日記「今日見た映画 2012」3『エクスペンダブルズ2』 | やりすぎ限界映画入門

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『エクスペンダブルズ2』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2012年/アメリカ映画/102分
監督:サイモン・ウェスト
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム/ジェット・リー/ドルフ・ラングレン/チャック・ノリス/テリー・クルーズ/ランディ・クートゥア/リアム・ヘムズワース/ジャン=クロード・ヴァン・ダム/スコット・アドキンス/ユー・ナン/ブルース・ウィリス/アーノルド・シュワルツェネッガー/アマンダ・オームス/ニコレット・ノエル

■2012年 劇場公開作品 3本目

「飛行機が岩場に突っ込み大破する」ことが「1作目」だと、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」「程度」の見方しかできなかった『エクスペンダブルズ2』の「怖さ」に、「今頃」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。大きい方を漏らし「泣きながら」ビビって震え上がった。「2作目」の方が「圧倒的」に「ヤバい」。

だが最近「アクション映画」は、人間が持って生まれた「闘争本能」を、「ヴァーチャル」「想像力」の中で「消滅」させる「自慰」かもしれないと考える。「アクション映画」は現実社会で絶対「戦争」「殺し」をしない、「秩序」「倫理観」を厳守する「誓い」なのかもしれない。

「正直」僕にも「悪い奴」をやっつける「シルベスター・スタローン」「ジェイソン・ステイサム」達を見て、「共感」してしまう「闘争本能」がある。だがさらに、「アクション映画」を「こう見るべき」と思うことがある。

「悪い奴」をやっつける「シルベスター・スタローン」達を見て、「共感」してしまうものの、極限のくそリアリズムな「現実」は、もし僕が「戦場」に行ったら、「シルベスター・スタローン」や「ジェイソン・ステイサム」達「側」ではなく、「シルベスター・スタローン」や「ジェイソン・ステイサム」達に「ナイフを刺され」、「ロケットランチャーの炎で一瞬で焼き殺される」「側」にしかなれない。本当は僕は「ナイフを刺され」、「ロケットランチャーの炎で一瞬で焼き殺される」「側」に「完全共感」して見てる。

もし本当に「戦争」なんかしたら、「99.9999…………%」の殆どの人間が、「シルベスター・スタローン」達「側」にはなれない。だから「アクション映画」を見て、実は「ナイフを刺され」、「ロケットランチャーの炎で一瞬で焼き殺される」側に「しかなれない」「戦争」の「現実」を確認し、「こうなるしかないぞ」、だから「ヴァーチャル」の中の「自慰で済ませておけ」、ということなのかもしれない。「絶対戦争反対」のために「アクション映画」は作られるのかもしれない。

そんな『エクスペンダブルズ2』にまず、恐るべき「オールスター総出演」が、「シルベスター・スタローン」「ジェイソン・ステイサム」「ジェット・リー」「ドルフ・ラングレン」「ブルース・ウィリス」「アーノルド・シュワルツェネッガー」に加え、「ジャン=クロード・ヴァン・ダム」「チャック・ノリス」も登場。「同時」「一緒」に映ってる「狂ってる映像」の「怖さ」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。「素面」で見て、「また」「今頃」、大きい方を漏らすまで追い込まれた。

「1作目」「どんな事情」か知らないが、「ランボー」「ターミネーター」「ジョン・マクレーン」が「一緒」に映ってるのは「教会」「だけ」。それでもビビったのだが、「2作目」はとうとう「ランボー」「ターミネーター」「ジョン・マクレーン」が「一緒」に「戦う」。だが一度見たのに「何一つ殆ど覚えてない」。これではもう「見たことにならない」と、「さらに」「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれた。

最期、「アーノルド・シュワルツェネッガー」が「ブルース・ウィリス」に “I’ll be back” と言うと、「ブルース・ウィリス」が「戻りすぎだ 俺に戻らせろ」 “I’ll be back” と言い返す。「アーノルド・シュワルツェネッガー」が “くたばれ” “Yippee-ki-yay, ……” と「ブルース・ウィリス」に言い返す。この「超バカバカしい」「コント」の「怖さ」に、ビビって震え上がり「泣きながら」大きい方を漏らした。…………「やりすぎ」。「大サービス」「し過ぎ」に痺れて「泣いた」。これ見たのに「何一つ殆ど覚えてない」ことで、この頃も「かなり」、「重症」の “本物” の「アル中」だったことを認めるしかなかった。

「ローマ」「コロッセオ」で「ブルース・リー」との「死闘」をした『ドラゴンへの道』の「チャック・ノリス」が、「シルベスター・スタローン」「ブルース・ウィリス」「アーノルド・シュワルツェネッガー」を援護して助けるの見て「おしっこ垂れ流し」。だがあの「ジャン=クロード・ヴァン・ダム」が、「シルベスター・スタローン」に「回し蹴り」を喰らわす「狂ってる映像」の「怖さ」、「ロッキー」対「ジャン=クロード・ヴァン・ダム」の「タイマン」に「はうあ!!!」、「泣きながら」大きい方を漏らしビビって震え上がった。

僕は「マーベル」コミック系『アベンジャーズ』シリーズが「苦手」。だが『エクスペンダブルズ』シリーズが、とうとう僕には「アクション映画アベンジャーズ」に見えてきた。各有名「アクション映画」の「主役」達がタッグを組んで戦う。この「狂気」の「映像」「企画」を「実現」させた「シルベスター・スタローン」の「怖さ」に、「泣きながら」大きい方を漏らしビビって震え上がるしかなかった。




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