【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
***
菊「このデザインもカッコいいーー。。」
張り付きで撮影に没頭の私♡
菊「? 椅子が並んでる……お祭りがあるのかな」
立派な酒樽を頂いた流れに対して、
えびす大神にお礼参りした時に、椅子が並んでいるのを見た。
お正月と十日戎はあの向こうの本殿前まで参拝で近づける。
でももう両方終わって、祭りの後の拝殿。
一旦、酒樽を仕舞いに神社会館に移動すると、
神職さまたちがずらっと並んで本殿に向かう準備をされていた。
この日は『十日戎報賽祭』
報賽(ほうさい)とは、祈願成就したお礼に神仏に参拝すること。
今年の十日戎が無事に終わったことへのお祭りです。
え「年明け新年スタートではあるけど。
十日戎もな、もしそれまでの1年に、ここで変な事があったとしたら
人は来てくれんようになるかもしれへんやろ?
だから "1年の結果" が見える祭りでもあるわけ」
………確かにおっしゃる通りです。。
え「そういう意味では、今年もたくさんの人が来てくれて、
ホッとするよね(笑)
無事に終える事もできたし」
え「神社って、なんでみんな来るんかな」
菊「………神様がいらっしゃるから?」
え「なんで神のおるところに来るん?」
菊「…………そうですね……」
私は異常に神様好きだから、
来なきゃ死ぬ可能性がありまして……💧
え「神様馬鹿やからな(笑)
いや、一般的なハナシで(笑)」
菊「…………安心するからですかね」
え「安心か。心が安らぐ。そういう場所か」
そういえば、この辺は最近震災もないし……
神様が守って下さってるって思っています。
え「獅子舞」
菊「え?」
え「獅子舞がな、戻ったからやったらどうする?」
菊「……………え」
え「50年ぶりの復活。そして震災から今年で25年」
菊「………………」
50年前に獅子舞が眠って。
その25年後に震災。
その25年後の今、また復活を迎えている……。
菊「……!」
大晦日もここで火を焚いてはるけど……。
ここって本殿の真ん前……
それに火のすぐ後ろは、
伊勢神宮への遥拝所に続く、神様がお渡りになる(と私が思っている)橋。
菊「……真ん前で焚きはるんですね……」
え「そらそうや。強い力で清めたいからな」
《続く》
*2018年冬の連載『コトシロヌシ』はコチラです。
*2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。
*2019年秋の連載『留守神様』はコチラです。
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次回は2月9日(日)。もちろん菊田も参加します♡
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集合場所:清高稲荷社境内
開始時間:13:00〜14:00の一時間程度
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