■『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
☆☆☆☆★★[90]
2014年/アメリカ映画/120分
監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン/ザック・ガリフィナーキス/エドワード・ノートン/アンドレア・ライズブロー/エイミー・ライアン/エマ・ストーン/ナオミ・ワッツ/リンゼイ・ダンカン/メリット・ウェヴァー/ビル・キャンプ/クラーク・ミドルトン/ジェレミー・シェイモス
■2015年 劇場公開作品 47本目
■第2稿 2021年 2月13日 版
「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったことを「反省」「懺悔」「償い」しかない。「アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督」だったこと、「2014年 第87回 アカデミー作品賞」だったこと、「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。
見直して調べ、『21グラム』『バベル』『レヴェナント 蘇えりし者』の「アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督」だったことを「今頃」思い知った。『バベル』は、僕が「崇拝」する恐るべき「極限の美」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「菊地凛子」が「全世界規模」の「大女優」になった恐るべき映画。「アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督」だったと「知らなかった」自分自身に「絶句」しかなかった。
入門したばかりの「鶏」だった頃、「アカデミー作品賞」に「超」興味があった。「第1回 1985年 やりすぎ限界映画祭」の「同年」、「1985年 第58回 アカデミー作品賞」は『愛と哀しみの果て』。この頃は「必死」に「○年 第×回 アカデミー作品賞」と覚えてたが、やがて「飽きて」きて「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」になり、1990年代後半からは「覚えてない」。だが今一度ちゃんと確認しなければならないと「必死」に調べ直した。
殆ど見てたが、その映画が「アカデミー作品賞」だったと「ちゃんと」「確認」してなかったことに「反省」「懺悔」「償い」。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』も、まさにその1本。歴史ある「アメリカ映画」の伝統を軽く見てはいけないと「さらに」「反省」「懺悔」「償い」。
かつて「大スター」だったが売れなくなり、再起を懸けてブロードウェイの舞台に「マイケル・キートン」が挑む。僕自身が “本物” の「売れない俳優」だから「完全共感」、「涙」なしに見れない話のはずだが、「かなり」「遠い世界」に感じた。なぜなら「有名になった経験」が「1回」も「皆無」だから。僕のように「有名になった経験」など「1回さえないまま死ぬ奴」が、「何10万人」いるか計り知れない。「1回さえないまま死ぬ奴」から見れば、「1回」でも、「バードマン」で「有名になった経験」があって「贅沢極まりない高望み」にしか見えなかった。
「マイケル・キートン」は「売れない俳優」でも「ブロードウェイ」の舞台に立てる。しかも「バイト」しないで生活できる。「家族」も持てた。僕には「完全」「関係ない」「他人事」にしか見えなかった。
だが描かれてないが、「マイケル・キートン」はきっと「かなり」努力したから「バードマン」になれたのだろう。「芝居」に「真剣」に対峙する姿を見て「かなり」「反省」「懺悔」「償い」。俳優を職業とするなら、「芝居」に対し「エドワード・ノートン」のようでなければならない「怖さ」、「マイケル・キートン」が「エドワード・ノートン」に感じる「恐怖」、僕自身「エドワード・ノートン」の領域まで「努力」してきたか振り返り、「かなり」「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれた。
「ファンタジー映画」に見える部分をどう解釈していいか「難しい話」に見えた。「現実」なのか「幻覚」なのか。「幻覚」に見えるシーンが、絶対舞台では表現できない「映画的」「映像」だったことが「凄かった」。空を飛ぶシーンの「極限の美」は「かなり」印象に残った。
「1回さえないまま死ぬ奴」だから、ただの「嫉妬」でしかないが、「もしも僕がバードマンだったら」、同じことで苦しむのかもしれない。「俺は20年前に 「バードマン4」を断った」が、「1992年」『バットマン リターンズ』を最期に、「マイケル・キートン」が『バットマン フォーエヴァー』に出なかったことを見せた、「アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督」の「大サービス」に見えて「泣かし」だった。
そして恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ナオミ・ワッツ」「アンドレア・ライズボロー」が出てたの「ちゃんと」「見てなかった」こと「反省」「懺悔」「償い」。そして「好み」じゃない「エマ・ストーン」が、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” に「最期」は見えてきて、僕自身の「変化」に「震撼」「驚愕」「絶句」した。
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画像 2018年 6月