相手の行動がイヤな時は、相手の気持ちは聞けないのです。
グレーゾーンの子どものミカタのマツジュンです。ぜひお伝えしたいのが、人には聞けなくなる時があるということです。それを整理するのが、親業(ゴードンメソッド)の行動の四角形です。とてもシンプルで、心の窓とも言いますが、四角形を書いて、真ん中に横棒を枠から出るように引き、上下に分けます。そして上を受容領域、下を非受容領域として、自分の今の相手の行動を見てどう感じたかを正直に書いていきます。イヤだったら、下の非受容領域。イイだったり、気にならないなら上の受容領域に書きます。同じ行動でも、それをしているのが兄なのか?弟なのか?でも受容、非受容は変わります。同じ行動を見ても、自分が元気か?疲れているか?でも受容、非受容は変わりますね。面白いのは、同じ相手で自分が元気でも、場所によって同じ行動でも受容、非受容は変わります。家では話をしていても気にならないけれど、コンサートホールではイヤとかです。こうやって冷静に自分が相手をどう見ているかを確認すると、その子を好きとか嫌いとか関係なく、どんな行動がイヤなのか分かってきます。子どもを愛しているけれど、あるがままでは受け入れられないと私は気がつきました。長男の行動ではイヤな行動が多くて(友達と遊ばない、整理整頓をしない、勉強をしない、弟に優しくしない、親のいうことを聞かない、宿題を忘れるなど)数限りなく出てきました。相手の行動をイヤと思うと、それをなんとかしたくなり、自分が問題を抱えてしまいます。そうすると相手はテレビを見ているだけなのに、「いつまでテレビを見ているの?宿題はおわったの?もう1時間も見ているわよ」などと、その行動を変えたくて、あなたが主語のあなたメッセージ「あなたはいつまでテレビを見ているの?あなたは宿題は終わったの?あなたはもう1時間も見ているわよ」で責めてしまいます。相手の行動がイヤな時の言い方はあります。相手の行動がイヤなのに、無理に能動的な聞き方はできません。いやだと思っているのに「この番組が好きなのね」なんて言えません。無理に言うと嫌味にしかならないですね。相手の行動がイヤな時は、相手の気持ちは聞けないのです。