還る 6. | ブログ.

ブログ.

事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.
















わたしは

子どもの頃から














「なぜこの世に罪と罰があるのか…」

「無条件の愛はどこにあるのか…」

「無限はどこにあるのか…」

「どうしてこんな世の中なのか…」

「どうしてこの人たちがわたしの家族なのか…」











いつも

世の中に疑問を感じ

何かや誰かを

探している子どもだった





















そしてだんだん

その、探している

ということも忘れ

そんな世の中に埋もれていくのだが















三人の子どもの出産で

3回とも覚醒が起こり











第三子の息子の妊娠では

「障害があろうが健常だろうが

そんな事はどうでもいい…

ただ、この子に会いたい…」

という












無条件の愛が突然溢れ

涙が止まらなくなり

その体験が怖くて震える

ということが起こった




















でもやはり

また日常に埋もれて

そんなことも忘れていくのだが












ある日突然

でもわたしには人生で

何か忘れていることがあるような感覚や

何かが起こりそうな予感はあり












2歳の息子が

突然障害を負い












その後

これでもかこれでもかと

ずっと築いてきた

砂の城が壊れるという事が

起こり始めた



















そして

そんな息子や外側の世界を変えるために

世界一ハードだと言われる

アメリカに本部がある

脳障害のリハビリを

もう、狂ったように必死にやった



















そして、だからか

そのリハビリにも限界を感じ

辞める決意をした

と同時に











スピリチュアルな同じ本を

三人の人に

同時に紹介されるという事が

起こり











わたしは少しずつ

外側に向けてきた意識を

自分の内側へ向け始め

人生が反転し始め












わたしは

忘れていたことを

少しずつ思い出し始めた


















そしてある日

導かれるように行った

江ノ島の海の

キラキラ光る水面を見て













わたしは

涙が止まらなくなり

人目も憚らず嗚咽し












「還りたい…」

と泣き崩れた














でもわたしは

それが何のことか

どこに還るのか

一切分からなかったが











そこに連れて行ってくれた知人たちは

わたしがその日、その場所で、それを

思い出すことを知っていて














「還る場所は、自分の中に在るんだよ…」

と言った













そして

あれから16年…













「この子には何か

世界に通用するような

無限の才能があるのではないか…」

と思い探し続けた結果

息子に爆発的な絵の才能が現れたり











三人の子どもは皆成人し

二人の娘は結婚し家を出て

次女は子どもを産んだり










元夫とは凄まじい離婚劇の末離婚したり

元夫が何も言わずに連れて行ったことで

今2年半その

息子と一切会っていなかったりなど












その後も

凄まじい破壊と再生を

繰り返していた




















そして今は

少しずつ色々なことが落ち着き

80歳の実の両親が二世帯で階下にいるし

猫たちが3匹いるが

初めて一人暮らしをし










今全く

生まれ変わった自分で

全く違う環境で

全く違う次元、世界が

広がり始めている















それは

のたうち回る喜びや

絶対的な信頼や統合や

発狂するような大安心で











それだけが内側で

爆発が当たり前になってきて

















ああ、

還りたい場所はこれだったのか…

ああ、

やっと還ってきた…











一瞬一瞬

発狂し

爆発し

のたうち回っている
























還る 5.