日記「今日見た映画 2010」4『エクスペンダブルズ』 | やりすぎ限界映画入門

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■『エクスペンダブルズ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2010年/アメリカ映画/103分
監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム/ジェット・リー/ミッキー・ローク/ドルフ・ラングレン/エリック・ロバーツ/ランディ・クートゥア/スティーヴ・オースティン/デヴィッド・ザヤス/ジゼル・イティエ/カリスマ・カーペンター/ゲイリー・ダニエルズ/テリー・クルーズ/ブルース・ウィリス/アーノルド・シュワルツェネッガー/アミン・ジョセフ/セーニョ・アモアク/ハンク・エイモス/アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ/アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ

■2010年 劇場公開作品 4本目

本当に「超てきとう」「超不真面目」。この頃「かなり」まだ「鶏」だっとことを思い知る日々。『ロッキー』シリーズ『ランボー』シリーズへの「信仰」「崇拝」から、『エクスペンダブルズ』シリーズに「偏見」「先入観」しかなかった。「1作目」『エクスペンダブルズ』で「うっすら」覚えてる記憶は、「ドルフ・ラングレン」が裏切るけど最期仲直りしたこと、最期「シルベスター・スタローン」の飛行機が岩場に突っ込み大破すること。だが見直したら、「飛行機が岩場に突っ込み大破する」のは「2作目」だった。「超てきとう」「超不真面目」に加え、「超いい加減」と書かねばならなくなった。

「飛行機が岩場に突っ込み大破する」のは「2作目」だったほど、「何一つ殆ど覚えてない」。これではもう「見たことにならない」と、「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれた。

「初めて」『エクスペンダブルズ』が公開された時、「エクスペンダブル」という言葉に「鶏」のアンテナが「瞬間」で「反応」した。「シルベスター・スタローン」を「信仰」「崇拝」する「信者」なら、『ランボー 怒りの脱出』の「俺は捨て石だ」の場面が見えたはず。『エクスペンダブルズ』=『捨て石達』のタイトルに、「ヤバい」と思った「信者」は多かっただろう。

恐るべき「オールスター総出演」の企画を聞いた時は漏らした。だが所詮「鶏」だったので、「オールスター総出演じゃどうせ極限のくそリアリズム皆無の軟弱アクション映画だろ」と、「偏見」「先入観」で「勝手に決めつけた」。だから「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」「程度」の見方しかできなかった。「飛行機が岩場に突っ込み大破する」ことしか覚えてなかった。

「シルベスター・スタローン」「ジェイソン・ステイサム」「ジェット・リー」「ミッキー・ローク」「ドルフ・ラングレン」「ブルース・ウィリス」「アーノルド・シュワルツェネッガー」が、「同時」「一緒」に映ってる「怖さ」に、「今頃」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。「素面」で見て、その「狂ってる映像」の「怖さ」を、「今頃」思い知り大きい方を漏らすまで追い込まれた。「ランボー」「ターミネーター」「ジョン・マクレーン」が「一緒」に映ってるの見て「壮観」な「迫力」に「今頃」ビビった。「狂ってる」と思った。

「社会に何かを訴える映画」「反戦映画」や、「人を喜ばせる映画」「感動映画」など、映画には目的がある。「人を喜ばせる映画」には、極限のくそリアリズムなど「いらない」映画もある。「5人」が「200人」を殺すなど「絶対ありえない」。『エクスペンダブルズ』は「弾に1発も当たらない」「ご都合主義」に「徹底」してる。「シルベスター・スタローン」「バーニー・ロス」は「ロッキー」と「ランボー」の中間のキャラなのだろう。

だが見直して「怖さ」にビビって大きい方を漏らしたのは、「シルベスター・スタローン監督」だったこと。頭の片隅に微かな記憶はあったが、強く自覚してなかった。『ランボー 最後の戦場』に近い「残虐映像」を見て震え上がった。

何で人間は「アクション映画」を見たいのか? 「戦争」や「殺し」の「残虐映像」を見たいのか? 殆どの人間が「アクション映画」に共感し、この先も永遠に「アクション映画」がこの世からなくなることはないだろう。『エクスペンダブルズ』が見せる「戦場」の「残虐映像」の「怖さ」にビビって大きい方を漏らした。だが「悪い奴」をやっつける「シルベスター・スタローン」「ジェイソン・ステイサム」「ジェット・リー」達を見て、僕も「共感」してしまった。

この世の全て人間のが持って生まれた「闘争本能」は、永遠に消えないのだろう。だから「争い」も「戦争」もなくならない。スポーツの「競技」でさえ、「闘争本能」の「争い」。『ノア 約束の舟』が見せた人間の「悪」の「本能」かもしれないが、殆どの人間が「アクション映画」に「共感」する、「アクション映画」がこの世からなくならない理由の「真実」かもしれない。

だが最近、「アクション映画」は「AV」に近いかもと思うようになった。男は「AV」を見て「自慰」、性処理をし、「性犯罪」を絶対起こさないよう、社会の「秩序」「倫理観」を厳守する。「性欲の本能」を「ヴァーチャル」「想像力」の世界に委ねるということ。「自慰」は持って生まれた「性欲の本能」を、「ヴァーチャル」「想像力」の中で「消滅」させる行為だと思う。「アクション映画」も「自慰」、持って生まれた「闘争本能」を、「ヴァーチャル」「想像力」の中で「消滅」させる行為かもしれない。絶対現実社会で「戦争」「殺し」をしないという、「秩序」「倫理観」を厳守する「誓い」なのかもしれない。

「ジェイソン・ステイサム」「ジェット・リー」「ドルフ・ラングレン」、「アクション」殆ど「全部」、「おしっこ垂れ流し」だが、それにしても最期、「ヘイル・シーザー」が投げたミサイルを「シルベスター・スタローン」が撃って「ヘリコプター爆発」は、あまりの「怖さ」「壮絶」「迫力」に、ビビッて大きい方を漏らすしかなかった。




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画像 2020年 9月