Sarah Chofakian in Tokyo | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~

本来、9月後半はコレクションに合わせてニューヨークに出向くはずだったが、アメリカ嫌いの私にとって、もしかするとそれは運良く?パス出来たということなのかも知れない。

理由は16日から3日間開催されていたroomsへの出展と、マイフレンド/Sarah Chofakianの初来日が重なり、正直10日にロンドンから帰国後、あれもこれもと押しつぶされそうなくらい仕事の大山が押し寄せて来て、齢のせいか心身ともに疲労困憊状態で、ニューヨークに旅立つ体力が残っていなかったこともある。

1ヶ月前から東京に来ることを計画していて、先にSarahから来日リクエストをもらっていたので、毎日東京の街をアテンドする予定だったが、急遽melissaの出展が決まり、その後はご存知のようにてんてこ舞いの毎日が舞い込んで来たのでした。

9月初旬にパリの展示会場で再会し、彼女はその1週間後に初めて東京にやって来たわけだが、やむを得ずひとつしかない身体で、両方ともに私ひとりで完璧なアテンドをすることは物理的に無可能である事情をサラに説明して了承してもらう。

前回、エレガントで心優しいサラにサンパウロの街で色々と良くしてもらったお返しとして、1週間フルに東京スケジュールを考えていただけに残念ではあるが、近所でおすすめホテルとして渋谷のセルリアンタワーを紹介して、パリから到着後、まずはチェックインした33階の部屋からの眺望に感動していた様子だ。

初日の夜は、日本食好きなサラのリクエストから、決して海外では味わえない日本の焼き鳥にふたりで舌鼓する。

長旅で時差ボケもあり、お疲れ気味のサラをホテルに送り届け、初日は無事終了する。

翌日の夜もサラとふたりでカウンター寿司ディナーナイト?とシャレ込み、日本の秋味を堪能してもらう。

そして翌日にはmelissaチームの2名来日、翌々日にも他の2名が来日で、慌ただしい日々となり、数日サラを慣れない東京の街でほったらかしにしてしまう。

それでも、初日には明治神宮に参拝、季節柄平日にも関わらず運良く打掛けの花嫁さんに出会し、図々しくも一緒に写真をお願いして、サラは大満足の表情。

神宮の杜は都心にも関わらず、爽快な緑豊かな自然の空気感と秋空が味わえて、人工的な杜だとはとても信じられない。

必ずと言っていいほど、海外から来た人は連れて来ることにしている。

短い滞在期間で記憶に残る東京を堪能してもらう為に、東急ハンズのジャパニーズプロダクトの宝庫を見学、途中運良く青森のねぶた祭が渋谷のセンター街を練り歩いているのに遭遇して、法被&浴衣姿の人たちと記念撮影、日曜日には秋葉原に出向き、ソニーの最新型のPCを購入、最後の夜は霜降りのジャパニーズビーフの美味しさを知ってもらう為に、しゃぶしゃぶを食べに。

日本文化に初めて触れて、驚くこと数知れず。

年内の再会を約束して、ハグでお別れ。

日本人の親切な対応に感動、そして感謝のことばを残し、機上の人へと。

天気にも恵まれ、秋祭りの東京の街を十分に堪能出来て、月曜日のパリ経由のフライトでブラジルに帰国した。

cheers