■野田幹子
■第2稿 2019年 6月7日 版
[野田幹子ライブ2018『野田幹子コンサート Canon et l'ete』体験記]
もう2ヶ月以上経ってしまったが7月20日(金)、『野田幹子コンサート Canon et l'ete』に行った。ものすごい「猛暑」の日だったのを思い出す。「今」の「台風災害」とは大違いで、会場の冷房で救われた感じだった。
「l'ete」が「夏」を意味するなど僕が全く知るはずもなく、『Canon et l'ete』は「夏」「8月」の曲をセレクトした演出だった。そして「ドレスコード」という言葉を僕は今回初めて知った。「どこかに青い海の色のもの身につける」という指定で、僕は靴が「青」なので気にしてなかったが、「青」を忘れた人のために「青いバラのピンブローチ」が配られた。「ドレスコード」は僕には縁がなさそうだったが、勉強になった。
[第1部]
1『Lete レテ 夏』(カバー)
2『モーニング・クロール』
3『WATER DREAM』
4『雨の日が好きになる』
5『Waitin' Beach』
6『真夏日の共犯者』
7『淡い季節のサングラス』
8『Samba de Salut!』
[第2部]
9『Passage』
10『夏の記憶』
11『夏服のカノン』
12『バスケット・ヴァカンス』
13『HEAVEN IN HEAVEN』
14『遠い8月』
15『8月の砂時計』
16『太陽・神様・少年』
[アンコール]
17『泡の人』
18『泣き顔』
[「第1部」「夏」]
「クレモンティーヌ」のカバー曲『Lete レテ 夏』でスタート。「第1部」で印象に残ったのは『WATER DREAM』『真夏日の共犯者』。『WATER DREAM』は「CD」と違ってギターの生演奏だった。「エーゲ海」か「地中海」かを思わせる「海の音」に、「ベルベット・ヴォイス」が絶好調となる。『真夏日の共犯者』では「ワイン」が効いてきたのか、「ベルベット・ヴォイス」の「声量」がさらに上がった。聴き入ってしまった。
今回「撮影タイム」が「第1部」で行なわれ、『淡い季節のサングラス』『Samba de Salut!』の2曲で「撮影OK」となった。『淡い季節のサングラス』は「D.B.G.野田幹子ベスト10」(2013年 7月15日 版)で僕が「1位」にした曲。僕が野田さんの全曲の中で「1位」「2位」を争うほど好きな曲だった。今回の「撮影タイム」に「運命」を感じた。
[「第2部」「8月」]
印象に残ったのは『夏の記憶』『夏服のカノン』『HEAVEN IN HEAVEN』『遠い8月』だった。「第2部」はさらに「ベルベット・ヴォイス」が絶好調に聴こえた。「何でも前向きに考える」。「皆さんずっと若くいましょうね」。と言う野田さんの言葉が印象的で「共感」した。
「夏」「8月」のセレクトということで、「第1部」「第2部」で『モーニング・クロール』『WATER DREAM』『真夏日の共犯者』『夏の記憶』『太陽・神様・少年』と、ファーストアルバム『スウィート・ナッシングス ‐彼と彼女‐』から「5曲」も歌われた。「原点回帰」のようなコンサートとなった。野田さんが「21歳」の時僕は「16歳」。「思い出」を思い出してしまった。
[「第1部」「第2部」を通して「全18曲」]
「第1部」「第2部」、そして「アンコール」を含め「全18曲」の熱唱は、2017年『野田幹子 Birthday Live ~3つの誕生日の招待状~』を超えた。野田さんは「コン・リー」「ダイアン・レイン」と「同い年」。「ジュリエット・ビノシュ」「モニカ・ベルッチ」より「年下」。「極限の美」が「圧倒的」だった。
去年2017年は「デビュー30周年」だった。そしてワインバー「Canon」の「六本木」での「再開」をした年だった。先日10月5日は「Canon」の「六本木再開」「1周年記念」となり、僕も参加してきた。野田さんはとても元気だった。「とてもカメラ映りがいい」話をした。「皆さんずっと若くいましょうね」と言うお姉さまを目指して、僕も努力しようと思った。
■[Previous]
■『2016 香音な夜会 Vol.15 バースデーコンサート』
■『Our Awa Hour コンサート 2017』
■『2017 香音な夜会 Vol.16 野田幹子 Birthday Live』
■『2018 野田幹子コンサート Canon et l'ete』
■『野田幹子伝説』④
画像 2018年 10月