こんにちは~
なんか寒いですね・・
年末だからと片付けやら掃除やら
各部屋のレイアウトの見直しやらをやっていたら
もうすぐクリスマスなのにまだ1冊も紹介していませんでした
・・・というわけでクリスマスのお話を慌てて紹介します
※過去に紹介したクリスマス絵本はこちら
『アンジェリーナのクリスマス』(講談社)
文: キャサリン・ホラバード
絵: ヘレン・クレイグ
訳: おかだ よしえ
イギリスで20年以上読み継がれている、バレエ好きのねずみの
女の子アンジェリーナのお話シリーズです
何年も前ですが、クリスマスの時期に書店でパラパラ見て
絵がとにかく綺麗だったので購入しました
雪の中で踊る表紙のアンジェリーナが素敵でしょ
クリスマス会で踊るバレエの練習を放課後遅くまでやっていた
アンジェリーナは、雪の舞う暗い道を家へと急ぎます。
途中には楽しげに飾り付けられた家々が並んでいましたが、
その中に一軒だけなぜかとても寂しそうな家がありました。
帰宅後、お母さんに尋ねると、元郵便局員のベルという老紳士が
仕事を辞めてから一人暮らしをしているということでした。
「わたし、ベルさんにクリスマスプレゼントをあげようかしら」
お母さんから生地をもらい、アンジェリーナがクッキーを作っていると
いとこのヘンリーがやってきて、クッキーを1つ作り始めました。
クリスマスの夜、サンタに直接このクッキーを渡したいと言うヘンリーに
サンタは皆が眠った後でないと来ないとアンジェリーナが教えると
ヘンリーはショックのあまり泣き出してしまって・・・
というお話です
ケンカになってしまいましたねどうなるのでしょう
アンジェリーナのバレエはうまくいくでしょうか
ヘンリーはサンタに会えるのでしょうか
一人ぼっちのベルさんのクリスマスは・・・
色々と気になる続きは絵本で
バレエにまったく興味がない人でも
楽しい気持ちで読めるクリスマスの物語です
(バレエのことはそれほど多く出てこないです)
寒くて暗くて寂しい雪の夜から物語は始まりますが
読み進めていくうちに段々と絵の色も明るくなり
読者は心も体も温かくなってきます
終盤の学校でのクリスマス会のシーンは
本当に華やかで楽しそうで温かいです
会でアンジェリーナはみんなと「くるみ割り人形」を踊りますが
この場面はチャイコフスキーの曲が聴こえてきそうですよ
星がキラキラととても綺麗な可愛らしい舞台で踊ります
ひとりぼっちのベルさん、バレエ、サンタクロース・・・
最後にはすべてが綺麗にまとまる物語展開です
ヘンリーがサンタのために作ったクッキーがどうなるか・・・
この場面もとっても素敵で感動的です
ジャーナリスト・幼稚園教諭・ライターなどを経て
児童書の作家となったアメリカ人のホラバードと、
芸術一家の一員として育ち
フォトスタジオ経営や陶芸家・彫刻家を経て
児童書の挿絵画家となったイギリス人のクレイグ
・・・この2人によってアンジェリーナシリーズは
現在までに10作品以上発表され、
2人それぞれこのシリーズで数々の賞を受賞しています
可愛らしいねずみ姉弟の心温まるクリスマスの物語
よかったらぜひ読んでみてくださいね
もうすぐ英語教室のクリスマス会があります
英語で歌ったり、発表したり、ゲームをしたり、
プレゼント交換をしたりする楽しい会です
クイズで正解したりゲームで高得点を出すごとに
小さなお菓子をもらえます
娘は不器用なのでいつもあまりもらえないんだけど
去年は正解や高得点を出せて結構もらえました
今年はどれくらいもらえるかな・・
クリスマスのおやつ
星形ボックスが可愛いラ・メゾンのノエル・アソート
クリスマスバージョンのショートブレッド