愛と平和の弾薬庫 -51ページ目

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

8回しか更新しないあいだになんと7月になっているではないか。というか、あいや~もう今年も半分終わったんだっちゃわ~、とか毎年言っているようなことをまた今年も言ってからブログに目を向け、数えてみたら8回しか書いてないのである。


それには理由がある。かのお父さんが言っているように「何事にも理由はある!」のだ。

ああ、あのコマーシャル好きだなあ。何度見ても破顔してしまう。

あと、ニャンコが温泉場を散策するやつ。じゃらんのCM。ンニャニャ!あれは一体ニャンだろう!?

なにげに猫専用(!)顔はめ(記念撮影パネル)なのが素晴らしい。


そうなのだ、何事にも理由はあるのだ。がしかし、他人にはどうでもいい理由というのが世の中には掃いて捨てるほどあって、しかしそんな、人にはどうでもいいっちゅーか、そんなの理由になってねーだろーが!という理由の数々を積み重ね、というか、クローズアップさせながら傑作として結実させたのが宮部みゆきさんの「理由」という長編小説。


しかしあれだね。宮部みゆきの小説みたいのを読み始めるとはまっちゃうね。ダメ。ダメになる。

もうすっかりうつつを抜かしちゃって。ああ、面白い面白いって、ついまた買っちゃって、どんどんうつつは抜かされていく。


そうして半年。

TSUTAYAから半額チケットなるものが送られてきて、なんとまあ100円で借りられるっつーんで、いやあ久しぶりに借りまくったなあ。


●「パイレーツ・オブ・カリビアン――デッドマンズ・チェスト」

シリーズ第二弾を三部作最終章を映画館で見んがためにヴィデオ屋から借りてきて見たんだけど、これ正解。映画館で見たらきっと「あれれ?」って思ったに違いないのだ。第一作から最終作へつなげる「あいだのお話」としか思えなかったもんね。


●「パイレーツ・オブ・カリビアン――ワールド・エンド」(これのみ映画館にて)

とは言うもののやはりこの世界は映画館で見るのが大正解。全編大躍動大迫力の完結編。

見る前に買ったパンフレットに「Keith Richards」の写真も名前もまったく載っていないので、「???」だったんだけど、契約上の問題だったんだろうか。「本当に出てるんだろうか?」と、なかば「出てきたら儲けもん」ぐらいの気分で見ていただけに、実際出てきた時の感動に思わず破顔。ふたりでニタニタしてた夫婦は俺たちです。


●「M-I-III」

いやあ、わかりやすいね。いいね。「アクション映画の見本!」みたいな傑作でした。


●「かもめ食堂」

小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりの演技が波濤の光のごとくキラキラキラキラ。

群ようこが映画のために書き下ろしたんだってねえ。なるほどねえ。この三人の姿を思い浮かべながら書いたのかもねえ。それぐらい三人ともピッシャリはまってました。

お奨め!


●「小さき勇者たち――ガメラ」

ガメラと言ったら絶対映画館で!だったはずの俺がこれだけはちょっとだったんですねえ。

実際見てみてう~んやっぱり「これを映画館で」はきつかったなあ。

かと言ってつまんなかったわけじゃないけどね。

主役の子(富岡涼くん)のお父さん役の津田寛治がなにげに締めててよかった。


●「花田少年史」

いいっすよ。ほんとに。まじで。

ガキもんには違いないんだけど、いいです。須賀健太くんさすがです。

お奨めです。


●「16ブロック」

気の毒な刑事のアクションものと言うことなので「小ぶりなダイハード」を想像してたんだけど、違いました。いわゆるバディムーヴィーというやつ。主役(ブルース・ウィリス)のいい人加減がなかなか渋くていいです。これもお奨め。でもあくまで「アクション映画」としては見ないでね、っていう感じ。心あたたまる映画です。


●「モンスターズ・インク」

可愛い作品です。特にお勧めはしないけど。


●「明日の記憶」

渡辺謙うまいねえ、やっぱり。これと立て続けに山田太一ドラマ「星ひとつの夜」も見たけどほんとにうまい。

映画的には実に重いモチーフなんだけど、ぎりぎりのところで滅入らずに見てられたのは、原作がいつも軽いタッチのものを得意としている荻原浩だからかな、いいバランスで安心してみてられました。

途中突然流れてくる「喜びの世界 Joy To The World/Three Dog Night」がこの映画のバランス感覚を象徴してましたね。よかった。うまかった。


(伴侶、今日からSCHへ)

我が家でハゼドンと呼ばれているのは、東北楽天ゴールデンイーグルス外野手背番号8、礒部公一選手魚座A型33歳なのであるが、こやつとても逆襲が好きなのである。

たとえば、

2007年4月4日、フルキャストスタジアム対日本ハムファイターズ戦、9回裏の土壇場に3-3に追いついたあとの二死満塁であえなくピッチャーゴロに倒れるも延長十二回裏にサヨナラ2ベース。

2007年4月12日、フルキャストスタジアム対西武ライオンズ戦、4回裏、0-4から山崎武&牧田の連続ホームランで2-4に迫ったあとの二死満塁であえなく見送り三振にたおれるも、4-4で迎えた8回裏2死一三塁であれまあ勝ち越しのタイムリーヒット。

ここで!とファンが期待に胸いっぱい膨らませた時にきちんとかましてくれないハゼドンは、実は二度目のチャンス、つまり逆襲を趣味とするギョロ目野郎 だったのである。

その趣味の裏で4月4日、九回裏に合わせて球場近くに位置取りしたが延長に入っちまったために結局稼ぎ損ねたタクシーの運転手、4月12日、7回表で降板しちまっていたがために初勝利を録り逃した田中将大、そんな存在があったことなど、まったくハゼドンには関係ない。まったく。

頑張れ!逆襲ハゼドン!

待ちわびてやっと乗せた客は仙台駅までと言った。油断すれば閉じそうになる目をなんとか見開いて、車を出した。

うつらうつら、時々目がさめた。うしろの中年男は黙っていた。

5・6度目に目を覚ました時、中央分離帯、自動車修理工場、コンビニ、見覚えのある風景が広がっていた。しまった!しっかり眠っちまってた!いつの間にか45号線を走っている……。

駅ははるか後方である。中年男が乗ってきた場所からはワンメーターだ。さてメーターは、などと目をやる必要などまったくなかった。とっくに2000円を超えているに決まっている。

「すいません!すぐにUターンしますんで!」

女の声が返ってきた。どこかで聞いたことのあるような声があいまいに、ええ、はい……と言う。怒っている様子はない。かなりのんびりした女のようだ。

取って返したすぐ先のレストランの駐車場に車を入れた。ハイトーンな声が、何か食べられるようなものあるかしら、と言う。

彼女の口に合うようなものはないかもしれない。しかし他にこのあたりに食事を取れるような場所はない。

レストランの扉を開けると、そこは20畳そこそこのカーペット敷きになっていた。部屋の中ほどに無造作に放り投げられてあったクッションを持ち上げ、神田うのは部屋の隅に腰を下ろした。膝の上にクッションを抱きかかえる。

嫌いなタイプだ、と頭が思う。もともとテレビのバラエティ番組は嫌いだからほとんど見ないが、特にこの女の出ているものは一度も見たことはない。そんな女がそばにいるところで何をどうしようということもない。思考回路は潤滑油が充分な歯車のようにゆるゆるとそんなふうに回る。何も問題はない……はずだった。

俺は自分の中にふんわりと芽生えたものの存在をいぶかった。芽生えたものから派生した自らの視線のありように戸惑っていた。

ひっつめにして広く額をむき出しにした、小さな頭、その美しさから目がはなせずにいたのだ。

好きなのだ。元来、賢そうに見えるそんな女が好きなのだ。

「ここで何が食べられるの?」

大きな瞳が俺を見上げた。

戸惑いの薄い皮の下からすっかり姿を現した本来の自分が言った。

「どうしよう……」


(↑つい最近見た夢より)


銀のエンゼル

銀のエンゼルが集まった!


やはりハガキよりも封筒で送るべきだろうか。


ちなみに我が家はキャラメル派です。

2006年度大晦日恒例の映画鑑賞会の作品として選ばれたのは「硫黄島からの手紙」。

戦争映画など見る我が家ではないのだが、「シャーロットのおくりもの」は夜でないと吹き替え版しかやってないんだもんなあ。

伴侶も俺も生まれて初めて映画館で戦争映画など見たのだ。

しかしまあやはり、さすがクリントイーストウッド監督、からっとじとっと、微妙な乾き目、湿り気、ひりひりとした皮膚感覚の「反戦映画」にできあがっていた。う~む、と感動。二宮和成の存在が大きかったね。渡辺謙と対を成していた。バロン西役の伊原剛は重くて清々しいというとってもおいしい役柄。

その後のお正月はまあまあ、あんなこんなで。

 読書をしていて久しぶりに「言葉」と出会った。生きた言葉。物語のなかでうごめいていない、まっすぐ突き刺さってくる言葉。ずいぶん教えてもらった。ことに父親に関する部分。そして知った。やはり俺はラッキーだ。ダイアモンドざっくざくの人生なのだ。どうにかしてお返ししないとなあ。

 ライブラリーのほうにこの本の中味をちょっとまとめてみました。よろしければ覗いてみてね。

 http://hoozintro.exblog.jp/

 ぜひ、覗いてみてね。1から3まで書こうと思っているところの2まで書き上げ(まとめ)あげました。

「君たちの知らないことを俺は知っている」

そんな目を持つ人たちに憧れた。

俺はそんなパフォーマーになりたかった。

----Bob Dylan

10月8日、Sから十枚ぐらいCDをレンタル。

Jesse Ed Davisを三枚借りたが、その意外なほどの力強さにぶっ飛ぶ。

なるほど、セッションマンとしても一流なはずだ。

よくわからないままに借りてきたのがDonnie Frittsだった。

しかしその中に「!」という曲があった。

「We Had It All」。

十年近く前に初めて聞いてテープには録ったんだが、ちょっとひどい状態でいい曲だけど聞けない状況にあった一曲だった。

それをたまたま借りたCDの中に発見した時の感動に思わず頬がほてる。

アルバム全体がぼわ~んとしたぬるい混沌。

Jack Johnsonもいいけど、Donnie Frittsのたそがれた感じが季節にびったしマッチッチ。

その他にもSpringsteenのシーガーセッションもよかった。無邪気なブルースが跳ね回っていた。

Geoff Muldaur & Amos Garrettは予想に反してなかなかにSoulfull。

Emmylou HarrisのLive, Shinya Oe & Hiroyuki HanadaのLive, Jack Johnson, それにえーっと、Danny O'keefe, そんなもんか。

Sの家はよい音楽の巣窟である。

えーっと、本人の奏でるものもふくめて。