我が家でハゼドンと呼ばれているのは、東北楽天ゴールデンイーグルス外野手背番号8、礒部公一選手魚座A型33歳なのであるが、こやつとても逆襲が好きなのである。
たとえば、
2007年4月4日、フルキャストスタジアム対日本ハムファイターズ戦、9回裏の土壇場に3-3に追いついたあとの二死満塁であえなくピッチャーゴロに倒れるも延長十二回裏にサヨナラ2ベース。
2007年4月12日、フルキャストスタジアム対西武ライオンズ戦、4回裏、0-4から山崎武&牧田の連続ホームランで2-4に迫ったあとの二死満塁であえなく見送り三振にたおれるも、4-4で迎えた8回裏2死一三塁であれまあ勝ち越しのタイムリーヒット。
ここで!とファンが期待に胸いっぱい膨らませた時にきちんとかましてくれないハゼドンは、実は二度目のチャンス、つまり逆襲を趣味とするギョロ目野郎 だったのである。
その趣味の裏で4月4日、九回裏に合わせて球場近くに位置取りしたが延長に入っちまったために結局稼ぎ損ねたタクシーの運転手、4月12日、7回表で降板しちまっていたがために初勝利を録り逃した田中将大、そんな存在があったことなど、まったくハゼドンには関係ない。まったく。
頑張れ!逆襲ハゼドン!