私はまったく知らなかったが、トラウザースの裾をロールアップして履くのが今秋流行っているらしいが、冗談も程々にお願いしたい。

誰が仕掛けた?ことかは知らないが、レギンスと同じで自分の体型や足の形を顧みず、平気でロールアップしても、決してオシャレになることはない。

大事なことは何の為にロールアップするかで、流行りらしいからの理由でロールアップしても、何の意味もなく、ロールアップして自分の姿を鏡に映し、本当にカッコいいかどうかだけである。

格好わるければ ( 似合わなければ )、しなければいい、着なければいい、持たなければいい。

そこが ( 似合っているか、似合っていないか ) 解らない人間が多すぎる。

私は流行り?らしいロールアップをもちろん実行していないし、する気もない。

結論はロールアップをしたことで、オシャレになることは100% あり得ない、単純明快センスが良いか悪いか、ただそれだけのことである。

最近のニュースでは、オープン前に店頭に何人ひとが並んだかが記事の中心で、さも並んだ人数がオシャレなブランドであるバロメーター的に取り扱われ、まったく持って下らなさすぎるし、それを真剣に意識して並んだ人数勝負をしている輩も多い。

新店舗オープンに大手がサクラを使って人を並ばせて、メディア利用や相乗効果を狙う行為は、以前から存在していた。

ここパリのオペラにYという日本のメーカーがショップをオープンして、800人が並んだと記事になっているが、並んでいる人たちの出立ちやセンスに付いては、何もふれていない。

ファッションを心底愛し、オシャレを自認している人は決して並ぶことはないはずだ。

cheers



本来、9月後半はコレクションに合わせてニューヨークに出向くはずだったが、アメリカ嫌いの私にとって、もしかするとそれは運良く?パス出来たということなのかも知れない。

理由は16日から3日間開催されていたroomsへの出展と、マイフレンド/Sarah Chofakianの初来日が重なり、正直10日にロンドンから帰国後、あれもこれもと押しつぶされそうなくらい仕事の大山が押し寄せて来て、齢のせいか心身ともに疲労困憊状態で、ニューヨークに旅立つ体力が残っていなかったこともある。

1ヶ月前から東京に来ることを計画していて、先にSarahから来日リクエストをもらっていたので、毎日東京の街をアテンドする予定だったが、急遽melissaの出展が決まり、その後はご存知のようにてんてこ舞いの毎日が舞い込んで来たのでした。

9月初旬にパリの展示会場で再会し、彼女はその1週間後に初めて東京にやって来たわけだが、やむを得ずひとつしかない身体で、両方ともに私ひとりで完璧なアテンドをすることは物理的に無可能である事情をサラに説明して了承してもらう。

前回、エレガントで心優しいサラにサンパウロの街で色々と良くしてもらったお返しとして、1週間フルに東京スケジュールを考えていただけに残念ではあるが、近所でおすすめホテルとして渋谷のセルリアンタワーを紹介して、パリから到着後、まずはチェックインした33階の部屋からの眺望に感動していた様子だ。

初日の夜は、日本食好きなサラのリクエストから、決して海外では味わえない日本の焼き鳥にふたりで舌鼓する。

長旅で時差ボケもあり、お疲れ気味のサラをホテルに送り届け、初日は無事終了する。

翌日の夜もサラとふたりでカウンター寿司ディナーナイト?とシャレ込み、日本の秋味を堪能してもらう。

そして翌日にはmelissaチームの2名来日、翌々日にも他の2名が来日で、慌ただしい日々となり、数日サラを慣れない東京の街でほったらかしにしてしまう。

それでも、初日には明治神宮に参拝、季節柄平日にも関わらず運良く打掛けの花嫁さんに出会し、図々しくも一緒に写真をお願いして、サラは大満足の表情。

神宮の杜は都心にも関わらず、爽快な緑豊かな自然の空気感と秋空が味わえて、人工的な杜だとはとても信じられない。

必ずと言っていいほど、海外から来た人は連れて来ることにしている。

短い滞在期間で記憶に残る東京を堪能してもらう為に、東急ハンズのジャパニーズプロダクトの宝庫を見学、途中運良く青森のねぶた祭が渋谷のセンター街を練り歩いているのに遭遇して、法被&浴衣姿の人たちと記念撮影、日曜日には秋葉原に出向き、ソニーの最新型のPCを購入、最後の夜は霜降りのジャパニーズビーフの美味しさを知ってもらう為に、しゃぶしゃぶを食べに。

日本文化に初めて触れて、驚くこと数知れず。

年内の再会を約束して、ハグでお別れ。

日本人の親切な対応に感動、そして感謝のことばを残し、機上の人へと。

天気にも恵まれ、秋祭りの東京の街を十分に堪能出来て、月曜日のパリ経由のフライトでブラジルに帰国した。

cheers


16日から代々木体育館で開催された合同展示会 rooms のmelissaスタンドに、缶詰め状態で3日間を過ごしていた。

8月後半から出展準備が始まったが、その時点で一般的な内装の依頼の申し込みはすでに締め切っていた。

最初から時間がない中での進行でイライラ感がつのるが、これも仕事、やむを得ない。

更に2日からパリ&ロンドン出張中で、その合間にインテリア内装を東京の業者と決めなくてはならず、正直、間に挟まれ苦悩の連続で逃げ出したい心境であった。

素材サンプルも見ないで、melissaの要求するインテリアデコレーションを完成させなくてはならず、パリからメールと電話のやり取りだけで決定して行ったわけで、ことばのハンディキャップもあり、モノを見ないで他人のリクエストに応えなければならない困難さは、二度とごめん被りたい。

出展日前日の準備は内心ヒヤヒヤもので、これこそまさにバクチ、自分に最終決定権がないわけで、もし、
内装が気に入らないなんて言われようものなら、我慢出来るほどのキャパはその時持ち合わせていなかった気がする。

無事に事なきを得て、初日を迎えて展示会がスタートするが、有り難いことに来客はひっきりなし?で、嬉しい悲鳴のひと言。

日頃から文句を言うこと?が私の日課のような感じであるが、今回は看板を下ろしてグッと我慢して、内容の中身には一切触れずにおこう。

己の掲げる理想を言っていたら切りがないし、日本の展示会ということもあり、簡単にmelissaスタンドの写真をご披露して、あっさりと終わることに。

Ready Steady Go!-1880

人が多い時は、どうしても対応に追われ、

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シャツターが切れるのは、人がいなくなった閑散としたひととき

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振り返れば、忙しいブースだった気がする。

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Zaha Hadid

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cheers


短いロンドン滞在中、仕事とは別に何か記憶に残る体験をとも思うが、すでに疲れきっている身体にはそこまでの行動力が付いて来ない。

秋のイベントとしては、これまでにも時間が合えば覗いていた『 Portobello Film Festival / ポートベロー・フィルム・フェスティバル 』が、Westbourne Studiosなどの3つの会場で3日から20日まで行われていたが、残念ながら今回は都合がつかなかった。

9日帰国で見逃したというか、日程的に不可能だったいくつか気になったイベントをご紹介すると、12日には『 The Thames Festival / ザ・テムズ・フェスティバル 』が、テムズ河近辺で去り行く夏の最後の思い出にミュージック、ダンスなど様々なイベントに花火大会などで盛り上がる。

同じ12日には、『 Proms in the Park / プロムズ・イン・ザ・パーク』が約2ヶ月間に、70以上のクラシックコンサートが開催され、最終日にハイド・パークでフィナーレを迎え、ここでも花火が最後を締めくくる。

そして、東京の外苑にもやって来ているイギリス内外から、数多くのコンテンポラリーデザイナーの作品が集結して、建築やインテリアデザインのイベント『 100% Design / 100% デザイン 』も、24日から開催される。

同じイベントでも、ロンドンと東京では雰囲気がまったく違って感じられるから不思議です。

感性をくすぐるほどの出来事も無く、今回は地味目な滞在で帰国となり、静かに帰国の途に着いた次第です。

もうひとつファッション人間として、大事なことを忘れておりました。

Ready Steady Go!-1878

LONDON FASHION WEEK / ロンドン・ファッション・ウィークが18日から始まりますが、あんなに足繁く通った昔が懐かしくなるくらいここ数年はご無沙汰で、UKファッショんン通を自認している割には、何ともつれない行動かも、、、、、

Ready Steady Go!-1877

世界の他の3大ファッションウィークに比べて、今ひとつ話題性に欠けていて寂しい限りですが、復活を祈るばかりです。

話は帰国便のANA202便の機内からで、運良くとなりが空席で、機内食の晩ご飯の後は、頂いたシャンパンとワインの酔いのせいで、ずっ~と眠ったままで、成田到着前の食事もパスと、最近どうも長旅でお疲れのようです。

ヨーロッパに比べ、まだ残暑を感じる東京でまた多忙な日々が待っているが、数日は時差ボケに悩まされながらの生活ですが、16日からの合同展示会 rooms に出展準備もありで、ゆっくりしている時間など当然あるはずがない。

思うようにストレス発散が出来ず、パリ&ロンドンから持ち帰ったフラストレーションに、更に味付けを濃くしてくれそうな我がスタッフの存在に、帰国初夜から魘されそうな予感がしてきた。

このまま東京生活となり、いくら人間辛抱だといってもそこには限界があり、見飽きた感は拭いきれないが、ファッション的な刺激と暇が恋しくて仕方ない、帰国後の眠れぬ夜を迎える。

海外旅のお供とはいえ、この眠れぬ夜もいい加減飽きて来た。

cheers



今回の3泊4日の短いロンドン滞在中、我が日本国の次期総理大臣夫人は、これまでに宇宙人に会ったことがあり、金星に行ったことがあると、まさに奇想天外な発言が英国新聞に掲載され、イギリス人からあまりの馬鹿気さに嘲笑気味に言われてしまった。

日本のファーストレディーが、海外メディアでこれほどまで話題となること自体が希少ではあるが、何もヴィーナス( 金星 ) 発言しなくても良かったのでは???????

もちろんそれが事実であろうことはないと子供でも分かるが、それにしても話題のレベルがこんなことであろうとは、トホトホトホ、、、、、、

昨年出版された対談集「私が出あった世にも不思議な出来事」で、夫人が「眠っている間に、魂が三角形のUFOに乗って金星に行ってきた」と話し、今年5月の民放番組で「前世で米俳優トム・クルーズ氏が日本人だったのを知っている」と語ったことを伝えた。

更にテレビ対談では、いつも太陽が(空に)出てるじゃない? 

そしたら太陽を食べてるわけ。

どうやって食べるのって思うでしょ? 

太陽が出てたらね、こうやってパクパクパクパクと食べてるの。 

気持ちいい。
   
太陽をパクパクパクパク。。。ってやってるからね、知らない人から見たら「あの人何やってるの」って思うかもしれないけど、すごく力になるわよ。

それでね、最近は主人もするようになりました。

何でこんなことが海外メディアに掲載され話題となったかというと、それは歴史的な政権交代で鳩山首相が誕生したからであって、首相にならなければ単なる変わり者の冗談ですまされたかもしれないが、ファーストレィーともなれば、海外メディアが他ならぬ注目したということで、今後が楽しみとでも????????

思い出されるソ連の宇宙飛行士ガガーリンの地球は青かったという言葉に匹敵するほどの、強烈な現首相夫人のことば、金星は緑であった。

どう受け入れてイギリス人に説明すればいいのか? ことばを失い、失笑のお付き合いでつかの間の雑談に幕を下ろす。

彼女のユーモアと捉え受け入れる人もいるそうだが、私はルックスも含めてすべてがお口に合いません。

完璧にNGな人なのでした。

cheers