インドの総合施設会場やレストランは驚くほど冷房が効いていて、寒くて仕方ない。
インド人のひとたちはまったく気にしていない様子で、元々冷房が苦手ではあるが、彼らとは遺伝子&細胞が全く違うのではと思ってしまう。
初日の滞在中のゲストハウスの朝食はさすがにお口に合わず、翌朝からはゲストハウスから徒歩で10分ほどにある現地のファッション人間に教えてもらったカフェ The All American Diner に毎日通い、600円ほどのベーコンエッグ&トーストとミルクティーの味に満足する。

朝は営業していないが、カフェの向かいのガーデンテラスレストランは雰囲気が良さそう。

中国に次ぎ、世界第2位の人口12億人の多様な民族、宗教、言語、文化の大国であるが、貧富の差もあり貧困に苦しむ人が多いと町の様子からもうかがえる。

滞在中に感じたことは、停電も頻繁に発生しがちでインフラ面の整備や、未だ舗装されていない道路も多く、常に交通渋滞が見受けられ、人口&車両の増加に道路整備が追いついていないように感じる。

中国やブラジルと同じく新興国の著しい経済発展の一国ではあるが、どの国にも言える格差社会の現状は、発展理由のIT産業の裏側に存在している。

全く進まぬ道路状況だが、不思議と東京ほどイライラしない。

ストリートで見かける屋台のインド独特の油で揚げた食べ物は、一瞬食欲をそそられるが、衛生面を考えるとやはり臆病になり、観賞のみで我慢する。

ストリートで見かけて足を止めた光景は一瞬何をしているのか分からなかったが、左側の水を溜めたタンクで髪を洗い、右側には段ボールを敷いたベンチでブルーのシャツを着たお客さんが待っていた屋外バーバー / 床屋さんの光景に思わずシャッターをきらせてもらう。

心理的にはおそるおそる近づき、木の陰からこっそり撮った1枚

イギリスの支配下から1947年に独立した以降、多くのインド人が移住してイギリスに定住したインドコミュニティーの人口の多さとヒンドゥー教の建物の豪華さは、ロンドン滞在中に感じた強烈な印象のひとつでもあった。
今インドの大地を踏み、人、ひと、ヒトを見て感慨深い気持ちになり、ひとが生み出す喧噪に驚かされている。
namaste









































