RikiStyle -9ページ目

増える。

そんな状態で14日

その後もレッスンの日々

降雪もあり、積もる。

 

 

15日

前日からの少しまとまった雪。

一面一気に白くなった。

よかった。。。

でもまだまだ。

 

 

16日もチラチラと。

そして大雪に変わる予報。

 

 

17日

外に出て雪を見てみると

夜中にいたん気温上がり

雨から始まったぽい薄い氷の層があるけど

その上にしっかり雪。

積雪も増えた。

 

積雪増えたおかげで

リフト1本追加オープン&コースも増える。

はずだったのだが強風で

結局動くはずのリフト運休で

現状変わらず初心者ゲレンデの1本のみ。。。

 

仲間1名到着。

 

18日

風も落ち着き

リフトもコースも増えた。

僕はこの日休みだったので

午前中は滑りに出る。

やっぱ気持ちいいし楽しいわ。

スキー。

 

 

そして戻って事務作業。

 

仲間2名到着。

 

夕方に1本ミーティング。

 

 

19日

この日からさらにリフト2本動いて

2つの山を連結するコースも

戻ってくるリフトもオープンしたので

一気にフィールドが広がった。

しかも快晴。

 

そんな中

新たに加わった仲間のトレーニング。

 

めっちゃ気持ちいい。

 

でもしっかりトレーニング。

 

夜は外国人インストラクターのみんなと

ウェルカム焼肉パーティー。

そして帰宅後も乾杯して

盛り上がった末にいい感じで解散。

 

 

20日

僕のレッスンのサポートとして

入ってもらってトレーニングな日

 

 

21日

この日は逆に僕がサポートに入りながら

仲間がデビュー

いい感じ

 

スキー好きの子供たちを

雪山の美しさ、楽しさを知る子供たちを

増やしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪よふれ

そんな感じでトマムに入って迎えた7日

まずはゲレンデコンディション確認。

 

ビビった。。。

雪が今までで一番少ない。。。

降雪機で造雪してないところは

もろに土が出てる。。。

 

まぁ、全国的に雪が少ないこの冬。

というか温暖化の進むこれからは

これがスタンダードになっていくのかもしれない。

と、危機感と絶望感を感じながらも

朝からこの冬の本格稼働に向けて準備、調整。

 

8日からレッスン入ってたが

まさかの初日からお客さん来ないパターンで

まるっとあいて

まぁ、よし。今はまだ。

と、準備を整える。

 

 

9日

朝からずっと雨。

そんな中でもレッスン3本。

でも翌日から冷える予報。ということは。。。

 

夕方に仲間2名合流。

この冬も楽しくなりそうな予感です。

 

 

10日

雨の後に冷えたので

どこもかしこもツルッツルの氷状態。

歩くのも危険なレベル。。。

新たに加わった仲間のトレーニングの日。

あっちこちの施設案内から

初めて雪上の流れまで。

 

 

11日

ほんの少しだけ降って

表面をカバーしたけど

その下にしはしっかり氷。

でも雪少し乗っただけでも

かなりマシな状態。

前日続きのトレーニングとして

僕のレッスンについてもらいながら

この日も3本。

 

 

12日

さらに少し降って

コンディションは前日から考えれば

とても改善された。

 

この日もトレーニングの続きのつもりだったが

もう人が溢れてきていてデビューしてもらい

僕は僕のレッスンを。

 

 

13日

朝出勤してみたら

僕は休みの日だった。

早起きしてちょっと損した気分だが

やらなきゃいけないこともあったし

実際は徳の方が多かった。

 

外はいい感じに雪が降っている。

これは積もってくれそうだ。

 

僕は部屋に戻りヨガして整えてから

事務的な作業の日。

 

もう到着して1週間がたった。

日々が飛ぶように去っていく。

 

コロナ以前のように外国人客がかえってきて

盛り上がりも戻ってきた。

同時に、日本人客の姿は少なく

同じインストラクターでも

英語を話せないスタッフには仕事がない。

これからはもっとそうなる。

予測できないことではなく

もうわかってるんだから

みんな英語勉強しましょうね。ほんと。

 

まだオープンしているコースは

一番したの初心者コース1本のみ。

 

これから数日、雪予報。

ここからの日々で

徐々にコースが増えていくはず。

空に祈る。

 

 

 

 

 

シーズンイン

んなわけで4日

朝からかぐらスキー場に。

この冬手伝いに来てくれる

スタッフのトレーニング。

 

この時期は

オープンしているスキー場も限られているし

こんな序盤から

滑りたいってメンツも限られているので

到着早々から

めっちゃいろんな友人に会った。

 

てかさ、1日券6500円って。。。

たかっ!

 

前日にwebから買ったので5500円でしたが

知らずに来てたら

高過ぎてチケット買わずに

温泉旅行に切り替えるところだったわ。


前日、地元の友人と

電話で話した時には

麓では雨が降ってたっぽいんですが

どうやら上では雪だったようで

いきなりパウダースタート♪

 

結構しっかりと教え方の基本。みたいな

お堅い感じのスローなトレーニング予定でしたが

朝イチは本人のスキルアップとして

アドバイス入れながらバッコシ滑る。

 

あなたの滑りにはこういう現象が出ていて

それはこういうところが原因で

こういう動きに持っていきたいから

こういうエクササイズをさせると

矯正できるよね?

って、そこを意識させながら1本滑って

はい次!みたいなね。

 

んで午後は元の予定通り

しっかりと

お客様とのミートからの流れ

止まれるようにするところまで

止まれたら曲がれるようにするところまで

それができたら・・・

 

とバッチリやって

彼を駅まで届け

トレーニング終了。

 

失くしてしまったヨットの鍵を

このタイミングでなんとかできるか?

この日に青森まで走って函館まで行くか?

と算段していたが

肝心の鍵屋からレスポンスがないので

北上は諦めて

山で出会った仕事できていた友人と

お風呂に入って

さらに地元の友人呼んで夕食食べに。

そしてさらにもう1名加わって。と

いい感じに。

 

普段は自分の車の

後ろのベッドで寝るんだけど

荷物でパンパンで隙間もないので

その友人の同じく車中泊仕様の

ハイエースワイドにお邪魔して

一緒に寝させていただく。

 

 

5日

朝にバイバイして僕は新潟港に。

向かいながらターミナルに空室確認して

予約を入れて、乗船準備をして

昼の便に乗船。

 

 

6日の早朝4時半に小樽降着。

いくつかnetで購入したものを

届け先住所変更するの忘れてて

しばらく住ませてもらっていた

小樽の家に届いてしまっていたので

そのお家に入れてもらって

荷物をピックアップ。

 

この日は北海道のガイドが集まって

雪崩が起きた時の

サーチ&レスキューのトレーニング。

 

時間になったら会場となる場所へ向かい

久々にお会いするガイドの

みんなの顔を見て

いよいよだなーと。冬を実感。

 

しかし、北海道の中でも

豪雪のこの場所でも

ほとんど雪がない。。。

もう本当やばいよね。。。

 

そんな中でも

まる1日、ビッチリトレーニングをして

僕のスイッチも入りました。

 

これをやんないと、不安で

スイッチ入んないんだよな。

 

んで下山し

最近サーフィンを始めた友人に

僕のサーフボードを

プレゼントする約束してたので

その友人とスーパーの駐車場で待ち合わせ。

そこで食材とか日用品買い出しして

ボードのお礼に飯奢ってくれるってんで

美味い寿司を食わせていただき

この冬の雪上でのセッション

来春以降の海でのセッションを約束して

僕はトマムに。

 

シーズン前って

ずっとなんか焦燥感とか不安感みたいな

ソワソワがあったんだけど

この場所に到着したら

それも消えてワクワクに変わった。

 

一気にスイッチ入りました。

 

そこから大量の荷物を

何往復もしながら運んで部屋づくり。

 

ある程度先が見え

日付も跨いだ1時過ぎに就寝。

 

さて、いよいよ

僕のシーズンが本格的に始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬支度

んなわけで25日の夕方に

茅ヶ崎ハウスに帰宅

 

荷物下ろしたり洗濯物したりして

夕食はひとり近くの居酒屋で。

 

 

26日

朝イチで鎌倉に。

僕の古巣のパタゴニアのお店で

POWの簡単な説明会のような機会。

POWって具体的に何やってんの?

ってよく聞かれるんですが

そういうののお話を1時間程度。

 

 

変わらぬ顔もたくさん見れて

楽しかったですね。

 

お店の環境コーナーでも

POWのこと紹介してくれていて

ありがたし。

 

それが終われば久々に

お店で買い物して

みんなにバイバイ。

 

そこから海の方へ歩いて

最近オープンしたカフェへ。

友人が店長を務めていて久々の再会に。

美味しいコーヒー飲みました。

 

そして帰宅して

車の異音問題を見てもらいに

近くのディーラーに。

「改造車」だ。

という理由で入庫拒否。

車検も普通に通るし

そんなこと他で言われたことない。

もうええわ。

 

夕方にはオートバックスで

タイヤ交換。

 

作業終了まかなり待って

取り付け完了後の引き渡しの時に

「タイヤの溝ギリギリなんで

交換した方がいいですね。」

って、それ、先に言ってくれれば。。。

これで買い替えて

タイヤ付け替えてたら

今回のタイヤ交換代ムダやん。。。

 

しかしそれにしてもそれは事実か?

昨年春に外してタイヤ確認した時は

あと1年はいける。と判断したとタイヤ。

 

改めて見てみると

確かに2本はセンター部の溝がだけ

溝がなくなっていた。

 

たまたま大丈夫そうな

2本だけを確認して

まだイケる!と判断したのだけど

他の2本がダメだったみたい。。。

4本ちゃんと見て確認しないとね。

 

でもその日はもう時間遅かったので

夕食食べて帰宅。

 

 

27日

冬の荷物を全て積み込む。

そしてまた朝からオートバックス行って

前日に交渉しておいた

タイヤの購入&取り付け

これでまたある程度の安心安全が

2〜3年は確保されたはず。

とはいえ、予定していなかったので

イタく大きな出費。。。

 

友人が自分の美容室を

オープンさせるために

新築工事の内装の一部を

自分たちで作業していて

それを覗きにコーヒーの差し入れもっていく。

やってるねー。

 

僕はお家に戻ってスキーシーズンインの準備。

そして夜はその久々の美容師さんたちに呼ばれ

一緒に夕食を。

 

 

28日

本当はこの日に立山に入って

初滑りをするはずだったんだけど

天気が大荒れ予報だったので

行く日をズラした。

なのでぽっかり手に入れた何もない1日。

なしてたんだべな。

大したことはしてないはず。

 

「なんか忘れてそう」という

不安を払拭するために

家の中歩き回って

いろんな荷物を見ていたくらい。

 

 

29日

朝、真っ暗なうちから

長野に向けに出発。

諏訪インターで日の出を迎えた。

 

この日は所属する

日本バックカントリーガイド協会

みんなで集まって合同トレーニング&懇親会

 

現地到着し

しばらく前のイベントで

友人の忘れ物を

預かっていたものがあったので

それ返却したりしてたら

ガイド協会のみんなが

続々と到着し始め

そこからはトレーニングに。

 

レスキュー搬送の再確認のとき

それぞれのガイドが使っている

レスキュースレッド(簡易の搬送用ソリ)を

並べてみたら

世の中にあるほぼ全ての種類の

スレッドが揃った。w

 

こんなにいろいろ並べて

比べられる機会ないので

みんなテンションあがりまくりましたが

とってもマニアックな世界。。。w

 

世界のガイド事情の報告や

最新のビーコン事情などの情報共有

ガイドやガイディングについてなど

再考する良い機会。

 

みんなで集まり話を重ね

気持ち高まりました。

 

その日の夜はみんなで

遅くまで卓を囲み酌み交わし

就寝。

 

 

30日

早めに会場を後にし

茅ヶ崎まで戻り、家に車置いて

電車で東京方面へ。

 

1時半から

オンラインミーティングが一本あったので

一旦横浜で降りて良さげな場所探して

ミーティングして

また電車乗って渋谷へ。

 

少し早めに着いたので

時間潰しに隣にあったシーシャカフェへ。

30分くらいしかないけど

まあいいだろう。と入って注文して

確かにうまいフレーバーのシーシャを

堪能はしたんですが

お会計が6500円ちょっとでビビった。。。

東京こわっ!!

値段設定エグめでした。。。

しかもオレべつに家に帰れば

自分家で無料でシーシャできるのに。。。

 

で、時間になり青森県庁さんとの会議に。

会場入りしたら想像の10倍くらい

その会議に参加してる人いてビビった。

 

あれやこれやとお話しさせていただき

みなさんには来てもらってよかった!

と言ってもらえたので

お役には立てたようでよかったよかった。

 

そしてみなさんは

ずっと進めてきたプロジェクトなので

今年の仕事納めだったようで

忘年会ぽく席が設けられていたので

僕も参加させていただき

乾杯。

 

その後ももう1件だけ

1杯だけおじゃまして

 

別で誘われていた飲みの席に。

恵比寿のバーで楽しく飲み

もう遅くなるこそが予見できたので

そのままその先輩の家にお世話になり

その後も宅飲みして

最後にはソファにめり込んで

 

 

12月1日の朝を迎えた。

電車でお昼頃に茅ヶ崎帰宅。

15時からオンラインミーティングあったので

準備してたんだけど

早めに全てが整って

あと数十分をただ待つだけになった時

食後だったこともあり

いつの間にか寝落ち。。。

 

しばらくして目覚めた時には

LINEで「リキくんミーティング入んないの?」

ってメッセージ入ってて

オンラインミーティングは終わっていた。。。

やってもーたーー!!!

 

まぁ僕がいないと回らない

ようなものではなかったし

大きな問題ではないタイプの

ミーティングではあったんだけど

にしても、やってもーたー。。。

 

で、夜になると

現在のこの茅ヶ崎ハウスの住人の

友人たちが集まる日だってことで

居合わせた僕もご一緒させていただく。

25歳くらいの若者8名。続々と。

 

そしてこの日も日付も変わるまで

若者のいろんなお話を聞き

ゆっくりと酒を飲み

狭い我が家に7人が雑魚寝して

 

 

2日の朝

みんなそそくさと

それぞれの日常に戻っていった。

ここの現在の住人も

この日からキャンプに出るってんで

僕だけが家に残り

1日は穏やかに流れる。

特に何もしない日。

 

 

3日

もう荷物も全て用意されているし

翌4日の出発まで用事もなく

ただ翌日を待つためだけの日。

でも天気もいいので

最後に湘南を満喫すべく

友人と近くの山に。

 

秦野から弘法山歩いて鶴巻温泉まで。

良いお日柄で景色も良く。

良き1日でした。

 

悲惨な戦争がもう2度と起こらないように

そして現在の平和な世の中に感謝して

と建てられた平和の塔。

 

悲しいかな、今一度

その意味をしっかりと考えるべき

そんなタイミングなのかもね。

 

 

 


 

 

 

帰宅すると茅ヶ崎ハウスの住人に

サーフトリップついでに

受け取りだけ頼んでいた

我が家の顔とも言えるソファが届いていた。

 

 

旧、迎賓館風なソファは

もうボロボロになっていたので

NEW迎賓館風なソファに♪

 

 

翌朝は早いので

早めの就寝。

 

 

4日

朝早めに起きて

茅ヶ崎ハウスに

住んでくれてる後輩と北上開始。

この冬、トマムでの僕の仕事を

少し手伝いに来てくれるので

雪上でトレーニングです。

 

目指すはかぐらスキー場。

いよいよシーズンインです!

 

 

 

 

旅のツール

僕は旅が好きです。

それは単純に何かを見て経験する

ってこともそうなんだけど

 

そこで見たり経験したものを

しっかりと咀嚼、反芻し

消化し糧とするだけの時間が

”移動”という時間が

潜在しているからかもしれない。


スキー、サーフィン、スキンダイブ、ヨット

これらは僕の旅のツールである。

その他もあるけど

今の主な僕のツールはこれらだと思う。

 

スキー持って雪を求める旅

その中で得られる旅の視点

 

サーフボードを持って波を求める旅

その中で得られる旅の視点

 

ツールが旅に普段とは違う色を与え

普段とは違う何かを与えてくれる。

 

その昔

ストリートのアイテムで遊んでいた時は

それこそ街の中を歩いていても

手すり、階段、ウェールが

これいけそう、おもしろそう

と、遊ぶためのアイテムに見えてくる。

 

その頃、彼女とのデート中に

街を歩きながら

手すりや階段を見つけるたびに

そんな話をしていたら

「なんなのそれ?意味わかんない。」

とよく言われた。

まぁ、そうだよね。w

これはそういったところで

遊んだことがある人しか見えない景色。

 

モノの見方が変わる。ということ。

同じように今回も

ヨットという

新しい旅のツールを手に入れ

ヨットで旅をするなら

という観点で

各地を訪れるようになった。

 

この港はどの方位に向いているのか?

入港、停泊させてもらえそうか?

港の近くには何があるか?

アンカリングできそうなビーチか?

暗礁はなさそうか?

潮の流れは?

 

今まで何度も訪れたことのある港町も

漁港もビーチも

これまで感じてこなかったような

別の感覚で見え始めている。

 

そこの自然を感じ

予測し、恩恵を受け、遊ぶ。

それは濃密なものになる。

 

そして次の場所へと移動する。

その時の移動は大体とっても長くって

移動に徹しているうちは

他にできることもないので

ただただいろんなことが頭に浮かんで

それについていろんな角度から思考し

自分の中で仮説と検証が展開される。

旅の中で起きたこと、感じたことの

咀嚼、反芻が繰り返され、消化され

自分の根底にある

思考性と人格という澱みに沈着していく。

 

僕はそれらの思考の咀嚼作業の行われる

この”移動”という時間が

とても重要だと思っている。

 

昔の文豪たちが旅をしその先々で筆をとった

何か明確なテーマや興味を持ったことに焦点を当て

何か得た経験を、歩く中で咀嚼し

得られる知識、感覚、感情。

これらを文字にして、文学に昇華した。

 

どこかに留まって書くことも

できなくはないのかもしれないが

そういう人たちの多くが

旅をライフワークとしたのは

そういう思考の咀嚼作業が

必要だったからではなかろうか。

 

遠く長く歩く中で思考されるこれらは

反芻され余計もなものは振り落とされ

シンプルな言葉となる。

反芻され研ぎすまされる言葉。

 

登山や雪山でも同じ

歩き方に一つにさえ意識は集中し

つま先で蹴るように歩いたり

太ももを引き上げるように歩いたり

筋肉の使い方と意識がリンクする。

それから得られる結果を検証し

身体に向き合うこと

それは瞑想に近く

ヨガの探求にも近い感覚。

 

そういう身体的なことを

思考の対象にすることもあれば

人生を構成する一部に

目を向けることもあったり

宇宙につながるような

自然感に達する思考もある。

 

それらが長く移動する時に頭をよぎり

それぞれの人の感覚を明確にさせ

研ぎ澄ませていく。

 

ツールは旅を奥深くさせ

移動はそれらを明確に浮立たせる。

 

ヨットとサーフィンの視点で

旅したこの2週間程度

 

ここからはスキーをツールに

冬の旅が始まる。

 

 

ホリデーを取り戻せ!! 遠州灘編

そんな感じで24日

フェリーに飛び乗って

向かった先は渥美半島。

僕は結構いろんなフェリー乗るんですが

このフェリーは初めてです。

 

鳥羽からいくつかの島が

渥美半島の方へ並んで続いていて

そのさきに対岸の渥美半島。

55分程度の船旅。

アッ!という間です。

 

そして渥美半島先っちょの船着場に。

 

昔から伊良湖には

よくサーフィンに来ていたのですが

サーフポイントが目的地だったので

あれだけ通っていながら

先っちょまで来たのは初めて。

 

お昼時に到着したのもあり

レストランの並ぶ

半島の先っちょの観光地でランチをして

恋路ヶ浜と伊良湖岬灯台も観光。

 

そして時間的に満潮近いタイミングで

波はイマイチながらも

 

いくつかのポイントを見て

浅めのポイントを見てみると

まぁ、できなくはなさそう。

ってことで入水。

 

そして、この日は

オンランミーティングが控えていたので

16時にはあがって

電波の入るところに移動してPCをセット。

 

オンラインで1時間ほどのミーティング。

 

そして暗くなったので

この日の寝床探し。

 

翌日の午後に

ビーチクリーンのイベントに誘われていて

そこに車停めて寝とけばいっか。

と、しばらく走って静岡に入ったくらい

潮見坂の辺。

渥美半島の付け根で

アクセス的にも

一番よく来てたあたりですね。

集合場所もすごく近いし

そこでいつもいってた食堂があって

その裏の海岸線に

車停められることも知ってたので

そこに停めて

歩いてこの食堂に。

 

おお!この旅で念願の

車中泊でありながら酒が飲める!!

ってことでビールとアテを数品頼み

ローカルな方々とテレビを眺めながら

ゆっくりと夕食を。

 

ほろ酔いで車に歩いて戻って

そのまま車中泊。

 

 

25日

日の出前から目覚めて

朝焼けに染まる海と空を眺める。

 

 

波がない。。。

 

本当はそろそろ帰って

冬の準備をしなければ。。。

なタイミング。

 

調べると御前崎の方では

もう少し遊べそうな感じかな。

と判断し少しでも東に。

 

イベントに誘ってくれていた友人に

断りを入れて東に走る。

 

途中も何回か海岸線覗きながら。

 

 

そして御前崎着。

うーん。

波はあるけどグチャグチャ系。

とはいえ、ここまできたし

サクッと入って

ダメそうならパッと上がって

とっとと茅ヶ崎の家に帰ろう。

そして冬の準備に取り掛かるべき。

 

んで入水。

まぁ、波も

全然良くなかったのもあるけど

なによりこの日から一気に寒くって

僕の穴あきだらけのウェットでは

寒くなって早めにあがることに。

 

そして一気に茅ヶ崎まで。

 

こうして11月8日から

ホリデーと取り戻そうと

伊豆から始まった旅は

実家

瀬戸内

実家

伊勢志摩

遠州灘を経て

完結しました。

 

ここからは一気に冬モード!!

荷物と一緒に気持ちも入れ替えて

スキーシーズンに突入したいと思います!!

 

 

 

ホリデーを取り戻せ!! 伊勢志摩編

というわけで22日

向かったのは伊勢志摩。

 

リアス式海岸と多くの島々と英虞湾

船の文化が色濃く

たまに桟橋付きの物件情報が

あがってたりするので気になっていた。

 

昔、わりとひどいアトピー体質だった僕

皮膚にいいからと

よく海に連れて行ってもらっていた

それがどこの海だったのかは

幼少期の僕の記憶には残っていない。

でもきっとこの辺もよくきてたはず。

各所の地名の響きだけは

何となく聞き覚えがある。

 

そんな思い出を辿る旅でもあり

 

ヨット生活をする上で

知っておきたい情報を収集する旅

続きでもある。

 

まず向かったのは伊勢神宮外宮。

 

内宮には何度も行っているし

この春にも

野沢温泉の道祖神祭りの

厄落としの最後の締めくくりとして

お伊勢参りもしていた。

 

でも外宮には

行ったことがなかった。

 

てことで

 

美しいね。やはり。

昔は社殿なんてなくって

その当時古代の人々が

ここに神の存在を感じ

ここに神を祀るために

聖域ときめ

その中に社殿を建てた。

 

つまり、今はここに社殿があって

みんなそれを見に

そこに神の存在を感じに

ここを訪れているのだけど

ここに社殿が立つ前に人々に与えた

この場所本来の自然が持つ力

みたいなものに僕は惹かれる。

 

もちろん、社殿の作りも素晴らしいし

それだけの神への敬虔な想いから

設けられたさまざまな

式たり、作法も素晴らしい。

それが文化となり今に続いていることも。

 

でもそれによって

そこの自然の持つパワーみたいなものに

あまり足を止めて

感じようとする人は少ない。

 

そういう人にとっては

社殿から社殿に移動するために通過する

守られ残された景色でしかない。

本来はその逆だったはずなのだが。

 

とまぁ、そんなこと思いながら

次は朝熊岳金剛證寺へ。

伊勢神宮の鬼門を守る寺として

神宮の奥之院ともいわれ

 

「お伊勢参らば朝熊をかけよ

朝熊かけねば片参り」

と伊勢音頭の俗謡にも唄われた寺。

 

つまり僕は今まで

方参りしかしたことがないので

これは行かねばなるまい。

 

ここにいくには登山しないのなら

伊勢志摩スカイラインという

有料道路を使うしかない。

そして入口の改札でびっくりした。

普通車料金1270円。

たっか!!

 

まぁ、これしかないんだから

乗るっきゃない。

でもまぁ、走れば

途中途中にある展望台からの景色は

本当に素晴らしいし

その価値はあった。

 

 

そして朝熊岳金剛證寺

 

 

 

 

池に映る太鼓橋と空に浮かぶ白月が美しい。

 

 

 

さらに奥之院も行ったけど

とんでもなくデカい塔婆が

立ち並んでました。

 

写真では伝わりにくいけど

真ん中にある黒い線は

固定するための針金なんですが

この高さも僕の身長より上で

たぶん2mくらいの位置。

そう思うとまだまだ上に高いので

想像してもらいやすいかも。

 

そしてその少し上にある

朝熊岳山頂展望台からも絶景。

 

 

 

 

 

 

タイミング的にも

いい時間帯でした。

 

そして下山し

海岸線沿いに南下。

 

 

地元の居酒屋さんで

ノンアルビールと

おふくろの味な居酒屋メニューを。

 

近くの温泉行ってゆっくりして

翌朝の日の出を

横山展望台で見ようと

展望台の駐車場まで上がって車中泊。

 

だったんだけど

夜も車がちょこちょこきては

懐中電灯で照らして

山の展望台の方へ入っていく。

 

確かに月明かりは綺麗だったので

そんなに?いいの?

完全に寝る体勢だったけど

ダウンを羽織って

靴履いてヘッドライトつけて

展望台へ。

 

なるほど。夜景か。

オリオン座も輝いている。

 

だから怖がる女の子を

「大丈夫だよ」とリードして登る男の

カップルが多かったのか。

 

雲ひとつなく月明かりだけで十分に明るい。

 

んで車戻って僕は就寝。

その後もたまに車登ってきてたけど。

 

 

23日

朝、日の出前から登りだし

大体みんな駐車場から

すぐの展望台までだったけど

僕はやっぱり

一番上の展望台まで登ります。

 

木もれ日テラスを越え

そよ風テラス

 

みはらし展望台

 

 

一番上の英虞湾展望台で日の出を迎える

 

 

 

 

美しかったなー

しっかり太陽が上がり切るまで

ゆっくりとさせてもらいました。

 

それにしても英虞湾て

ほんと複雑な地形。

そして無数の島々。。。

すごい場所だな。。。

 

今日は向こうまでのびた

飛び出した半島の

一番先っちょにある

御座白浜まで行ってみます。

 

というわけで下山。

 

ちなみに個人的には

展望台としては

そよ風テラスが好き。w

 

降りてきたら

横山展望台ではヨガのクラスが。

 

確かに場所はいいよね。

でも、自然の中でヨガをするのは

人や物音がないから

自然と自分の内側に集中できるから。

こんなに多くの人と

そしてポーズを導くために入る

先生の声が

それを邪魔してる気がしてならない。。。

僕なら一人でやるな。。。

 

とか思いながら海沿いに出て

サーフポイントを確認しながら移動。

 

実は滋賀県からだと多くの人は

太平洋だと

この辺りにサーフィンしに来るのですが

僕が始めた時に

地元のサーフィンの先輩方は

この辺りは混むから、と

いつも伊良湖や御前崎まで行っていて

それにご一緒させてもらっていた僕は

伊勢では入ったことがなかった。

なのでこの機会に!と

それも目的の一つ。

でも波はいまいちで

午後の潮が満ちてきた時が良さそう。

 

ってことでまずは真っ直ぐ御座白浜へ。

 

水も本州ではトップレベルの透明度。

伊豆とかと同じくらいかな。

太平洋側も覗いてみたけど

海の様子が全然違う。

 

ちょっとそこでゆっくり休憩。

 

そのあとは気になってた

桟橋付きの物件を見に行ってみる。

と、なるほど。

漁業者の作業小屋のような感じで

道がなかなかワイルドだし

途中からは歩きじゃないと入れない。

なぜ売れないのか!?

と、気になってたけど
そういうことか。

 

そのほかにも湾内の

海岸線に面して

家が点在しているようなところも

入ってみるが

どこもわりとワイルドな道。

 

その辺りにも太平洋側には

サーフィンできそう?

な場所がありそうだったので

いくつか見て回る。

が、どこも波はワレてない。

 

 

途中でランチもしたし

なかなか切り返しの面倒な

ワイルドな道を

ちょろちょろ動いて疲れたし

海辺の公園で横になった。

 

空には羊雲が綺麗だった。

 

その後も少し寄り道しながら

いい頃合いだろう、と

サーフポイントへ。

 

まぁ、できそう。ってことで

陽が傾くまで入水。

 

 

運転に疲れた僕の体には

海に浮かぶのは

とてもよく体がほぐれる。

 

もうある程度この辺りも見たし

翌日の鳥羽からのフェリーで

伊良湖へ移動することにして

 

寄り道し

美しい夕焼けに目を奪われながら

 

 

フェリーターミナルのある

鳥羽方面に走る。

 

翌朝の日の出を

二見浦の二見興玉神社にある

夫婦岩で迎えることに決め

神社前の駐車場に車を停める。

 

歩いて行ける範囲

昔ながらの趣のあるお店で夕食を食べ

車に戻って、寝る準備をしたのだが

 

ここでもやはり夜のうちから

パラパラと人が境内に入っていく。

ならば僕も行こう。

 

夜の夫婦岩。

 

静かでいい。

 

 

んで車戻って就寝。

 

 

翌24日

朝日の出を見るための

有名スポットでもあることから

朝から人々がそぞろ歩く。

僕も頃合いを見て

車から出て夫婦岩の方へ。

 

 

 

夫婦岩の間に上がるのは夏至のころ。

今は少し回り込んだ

奥のところから日の出が見られます。

 

 

 

 

 

朝からやってるカフェを探して

そこでフェリーの情報を調べ

その時間になるまで

気になっていた船具屋さんや

真鍮のインテリアを作るお店に。

 

船文化が濃く

船需要が多いこの場所には

そういった他ではあまり見ない

専門店があって面白い。

 

そしてそれらも見たらいい時間。

出港間際のフェリーに滑り込んで

いざ目指すは

船を使えば目と鼻の先

渥美半島、伊良湖。

 

ホリデーを取り戻せ!! 遠州灘編へ

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

命の循環。

そうして21日

朝から車を走らせ

向かったのは

滋賀の山の麓にある

琵琶湖を望むことのできる

大きく開けた霊園。

 

 

1月10日に天国へ行ったじいちゃん

お墓が決まり、納骨されたと

聞いていたので

場所を聞いて一人、お墓参りに。

 

 

血縁のない友人の家の墓参りをしておいて

 

自分のじいちゃんの

墓参りしないわけにはいかない。w

 

いつか僕もこうして土に帰るのだ。

今ある命を意味あるものに燃やそう。

 

ただ僕は焼却されて

骨壷になんて入れられたくない。

 

できればそのまま埋めてもらって

桜の木をその上に植えてほしい。

僕の形を失った肉体は

微生物やバクテリアに。

そしてその木の養分となり

違う命から命へと紡がれていく。

 

僕の肉体は

地球の誕生から続いてきた

最も自然な形で

自然の循環として

死んだ意味を与えられる。

 

そうして春になるたびに

その木の下に皆が集まり

人々に笑顔を与える。

それが理想。

 

今の日本の法律では

そうはできないらしいが

死んでもなお法律に縛られるなんて

なんてくだらない世の中なんだろう。

 

でもこういうことを望むと

本当にそうなってしまうらしい。

例えば僕が山で死ねば、そうなるだろう。

でも、そうしたいわけじゃない。

まいったまいった。

 

実家に戻る道すがら

あまりに天気がいいので

昔よくきた湖岸のビーチに。

 

琵琶湖は穏やかに澄み

木々は秋を彩っていた。

 

 

 

 

実家に帰れば

ベランダの前の

差し込む太陽の光に

温めてもらいながら昼寝して

 

夕方から翌日出発の準備。

といっても準備はほとんどできてたし

最後の整理と確認程度。

 

 

22日

やるべきことを終え

また春に戻ります。と母に伝え

昼前には出発。

 

向かうは伊勢志摩。

ホリデーを取り戻せ!! 伊勢編へ

つづく

ホリデーを取り戻せ!! 瀬戸内編

んなわけで18日にまずは淡路島に。

このヨット生活をするようになって

海の情報をくれる方が増えまして

 

まずは淡路島の友人から

12月から新たに借りる

港近くの家を

ゲストハウスにするつもり!

見に来てよ!と連絡あったので

そこを見に。

 

なかなかデカい家。

しかも港の昔ながらの漁師町っぽい

自転車か原付しか入れないような

入り組んだ細い路地の先にある古民家。

確かにこの小道は面白いかもね。

 

ヨットを1年改装&修繕したこともあり

DIYに関しては結構業者に近いところまで

わかるようになってきていたので

その辺もアドバイス。

いつでも泊まりに来ていい!と公認を得たので

太平洋周りで移動するときは

中継点にしたいと思います。

 

港も確認。

なかなか漁業者多そうな

いっぱい船の停まった港だったけど

きっと航海途中にちょっと寄って

繋いだんだろうなってヨットも

停まっているのを確認できたので

多分いけるはず。

 

んで夜は

その友人家族との

久々の再会を祝い乾杯し

 

 

翌19日の昼前には次なる目的地

香川県の沖合に浮かぶ粟島を目指す。

 

ここも仕事を一緒にしている友人から

祖母が住んでいた家があるのだが

島にあるからなかなか見にも行けないし

どんどん悪くなっていくばかり

住んでくれるならむしろありがたい!

と言っていただいた家があったので

そこを下見しに。

しかもGoogleMapで見れば

本当に小さな島で

目の前は港だしヨットもつけられそう。

 

途中、香川といえば!の

うどんを食し

連絡フェリーの着く港へ。

 

島民の足なのね。安い。

 

この船に乗船、出港。

 

到着しとりあえず友人の祖母宅へ。

もちろん中には入れないが

許可は得ていたので

門を開け、敷地内を見させていただき

庭から窓を覗いて、家の中も拝見。

どデカい。。。

そしてもう草が多い茂っているとはいえ

中庭も畑も素敵。

家の中は大きな

広い広い土間のスペースもあって

掃除すればいい感じじゃないか。

 

とはいえ、いきなりこの小さな島に

どこの誰かわからんやつが

空いてたはずの家に住み始めたぞ!

ってなったら怪しまれるし

島民の方にあって色々お話ししたいな。

船の係留のこととかも聞きたいし。

と思いながら

まずはこの島この時期唯一のホテル?

にチェックイン。

 

日本初の海員学校の敷地にある宿なので

残されている校舎がすぐ目の前に。

 

予約取るとき

普通の15時以降のチェックインで

夕食付きのプランがなく

朝食だけ付いたプランにしておいた。

 

夕食付きプランがないってことは

どこか食べるところがあるはず。

GoogleMapで見る限り

近くに1軒だけ食堂あるっぽいし

と思っていたのに

 

「どこで夕食食べられますか?」

と、聞いたら

「えー。今はないねー。

なんか持ってきてないの?」って。。。

 

えーーっ!!

何もないよ!

え!?食堂は?GoogleMap見たんだけど!

「夏しかやってないし、商店が一軒あるけど

タケウチさんところも今日はお休みで

やってないねー」

って。。。

 

えーー!って困ってたら

「18時便のフェリーで

夜のスタッフが来ますから

お弁当買ってこさせようか?

何でもいいかい?」

だって。w

 

お願いするしかないので

そうしたけど。w

 

んでとりあえず18時までは時間もあるし

外に出て散歩でもすっかな。

と思ったら、玄関口で

「お兄ちゃんどっから来たの?」

と島民のおじさん?おじいさん?

「これからあそこの

千葉から来てる女の子と

自転車で西浜行くけどアンタも行くかい?」

と、ナンパされ。

もちろん!!

 

ってことでレンタサイクル屋。

というか自転車置いてある場所行って

500円を壁の穴に放り込んで

勝手に持っていくスタイル。w

500円なかったから

どうせ翌日も乗りたいし1000円入れて

おじさんと

同世代の千葉からの一人旅の女性と

3人でチャリンコツー開始。w

 

綺麗なサンセットビーチ。西浜。

 

その後もツアーは続き

ここは廃墟だ。

ここは2年前からもう誰も帰ってきてない。

ここはちょっと前に立て替えたのに

病気で亡くなられてもう今は誰も住んでない。

この先の家には1人だけ婆さんが住んでる。

この先は昔は行けたんだけど

今は人もいなくて草が覆って

今はもう通れたもんじゃない。

などなど、基本空き家か廃墟だ。って説明を

たくさんしてくれました。w

 

昔は2000人ほどいたらしいのですが

今では200人足らず。

日本で最初の海員学校ができた島で

大きな貿易船や

商船に乗る人がたくさんいて

昔はそれはそれは

お金持ちがいっぱいいたんだ。と。

他にも色々。

 

そして家に住めばいいって

言ってくれてた友人から

しばらく行けてないから

ついでにうちの墓参りもしといてー。

と、言われていたので

そのおじさんにお墓も案内してもらい

全く関係のない千葉の女性も

謎に一緒に手を合わせてくれ

3人で

誰も血のつながっていない墓の墓参り。w

 

日も暮れていい時間。そろそろかな。

ってタイミングでおじさんは

「うちで一杯やろう!」

ってテンションになって

女性はそこでホテルに戻られたけど

僕はもちろん!とついていく。

 

家を建てた経緯から

外観や畑、建てた時のこだわりも

とにかく全部を話してくださり

「嫁さんが亡くなって

あんまり掃除できてないから

汚いんだけど悪いな。」と。

中に入れてくれ

確かに決して綺麗とは言えないな。

と思いながらも

席を用意してくれ

酒でいいか?と

あんまり綺麗に洗われていない

汚れて曇ったグラスに

カッピカピになった

ネギか何かが張り付いている。。。

 

そのグラスになみなみの日本酒を注いでくれ

グラスはあまり見ないようにして

グッと流し込む。

グラスはともかく、酒は美味い。w

 

その後

おじさんの生い立ちから

家庭構成、どんな仕事してたとか

あのときはどうだったとか

奥さんとの馴れ初めや

若かりし頃の話

京都にいる娘と

東京に出た孫の話

とにかく奥さんが先立って

もう何年も経つが寂しいんだ。と。

本当にも色々聞かせてくれた。

 

ホテルからお弁当届きました!

の電話が入り

ホテルに戻り

弁当食ってシャワー浴びて就寝。

 

 

20日

前夜に夕飯がなかったぶん

朝食はモリモリ。

朝から腹パン。。。w

 

朝からチャリで

島の端から端まで見てまわる。

 

当時の車が完全に朽ち果てている。

車って、こんなにまで朽ちるのね。。。

 

 

全体を把握。

 

戻って自転車を返却したら

前日の夕方はフラットだった桟橋が

とんでもなく急勾配になっていることに気づく。

 

調べたらなんと干満差が3mもあった。。。

これはいつかヨットを係留することがあったら

干満さにもしっかり気をつけないと。。。

 

前日はやってなかった

港前の島唯一の商店ものぞき

 

昼の便で隣の人口20人程度という

もっともっと小さな島、志々島に向かう。

 

乗船客、僕だけ。

もちろん降りるのも僕だけ。

 

15分くらいで志々島に到着。

降りてすぐの家でお爺さんを見かけた。

おお、人がいた。って感じ。

 

すぐのところにお墓。

 

これが志々島のお墓らしい。

 

この島には車がないんだろう。

軽トラでもギリギリ通れない

くらいの道幅の道が

海沿いに短く1本あるだけ。

 

とりあえずそれを突き当たりまで歩く。

ほんと短いから

それもあっという間なんだけど。

 

商店があったが

中に入っても誰もいない。

 

商品はほとんどなく

売られているものは

いつのものかわからない

タイムスリップしたかのような日用品。

 

何だか本当に時空を飛ばされて

タイムスリップした世界に来てしまった

みたいな、少し怖さも感じるような静寂。

 

ヤギが1頭いて餌を食んでいた。

近寄っても全く気に留める様子もない。

 

さらに奥まで行くと

完全に崩れた廃墟がちらほら。

 

山頂の景色がいいことだけは

前情報で入れていたので

一番奥の山へ続く階段を登る。

 

両脇に朽ちた廃墟が並ぶ。

ちょっと怖い。。。

 

夕方以降は歩けないな。。。

 

でも快晴の気持ちいい天気だったから

当時ここにあったであろう日常を

思い描き、想像して歩く。

何とも不思議な空間。

 

山頂まで着くとそれは素晴らしい景色でした。

 

テーブルや椅子もあったので

ポットに入れてあったコーヒーを飲みながら

ちょっと休憩。

 

そしてもう一つ情報のあった

大楠の方へ。

 

尾根沿いを歩き

ちょっと島の裏側へ降った先に

その巨木はあった。

 

正直、この小さな小さな島にある木なんて

大楠といえどもこの島にしてはデカい

そんな程度だろうと思っていた。

とはいえ、他に見るものもないし

一応見とくか。と。

 

が、しかし

その存在感がとんでもなかった。。。

想像の10倍くらい大きくって

とんでもなく神秘的だった。

 

何だろう、その生命の塊!!

って感じの存在から放たれるエネルギー

その空間、空気感。。。

 

 

 

 

 

圧倒されました。。。

これはこのためだけにでも

この島に来る価値がある!

と言ってもいいほどでした。

 

んで下山。

本当に小さな島なので

全部で2時間ほどかな。

 

途中、かなり高齢な

お爺さんとお婆さんを見かけましたが

その程度。

 

歩くのも大変そうなのに

この海岸線以外

急な山道しかない島で

どうやって生活しているんだろう。と。

 

誰もいない島の船着場にあるこのベンチ。

連絡船が来るのを待ちます。

波の音とたまに聞こえる鳥の声。

なんだか「千と千尋・・・」の

千が海の中の線路で列車を待っている

あんな気分でした。

 

そしてしばらくして船到着。

このときは

え!?何しに?住んでんの?

って感じで6人くらい降りてきたかな。

香川の方へ働きに?買い出しに?

みたいな島民らしき人も。

とはいえ、後10年もすれば

無人島になってしまう

可能性だってあるなー、と。

 

連絡船に乗って僕は

元来た港

車を停めてある四国本土の港へ。

 

そして次に向かうは山を越えた

高知県の仁淀川。

 

実は冬の仕事の話を聞かせてほしいって

連絡をくれていた

川のガイド業をされている

有名ガイドさんからの連絡を

返答するのを忘れていて

この時、間を繋いでくれていた方から

連絡してあげてね!

っというメッセージが入った。

 

あー!忘れてたー!

けど、何と偶然にもそれは高知の人で

偶然にも僕は四国にいる。

調べれば

1時間半かからないくらいの距離。

これは行くっきゃない!!

と思って連絡をしたら

16時にはツアーから戻るから是非!

とおっしゃってくださり

突然で迷惑かなー

と思いながらも行ってみた。

 

そしてはじめまして!

から、それぞれ聞きたいこと

話ししたいことを

バババーっと話して

ではまた!!

と、僕は大阪の方へ。

 

その方が活動されてる

ベースのにはカフェもあり

コーヒーを注文しておきながら

コーヒー代払うの忘れて出てしまった。

後で気づいて連絡したけど

いいですよー!って。

あの時はほんとすみません。。。

ご馳走様です。。。

 

夜の明石海峡大橋を越え

 

数日間の自転車の

ガイドツアーを終えた仲間と

大阪、天満で合流し

飲みながら諸々のヒアリング。

情報共有。

 

天満泊。

 

ってことで

僕のホリデー、瀬戸内編も終了。

 

 

翌21日朝、宿の看板猫にお別れを告げ

 

この後は一旦実家に戻って

伊勢、東海編へと移行します。

 

 

 

 

 

 

実家滞在記

そうして14日

朝から銀行に書類を取りに行き

叔母の家に頼まれたものを持っていき

そのまま山を越えて日本海の波。

 

何箇所か見たけどこの場所に落ち着き

日没まで。

 

ボチボチ良かった。

 

帰宅したら翌日の車検に向けて

車の荷物をある程度おろす。

 

 

15日

朝からがん検診行って

車検出しに行って代車で戻り 

書き込んだ書類持って

必要書類印刷して銀行に。

 

一旦帰宅してちょっとしたら

アメ車のレストアと

高級車両の販売をする友人のガレージに。

相変わらずいい仕事してました。

 

夜は友人が集まってくれ

30周年を迎えた母のバー

「TACHARES(タハレス)」で乾杯。

いい時間でした。

 

 

16日

朝から健康診断にいくはずだったのに

ちょっと寝過ぎた。

午後診療にしよう。

 

PC作業や書類整理などして

車検終わりの車を取りに。

戻った車に荷物積み込んで

郵便物出しに行って

夕方に健康診断。

 

戻ったら友人から連絡あり

近くの居酒屋で乾杯。

 

早めの帰宅、就寝。

 

 

17日

次なる準備。

翌日出発のため荷物を車に積む。

夕方に奈良でガイド中だった先輩が

お客さんと寄り道してくれ

美味しい近江牛の焼き肉を堪能してもらい

実家のバー「TACHARES(タハレス)」にて

30周年を祝ってもらい乾杯。

先輩は帰宅。

お客様はお泊りのホテルの方へお送りして解散。

 

いつか洗濯して片付けてあったズボン。

タンスから出して吐いて出かけていたのだけど

ポケットの奥に

噛んだガムを包んだ紙のような感触があった。

取り出してみると。。。w

 

 

18日

朝から最後の準備をして

ホリデーを取り戻す旅、瀬戸内海編へ。