地上天国への道 10. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.















それは
その絵画展の5日間
朝から晩まで





  



シンクロが
これでもかこれでもか
と爆発するくらいだった








それは











わたしは
年賀状のやりとりをし
息子の障害を伝えていた
自分の恩師にも数名
案内を送っていたのだが
 









案内を
送っていない恩師が
朝一番にみえ驚き
声をかけさせて貰ったら










わたしのことを
覚えていて下さり
 








松山先生のお母さんと知り合いで
恩師の旦那さんが
最近絵画教室に通われている
と言った








そして
松山先生のお母さんと三人で
話をさせて貰ったら









恩師はお母さんから
「教室に凄い子がいる」
と聞いていて
それが教え子である
わたしの息子だとわかり








そのシンクロ
偶然の一致、奇跡に
皆で唸り









養護学校の教諭だったこともある
という恩師の旦那さんは
息子の絵を見て
満面の笑みで頷いていて








ああ、この方は
深く分かって下さる方だ
と泣きそうになった








また
案内を送っていないけど
見たことのある方が
息子の絵を見ていて
どなたかわからずにいたら










その日友人が
夜勤明けにも関わらず
朝から絵画展のお手伝いに
突然来てくれて









その友人が
その方に話しかけ
仲良く話し始めた








そしてその方は
息子が通っていた公立幼稚園の
息子が卒園したあとの
園長先生だと分かった







そしてなぜ今日
来て下さったのか
と聞くと








息子のリハビリの
ボランティアさんのお一人が
ご友人で
その方から聞き








リハビリをしていた当時から
わたしたちのことを
その方から聞いていた
と言いびっくりした










そして息子は
幼稚園の学期の途中から
突然お世話になったので
介助の先生をお願いすることが
出来なかったため







最初の二か月ほど
わたしが息子に付き添い
登園していたのだが







その様子を見た
当時の園長先生から
その先生は








「園児と自然に溶け込む
凄いお母さんがいる」
と連絡があり







息子ではなく
わたしを
見に行ったことがある
と言い









わたしは
とびっくりし
また三人で唸った









また
わたしは
息子が通う
養護学校のお友だちにも
お便りとDMを
配らせて貰っていたのだが









子どもさんが
同じ養護学校に通っている
あるご夫婦が
そのお便りを見て来てくれた
と声をかけてくれた









そして話を伺うと
今から21年前
息子がリハビリを始めた頃
知人からこんな家族がいると
わたしたちのことを紹介され








わたしたちの家に
見学に来たことがあった
と言い









お父さんの顔を見て
そしてお母さんの顔を見て
当時を思い出し
また三人で唸り








これが
絵画展一日目の
始まったばかりの
1、2時間の間に
いっぺんにやってきて
わたしは唸り続け









その後も

奇跡とシンクロの

嵐は続いた


























そして

息子の出身中学の校長先生

観に来て下さり

息子の絵を学校に飾りたい

と言って下さったり










その中学校の

支援学級で

お世話になった










初めてお会いした瞬間から

この先生とは多くを語らなくても

分かり合えると感じた

先生が











正直わたしは

学校に行きたくない時も

ありました


でも凜さんに会える

そう思うと頑張れ


凜さんはいつも

「そんな時もあるさ」

と言ってくれ


わたしにとって

神様でした









と言って下さるなど












想像以上の

その出来事やその言葉に

わたしは何度も泣いた






























そして

息子は

絵を描くたびに

絵を観てもらうたびに 











先生やわたしや

周りのひとたちが

息子を知るたびに

このように










今までとは

全く別次元の息子が

現れ始めた













でもそれは

ただの成長や

大人になるという

話ではなく











息子の絵が

突然現れたように











息子の中に既に在った

全ての叡智を知る

覚者のような

存在が










絵をきっかけに

現れ始めた

という類の話だった














































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