愛と平和の弾薬庫 -50ページ目

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

ライオンズ戦、岩隈が復活。五回無失点。打線が四点リード。

おお、おお、いいね、最高の復活劇ね、と思ってたら、小倉が満塁弾をもらっちゃったね。いやしかしいわゆる振出しに戻ったっていうやつ、岩隈の勝ちは消えちゃったが、試合はまだまだこれから、って言うか今年のイーグルスなら取れる取れる。

ほらね、なんと渡辺直人のプロ初弾!6-4!しかも9回表!あと3アウトだ!


……。


フクはまだ30!

あと何年もやれるぞ!

ここだ!ここが正念場なのだ!

立ち直れ!とは言わない。

立て直せ!なのである。まだまだやれるのだから、自分を見切らないでここらで一辺しっかりピッチングを立て直せ!


そうだねえ、俺もだねえ。

さてと……(と余韻を残すやり方、いけないなあ)


ミヤギオートなる会社に電話したら「来店型立会い車検 」が安いですぜと言われたので、ほうほうそうかえということになって先週の木曜(7月19日)、ぶおおんぶおおんと爆音響かせつつ赴いたら、やはりマフラーがダメになっていた。五百円玉の貯金箱ぐらいの穴がさ、ね。おまけにその周辺、ボロボロと今にも崩れ落ちそう。ヤバ。危ね。

で、その日はその他の部分にOKを出してもらって、オイル交換などやっていただいて、4・5日後にはマフラー取り寄せておきますんでと言われてすごすご。


さて、そして今日(7月24日火曜日)、取っ替えてくれ取っ替えてくれ!このぶおおんマフラーをぶおおん言わないようにしてくれ!早くしてくれ!と、再び馳せ参じたら、はいはい用意できてますよ、二時間かかりますよ、と言われて途方にくれる。そのあいだ、どうしていたらいいのでしょう私は。しかしそんなことを口にはできません。マフラーそんなんなるまでぶおおんぶおおん言わせてたのは他ならぬボクなんだし。

またもやすごすご、どうにかして時間つぶしてくるしかあるまい。折りも折り、我が家のエアコンもダメになっちゃってね、買いに行かなくちゃならないの、今日。

ああ、現時点で午後一時、車できるのが言葉どおりに考えれば午後三時、いやしかし、そんなきっちりいくなんて考えねえほうがいいんだろうな。きっとたぶん四時ごろになんないとできないんだろうなあ。三時間。……それから多賀城ジャスコ近くの電気屋密集地帯(コジマ・デンコードー・ヤマダ電機が徒歩五分圏内にひしめいている)にすっ飛んでいって頑張って三軒回るしかないんだろうなあ。しゃあねえなあ。じゃあ、まあ4時まで、う~ん、徒歩で20分、家に戻って……、と歩き出したら後ろから、

「お客さ~ん」

え? 見れば、何もすごすご立ち去る男を見送るまでもあるまいに、と思っていた受付のお姉さんである。

「代車で~す」

は?

うそうそうそ! な~んだよ、早く言ってよ! 俺はてっきり……。

淋しい気持ちになって損したなあ。

こんな時、当然代車が出ると考えるのが普通の社会人なのだろうか。だからひとこともあの「二時間はかかります」と言った親父は言葉にしなかったのだろうか。う~ん、しかし助かった。地獄に仏とはこのことだ。(そうか?)


ぶほぶほ、とフェスティバのミニワゴンなるものを俺はかっ飛ばしはじめた。そしてKDY電気屋三軒密集地帯へ。しっかり三軒回って「D」で決定。しっかりマッサージ器を試したりしつつ。ゴロゴリの体をなかなか終わらない機械に任せきってたら約30分。ああ、俺は右肩がガリガリくんのようだ。いちいち右肩の真ん中あたりがつっかかる。


して「来店型立会い車検」、オイル&エレメント交換、マフラー交換、そして諸々合わせて、 

139,754円!
なんか、やっぱり安いよねえ。どう?



いやあ寒いね。

こんな季節は鍋に限るわ。

椎名誠さんのおすすめは『ワンタン鍋』。


白菜、エノキダケ、水菜、椎茸、モヤシ、カイワレ大根などの野菜群に、

春雨、うどん、そしてワンタン(豚か牛のひき肉に塩、コショーしたやつ)。

出汁は椎名氏は手羽先などと書いてるが、我が家は鳥皮程度だね。

それにワンタンスープの素(というのがあるらしい)、

さらに各種ラーメンスープ(お好みでOK)など混入させるとモアベターよ。


はーふー言いながら食らったら、さあ、窓を開けろ!

もう暑くてやってらんねえ!

やっぱこれは11月あたりにするべきだな。

「アタシ柏崎にいたんです!」といきなりこられ、一瞬、何のことやらと頭の中をでっかいはてなマークが占拠したが、やっとのことで理解した。しかし理解したら尚のこと言葉に詰まった。んじゃなんでここにいられるんだ!? やっと言葉が出る。「柏崎から帰ってきたんですか? 今日!?」

「越後湯沢駅までなんとか車で送ってもらって、一時間に一本の新幹線になんとか乗り込んで、大宮にたどり着いた時はホッとしましたぁ!」

車は当然渋滞、トンネル(隧道という言葉がぴったり来るような古いトンネルだったらしい)の中で午後三時ごろの震度5強の余震にあったと言う。

「何て言うの? 背中つままれてブラブラ振られてるって言うか、そんな感じ、わかんないか……」

生き埋めになったら……!?とかとは考えなかったらしいが、しかしともかく、昼間から大ニュースとして報じられていた土地からの帰還者にこっちは心を揺さぶられました。


「チームがチャンスをつぶしたあとに、どう踏ん張るか。その踏ん張りが足りなかった自分自身に腹が立つというか、悔しい気持ちが強い。自分に残念です…」

打てなかったおっさん達を背中に背負って投げ続けた18才の少年の言葉である。18才にして、もはや「エースの自覚」に目覚めた言葉である。

去年だったか、負けた試合で、「今日はフォアボールを出さなかったのが収穫です」などと言っていた一場くんとは格段の差である。

うちの伴侶が、「マー君!ラブラブ」にはゾッコン、一場くんはぼろくそダウンなのには、こんなところにも理由があるのだろうなあ。


ちなみに某週刊誌の某エッセイに書いてあったんだが、ハンカチやらハニカミやら氷川きよしを元祖とする女性が支持する「王子」さまには必ず実力が伴っているのだと言う。

ところが、男どもが支持する女性はまったく反対。実力などというものは無いほうがいいらしい。

「Swimming with Golden Eagles」などと銘打って長々と書いたばかりでまたぞろイーグルスネタってのも芸がないが、きのうの試合は本当に聞いてるだけで精も根も尽き果てるような試合だったので、つまりはとんでもなく印象に残る試合だったので、ちょっと書いておきたくなった。


まずは試合開始、一回裏ホークスの攻撃が始まったと思ったら有銘が大乱調、一点取られた上に満塁、22球を放っただけで二番手・永井に交代。その永井がポッカーンと打たれて一回で0-3。しかしまあ、まだまだ一回、どうにかなるだろう、と思って聞いてたら、五回裏、松崎が、敬遠で立ち上がっていた藤井も取れないほどの敬遠球を。つまり暴投。解説の元ヤクルトの西村も、「敬遠だと言うんで気が抜けたんだろうけど、敬遠玉を暴投なんて見たことない」。まったくもって、おいおいおい……。

しかし続く6回の表、草野がやってくれました!ツーランで2-4に!

と反撃の気配が漂ってきた矢先、渡辺恒樹が2アウトとってから満塁に。代わった牧野塁が小久保にスッコーン!2点ツーベース。続く柴原にもおかわり(2点二塁打)されて計2-8。

うんにゃ、きょうは決まった……と誰でも思った直後の七回表、七回表、七回表!

こっちもまたツーアウト取られたあとでした。フェルナンデスと山崎が連続ヒット!ん?ん?どうした?どうした?どうするどうする?とニタニタしてたらリックちゃんがやってくれました。タイムリー!

3-8。

ここで代打吉岡。フォアボール。二死満塁。

続く渡辺直人がセンター越えの走者一掃ツーベース!

6-8!

きたかきたか!?

ここでまた代打。関川。いで!デッドボール。というわけで二死一二塁。ここで、なにげに登場……

不調不調と言われててもチャンスには打ってるんだよな、の鉄平。その鉄平が、あは~ん……しっかりやってくれました。

ホーーーームラン!逆転なのだだだだ!

9-8!

鉄平のホームランが出た瞬間、ホークスのラッキーセブンにそなえて握られていた黄色い風船が数知れず宙に舞ったとか。

でもね、安心はしてません。などと俺が思ったのがいけなかったのか、河本がお約束とばかりにパカーン、代打田上にスタンドインされて9-9。

ところがフェルナンデス、さっきのヒットで乗ってきたのか、はいはい、お返しのソロホームラン!

10-9!

でもまだ安心してないけんね、などと思った俺。はいそうです、そんなこと思ってた俺がいけないんです。八回裏、2アウト一塁で出てきて、嶋にパスボールさせて、ブキャナンにタイムリー打たれた福盛にはまったく罪はありません。本当に。だってね、俺、ちょっとこのパスボールに、ん?ん?と感じるものがあったのさ。


今日の福ちゃんは悪くないぞ。この試合、イーグルスの勝ちだ……!


そして九回表、これまた2アウトから。

まず嶋が小久保を惑わすゴロで一塁へ。

鉄平がゴロでライト前ヒット。

と、一三塁になったところで出てきたのが、まあまあまあ、回ってくるもんだねえ、の高須。そうです、わたしが杜の都の必殺仕事人の高須だす……。やってくれました。

スコーン!ショートの頭の上!レフト前!

11-10。

と、ここでラジオは終わっちゃいました。疲れた疲れた。でも結果が気になる。そうそう我が営業車のナビでは、へへへ、テレビが見られるのだった!(同社の営業車のほとんどにはテレビなしのナビしかついてないのだ。我が202号車にはついていたのだ!)

俺はチャンネルボタンをプッシュプッシュした。スポーツニューススポーツニュース……。お、12がやってる。フジ系です。スポルト。そして安堵。そうです、無事、11-10のまま終わっていたのでした。


やっぱ福盛はね、藤井ならともかく嶋だったらパスボールするぐらいでちょーどいいのだ。低め低めに決まってたってことなのだから。九回はだからしっかり抑えられたのだ(ヒット一本打たれたらしいけど)。


うむむ、フェルナンデスも福盛も復調か……? むふふ……いいねえ。


野村監督がなかばやけ気味に「ナイスゲーム!」なんて言ってたのは、う~ん、わかる。聞いてるだけであんなにグッタリしたんだもの。

しかし何より、勝ったーー!!!

素晴らしい……!!!


"小説とは

 阿弥陀様を言葉で

 作るようなものだと

 おもいます”

12往復目ともなると、けっこうヘロヘロだったり、その日によるけど。

調子がいいのは稼業(タクシー)が暇だった日の翌日。月曜。火曜。水曜。ってほとんど毎日だろうが。

明け番+公休の2日目(要するに公休の日だな)は前の晩がっちり呑んでたりするので、決まってヘロヘロ。

早い話が仕事した次の日のほうが前の日しっかり休んだ時より調子いいということだ。

で、話は、そうそう、背番号。今年はしっかりガンガンイッてる12番!

草野大輔!

シーズン初めはノムさんに「社会人ナンバーワン!」とか、ほめられてるんだか、けなされてるんだか状態だったのがここにきてしっかり、憲史(背番号は61)に代わって左の代打の切り札だからね。

数年後にはキャプテンでもやってそうな、性格よさそうなイタズラ元気野郎。


13番は渋いっすよ。試合後半の足ながおじさん……

小倉恒(ひさし)!

今年8月で37才。頼れるおんつぁんです。


14番はちょっと怖いです。帽子脱がないでぇ!

河本!

ロッテ時代に抑えの切り札だったのを巨人が引っこ抜いたのはいいが、使い切れず日ハムへ、球団創設年から仙台へ。去年あたりまでは吉田豊彦(49番)とふたりで左の中継ぎだったっけ。


15……。15…………。15……………………。

去年はカッコよかったなあ!もううっとりしながら見てたっけ!泳ぐ時も15往復目に来た所でがぜんパワーが戻ってきたもんだった!

しかししかししかし!まだ30(8月で31才)なんだから、きっと復活してくれるはずだ!はずである!

野球人生まだまだこれからだ!

福盛和男!


背番号16の山村くんはあくまでマイペース、のイメージがあります。

のらりくらりのイメージがあります。それが、なかなか頼れる存在として俺に目には映るのです。

しっかりローテーションを守ってさえくれたら、と切に切に望む。


17……。17…………。17……………………。

あ、パターンにしてしまった。この人も去年はカッコよかった。人気もあった。

今年はつらい。「子供の頃、野球はただただ楽しむものだった」なんてしみじみ回顧録のようなことを呟いてみたりして、悲惨でさえある。

ホセ!君はプロとして野球をやっているのだ!しみじみする前にかっ飛ばしてくれ!

フェルナンデスは優しい人です。


18!!!!!!!!

去年までこの番号だった渡辺恒樹は中継ぎとして素晴らしい仕事をしています。

そして今年この番号を得た野郎っ子はなんと先発で大活躍です。

何も言うことはありません!

田中将大は仙台野球ファンの期待のでっかい星なのだ!

(うちの奥さんは、彼が投げてる試合でフライが上がると、「取ってあげて!」と外野手に懇願するのです。まるで母親です。あの笑顔にイチコロ状態なのです。カッワイーーーーなのです)


19往復目。ラストスパートに入ります。ここをしっかり泳がないと終われないのです。終わらせてもらえないのです。ラスト一往復目を前に直立不動でのお説教はご免なのです。記者さんたちの前でぼやきのネタにされるのもいやです。がんばります。しっかりやります。監督!


20!おお、やっとだ、と右腕越しに大きな時計を見やる。たいがい、情けないんですが、30分たとうかという時刻を指しています。最後の一往復だとわかっているので、もう数える必要もなくなり、ただひたすらゴールを目指しています。

気がつくとすっかり肩やらケツやらの痛み、うずきは消えています。気分はたいがい良いです。

てな気分の中で、谷中という投手がまだ現役を続けているという事実は、まず思い出されることはありません。

プロは厳しいなあ。やっぱ、一軍で投げないとなあ。


時々、27分とか、28分とか、余力を残している時……

岩隈のためにもう一往復します。

不遜だなあ。でも岩隈のためになんだなあ、去年あたりからすっかり。

岩隈!がんばれ!しっかり直せ!そして俺らに見せてくれ!

そんなことを思いつつ、ロックアルバムで言ったら「Reprise」、劇場で言ったら「カーテンコール」、そんな雰囲気の中で一往復、ゆったり泳ぎます。


ああ、すっかり長くなっちまったぜ。なぜだろう。ご清聴ありがとう。いやまじで。

4往復目あたりになると、肩とか、足のつけ根あたりとか、どっかそっか痛いような、いづいような箇所が発生、と言うか、浮き出てくる。これはほぼ毎回。

そんな時に思い出さねばならないのが、と言うか、お!ここで登場か!やったね!というのがノムさんをして「必殺仕事人」といわしめた、そう、高須洋介なのであります。

今年は仕事人としての仕事がない時、つまりノーランナー時の打率が悪すぎて平時ウムム病打者になっちまってるが、この人ほど一年目から、「お、けっこー打つんでないかい?」と思わせてた選手はいない。ずっと印象のよさが持続してる。だから今年はキャプテン。

いやあ、それにしてもここで高須は助かるわ、ほんと……ってほとんど意味不明。


5!5往復目!ここなの、問題は。ちょっとほかの事考え始める、ここ、5往復目なのだ。だってどーーーーしたって思い出せないんだもん。ということでチームのHPをちら見。

なるほど。思い出せるわけがない。ただいま、欠番。


6!これも、I can’t remember!!! と、ふたたびちら見。で、そっかぁ、しょうがないね、の結論。

西谷尚徳。

楽天2期生として明治大学から入団。一場の後輩だね。

去年こそ10試合に出ているが、今期はまた二軍のみ。

肩やケツに浮上してきた痛みはまだ消えない。うずうずとへばりついている。


7!はいはいはい。思い出すもへったくれもねーがや!今やなく子も黙る。

ヤマサキィ~タァケシィ!

このままホームラン打ち続けて欲しいねえ。ホームラン王&打点王!取って欲しいねえ。

行け行けよい子の味方!山崎武司!

二度ほど球場(フルキャストスタジアム宮城)のそばでお見かけしました。まっきーろ(山吹色)のフェラーリ

一度目は去年だったか、一昨年だったか、球場から出てきてすぐってあたりで、かんなり仏頂面でした。打てなかった日でした。明日は外されるかもなあ……ってな感じだった。

二度目は球場のすぐそばのミニカー屋さんの前にびったり。そばで中学生が数人、ありゃ~、あんな車おれら初めて見たもんねえ、という顔。あ、山崎の車だ!とわかったやつがいたかは不明。


8!ハゼドン!

礒部公一!

4月・5月は素晴らしかったなあ。交流戦に入ってから調子落としちゃったみたい。

でもここ数試合はまたヒットを打ち始めてるんで、期待したい!


9!9……。9?

またちょっとちら見。あーあーあー、はいはいはい。君は9番でしたか!

鷹野史寿、33才。右の代打の切り札。

うん、そうか、覚えておこう。背番号9は鷹野、っと……。


で、さらに迷走、ならぬ迷泳は続きます。

10も思い出せない。阿部慎之介!などと言ってごまかしたりする。

……………。

あ、いない。これまた欠番ですね。


と、ちょっと盛り下がり気味のところでもう一人だけ、いやもう一往復分だけ行ってみよう。

11往復目――ちょうど体が重くなり始めるころ、その姿を思い出させるは……

一場靖弘くんであります。

ほんとうにどうしちゃったのでしょう。ちまたでは、話題をすべてマー君が持ってちゃったのでむんつけているんだ、なんて言われてます(?)が、実際の所は、はてさて……。実際は心の問題などではなく、やはり去年の疲れがドドドバッ!と出てしまったのでしょうか。1シーズンフルに働いた上にシーズン後は何とかリーグって若手が集うなんだかようわからん所にも参加してたようだし。(そのへんのことを野村カツノリは親父に言ったらしい。今年の一場の不調はオヤジのせいだ、と) 何はともあれ……

復活だ!再醒せよ!気分屋王子!その右腕に自信を取り戻せ!


(まだ5500mなので……つづく)

仙台の今泉っちゅーところにはゴミ処理場があって、そのすぐ隣りに三面ガラス張りのなにげに明るめな建物がある。開放的で、広々した気分で泳げる温水プール。市営です。2時間500円。目印はもちろんゴミ処理場の煙突!


プールには7コース。

そのうち4コースがあれ何て言うの?コースロープ?でしっかり泳ぐ人のために仕切られてる。

残り3コースは水中ウォーキングっつーか、だべりながら水に浸かってるおばちゃんたち用っつーか、歩くなり踊るなり溺れるなり(溺れてるように見えて実は本人泳いでるだけってのをよく見かけます)、ご自由に浸かっててくださいコーナー。

まずそこで、いつのまにか48才になっちまったおいらは、う~むなまっとるなあ、とか思いつつ感じつつ歩き始める。

始め5分は大股つま先歩き。のち、10分、カニ歩き。いやいやこれがなかなかキツイ。しかしいいんだ、これが。実は効いてる。プールから上がったあとにわかる。腰まわりが楽になってるのが。


やがてゴーグルを目元まで下ろして顔面まで浸水、平泳ぎ。15分。

これは肩のため。首筋にもいい。腰には悪いとか俗に言ったりするが、ウソだね。股関節がいい感じに軽くなってくる。


ここまで30分。さてここからが本番です。クロールで1キロ行くのです!いっせんめえとるです!本当です!


プールはね、25メートル。だから20往復で1キロだ。なのだ。そこをただ漫然と泳いでいくのはなかなかにきつい。しかしだからって大したこと考えながら泳ぐわけでもない。

ずっと前はこの20往復を、さて、あの書きかけの文章(小説だったりする)の続きはなじょすんべ、とか結構深刻に泳いでいたもんだった。しかしそれは実に泳ぎに合わない。ぜんぜん合わない。不適。ダメ。だって、何往復目か忘れちゃうんだもん。だいいち体が重くなってしかたない。

そうしていつしか、であります。私は、イーグルスの選手の背番号を思い出しつつ泳ぐようになったのでありました。


開始。


1往復目――プールの壁を蹴り、一瞬体をブルブルッと言わせる。早くほぐれろ、我が肉体よ、って感じ。そして思う。イーグルスの一番は、ってーと……。

これがね、最初の頃なかなか思い出せなかった。いちプロ球団の背番号1の選手が思い出せないってどうゆうことよ!?とか思ってもダメ。だって……

塩川なんだもん。

しおかわ。

初年度、つまり三年前のドラフトで福祉大から入った内野手。バッティングはからきし。今でもほぼ守備固め、もしくは代走にしか使われない、しおかわくん。

がんばれ!背番号1!!君は背番号一番なのだぞ!

俺は泳ぎ初めだ!どんどんいける!今日こそ20分を切るか!?


2往復目――これもなかなか……。でも最近はしっかり覚えました!覚えさせていただきました!

渡辺直人!

こやつはいいねえ。歯が鬼っ歯(と言うらしい)で、お立ち台なんかに昇った時にはちょっと気の毒になったりするんだけど、守りで一軍に上がってきた、というわりにはしっかりミートするし、なんと、してなくちゃいけないギプスを監督やコーチに見られたくないっつって勝手に外しちゃったりなんかして、なかなかのファイト野郎だったりなんかもして。いいねえ。プロなんだねえ。

俺はまだ、なかなかに勢いよく泳いでます。なかなかやります。


3往復目――これはもう楽天ファンならスパッと出てくる。

吉岡雄二。

10数年前、育英の大越と甲子園の決勝戦で投げ勝った男が今やなんとまあ渋いおんつぁんになったもんです。

チームが苦しんでる所でコツン!と、なにげにさりげなくヒット打ったりするところなんざ、素敵だねえ。

俺のほうはというと、20分切りはやっぱちょっと無理かなあ、とか早くも思い始めている。

でも吉岡はまだ36才(今月で)!まだまだいけるぜぃ!


(つづく……3人分書いただけで疲れちゃった。前置きが長すぎたな)