息子が通う
まつやま絵画教室の
アトリエには
木工職人の方の
素敵な家具が
たくさんあるのだが
その家具が
完成したとき
お願いしていないような
細工が
たくさんしてあった
と言う
それを聞いたとき
わたしは
頂き物ならまだしも
自分でお金を払うのに
イメージした物でなかったら
わたしは嫌だな
と言った
でも先生は
頼まれていないことを
するということは
それが本当にしたかった
ことなんです
と言った
その証拠に
その細工は
特別丁寧に
仕上げられていた
と言い
ああ
人生を
大きな視点で
視たとき
好きか嫌いか
良いか悪いか
はどうでもよく
それは
人生や
アーティストにとって
本当に大切なことで
わたしも
頼まれていない
自発的な仕事にこそ
能力を発揮し
ワクワクが
止まらないことを
思いだし
松山先生は
全てを
そんな視点で生きている
真の教師だと
改めて思った
松山広視先生の作品