■『山 モンテ』
☆☆☆☆★★[90]
2016年/イタリア=アメリカ=フランス映画/107分
監督:アミール・ナデリ
出演:アンドレア・サルトレッティ/クラウディア・ポテンツァ/ザッカリア・ザンゲリーニ/セバスティアン・エイサス/アンナ・ボナイウート
■2019年 劇場公開作品 30本目
「2016年 第73回 ベネチア国際映画祭 第10回 監督・ばんざい!賞」受賞「アミール・ナデリ監督」の『山 モンテ』を「とうとう」「やっと」見た。
「2016年 第73回 ベネチア国際映画祭 第10回 監督・ばんざい!賞」受賞で「鶏」は「初めて」「アミール・ナデリ監督」の名前を知った。完全 “本物” の「アル中」+「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」程度だから、それまで「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。
「アミール・ナデリ監督」を調べると、「私は20年来、世界各地で日本映画を見て、日本映画について講義をしてきました」級「日本贔屓」。
「日本で映画を作りたかった」と「公言」し「2011年」、「超依怙贔屓」「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「常盤貴子」出演「日本映画」『CUT』まで監督してたこと「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」の「反省」「懺悔」「償い」で「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」まで追い込まれた。
『山 モンテ』の、「黒澤明監督の作品のようなものを撮りたいと常々思っていた」「最初は西島秀俊(ナデリ監督の『CUT』で主演を務めている)さん主演で日本で撮りたかった」「脚本は京都で書いた」「西荻窪でずっと編集作業をしていた」こと思い知り「さらに」「大きい方垂れ流し」。
「黒澤明の精神から生まれた映画」と自身でコメントするくらい、「黒澤監督のカメラの動き、過去を語る上手さ、“不可能を可能にする”という要素、そういうものを含んだ映画を作ることを心がけていた」らしい。
「“不可能を可能にする”という要素」が、「私は毎回、登場人物を困難な状況に追い込んできました」「私は自分の生み出した登場人物がどう危機を乗り切るか、彼らを試すのが好きです」と言う、「アミール・ナデリ監督」の「信念」「価値観」「倫理観」らしい。『山 モンテ』を生み出した「創作」の根源が解かった「気がした」。
「中世後期イタリア」。「神や自然、人間からも見棄てられたアゴスティーノは、たった一人で彼らを苦しめる忌まわしき山と対峙する」。
だが「山の破壊に挑む」「アゴスティーノ」と「息子」の「最期」、「鶏」は「こんなうまく行かねぇだろ」に見えて「大きい方垂れ流し」。「好み」「賛否両論」は見る者に委ねられる。
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画像 2023年 6月