少しずつ春めいた気候になってきました
桜並木の美しさに、うっとりと癒される季節。
新しい年度、新たな出逢い、新たな環境・・・そのような方々も多くいらっしゃる事と思います。
皆様、如何お過ごしでしょうか？
さて先日、母校である宝塚音楽学校 第109期生の合格発表がありました。
ついに夢を叶えた受験生さん達、おめでとうございます
タカラジェンヌへと続く道の、ここからが本当の意味での第一歩かと思います。
これから入学後には、色々な事が待っています。
胸躍る事、仲間との絆、そして『芸の道』という自分との闘いの試練も。
合格した日の感動と感謝を胸に、
『2年後に私は、あの輝かしい舞台に立つ一員になるのだ。』
という強い信念を持ち、精一杯 学んで欲しいと思います
そして、惜しくも夢が叶わなかった受験生さん達。
今はまず、大きな夢に向かってここまで頑張った自分自身の、【努力】と【情熱】を認めてあげて下さい
宝塚受験という目標に向かって、悔いなく全身全霊で走り切れたのなら、技術だけでなく心身もたくさん成長しています。
たとえもし今回 宝塚にご縁がなかったとしても、納得できる結果に繋がらなかったとしても、決して自分自身が否定された訳ではありません。
魅力を活かし輝かせるチャンスや場所は、きっと必ずあるはずです
実は私が宝塚受験生の頃にも、夢が叶わなかった年がありました。
合格発表の看板に、自分の番号がなかった瞬間、
『ガーーーン
』
頭の中が真っ白（放心状態）に・・・
その後、新幹線でどうやって愛知県の自宅まで帰宅したのか、記憶がありません
ですので、受験生さんの気持ちも痛いほどわかる。
今は悔しさ・やり切れなさ…色々な感情が交錯するかも知れない。
でも、宝塚受験生として過ごした日々で養われた【ひたむきな努力・経験・情熱・想い】は無駄にはならないから。
これからの『人生の糧』になっていきます。
涙が乾いたら、胸を張って歩き出しましょう！
もし、今回の受験がラストチャンスだったとしても、あなたを待っている、新しい世界・人々・環境・ご縁に、きっと出逢えるはずです
そして、再度チャレンジの機会がある方は、今回の貴重な経験・悔しさ・課題をバネに、自分をさらに高めていこう。
技術面・心身を、さらに磨き上げる時間を頂いたのですから。
さぁ、次は110期生に向けて。
受験生にとっての1年は貴重です。
1日1日を大切に、悔いのない日々を過ごしていきましょう
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