このように
はっきり
記憶にある
最初の覚醒体験は
三人の子どもの
出産の時だが
わたしは
子どもの頃から
なぜ
この世には
善悪があるのか
罪があるのか
無条件の愛や
無限は
どこに在るのか
なぜ
わたしの両親は
と時おり
考えている
覚醒や
ありのままの
自分を
どこかで
知っている
子どもだった
でも
有限の日常に
埋もれ
そんな事も
何となく
薄れてきた頃
三人の子どもの
出産で
わたしは
一瞬
その
無限の世界に
引き戻された
でもまた
日常にどっぷり
埋もれ
そして
それらを
忘れかけた頃
今度は息子が
2歳で
障害を負い
その日常が
ある日突然
破壊された
と同時に
わたしは
世界一ハードだと
言われている
脳障害児の
リハビリと
運命的に出会い
それに
三年近く
夢中になり
それにも
一区切りついた頃
わたしは
人生や
子育てで
忘れていた
大切なことを
思いだすように
なっていった
そして
その後
導かれるように
足を踏み入れた
精神世界
スピリチュアルの
世界に
子どもの頃からの
疑問の答えが
在ることが
わかり
わたしは
小さい頃から
いつも
無限や
無条件の愛を
探していたことを
完全に
思いだし
始めた
そして
その
1、2年後の
この
江ノ島での
わたしには
還りたい場所が
あり
それが
自分のなかに在る
という
覚醒体験から
わたしは
日常で
頻繁に
覚醒するように
なっていった