2025ヨットライフ終了
ってことで10日の午後
いつもの港に戻って
車の修理。
もらった車は
エンジンを切って鍵を抜いても
テールランプが消えない症状に
なっていたので
毎回バッテリー外さなきゃいけない
そんな状況だったのが
ブレーキペダルのところにある
わずかなパーツの脱落が原因
ってことでとりあえず
そのスイッチに触れるように
ダンボールで厚みを出して
応急処置してみたら
とりあえず直った。w
とりあえずこれで車を発進。
ゴミ出しして
荷物発送のためのダンボールを
たくさんもらって帰ってきて
船の中の荷物の片付け
持って帰るものを選別
箱に詰めていく。
夕方にまとまった箱たちを
車に積み込んでたら
テールランプがまたついてる!
ダンボールが痩せてしまったよう。。。
あー、またバッテリー上がって
エンジンかからんー。。。
ってことでバッテリーチャージャー借りて
バッテリー充電して
今度はダンボールじゃなくて
ちゃんと強固な方法で修理。
もうこれで大丈夫なはず。
11日
最後に洗えるものを洗おうと
コインランドリーに洗濯物をぶち込んで
発送荷物を全部積み込んだ車でヤマトへ
同じく翌日に
同じ場所から同じ飛行機で大阪へ向かう
オージーの友人が船の係留先の港に
車を回してくれ
それが終われば一緒に
冬の間係留する湾の奥へと
船を移動させた。
夜から風が強く吹き始める。
12日
朝から船を離れる準備。
バッテリー切り離して
ガスの元栓しめて
水漏れしてる窓の下にバケツセットして
スルハル(船体を貫通している)バルブを
全部閉じて
窓しめて
カビ予防に漂白剤を入れた器を
いくつかセットして
忘れ物がないように
何度も確認して
隣に繋いだオージーの友人が
テンダーボート(船に積んだ小型ボート)で
迎えにきてくれ、一緒に上陸。
台風のピークは明日の午後から。
今の風でも少し不安になる感じなのに
この後のピークをなんとか乗り越え
冬の間もなんとか無事で
春まで浮いていてくれますように。。。
頑張れよ!俺の愛艇!!
停めておいた車に乗り込んで北上。
空港へ。
さて、7ヶ月ほど過ごしてきた
2025年の船上生活を終え
南国の海から
北の雪山へと
生活はシフトしていきます。
ラストパラダイス
ってことで8日
奄美滞在中「最後の晴れ」を堪能すべく
お気に入りのあの入江に。
風は強いので
風だけでいい勢いで目的の入江に。
もう立冬は過ぎたが
日がさせばまだまだ暖かい奄美。
海に飛び込んで長々と潜る。
友人の船もあり
そちらの分の食料も獲って
差し入れ。
静かな夜。
今シーズン、ラストのパラダイス。
9日
友人夫婦が遊びに来てくれるってんで
朝食食べながら船を走らせ
近くの港まで迎えに行く。
潜るのが大好きな二人は
入江に戻ってすぐから海にドボン。
僕も追いかけて入って
追加食料を得る。
普段は深海にいることが多い
ホウセキキントキも突けたのは
テンション上がりましたね。
みんなで昼食を食べ
日が傾いた頃から風向きも変わり
波立ち始めたので
二人を港に送り届ける。
この日はそのままこの桟橋で過ごす。
10日
この桟橋の近くに住む
船大好きな大先輩が
覗きに来てくれた。
まぁこの方に会うために
この港に停泊したんだけど。
船の趣味が嵩じて
家と別に工場を設けたこのおじちゃん
その工場を見せてもらう。
「ちょうど重いもの運びたかったから助かる!」
と、新たに届いた旋盤を工場にセットしたり
エンジンを滑車で釣るための足を立てたり
お手伝いも。
この後にやってくる台風に備えて
風の入りにくい入江にセットされた
この方が管理するブイに
船を繋いでもいいか?を聞いたりして
冬の間置ける場所の相談もしたら
そのまま冬まで繋いでおいていい。
とのこと!!
それはなんとも助かる!!!
すでに別の場所で春まで繋いでおいていい
って場所を提供してくれた先輩がいるのだけど
そこは本来、その人も使う場所だったし
こっちは台風避泊の時以外誰も使わない。
つまりそれだけ風にも強い場所で安心だし
冬の間は大きな台風は来ないはずなので
きっと繋いでおいても迷惑かからないはず。
しかも、この場所のすぐ脇に
オージーの友人も船をつなぎ
12日の飛行機で3ヶ月ほど船を離れる予定
もし一緒に動けたら
陸までの船も
陸での車も全て共有できるので
色々考えることが減ってシンプル。
繋がさせてください!!
と話をして船に戻った。
戻れば友人が関わる
フリースクールのオンライン全校集会
ってのにゲストとして招待してもらっていて
ネットを繋いで
僕の暮らしについてお話を。
後から感想も送ってもらったけど
それなりに楽しんでもらえたようで
よかったよかった。
しかし、僕はこれまで
スキーヤーとして紹介され
お話しする機会を
多くいただいてきたのだけれど
今回のオンラインでのお話も
そうだったけれど
ヨット乗りとして紹介されたり
話を聞かれたりする機会が多くなった。
自分の中ではスキーヤーとして生きている
そっちの感覚の方が大きくって
そっちの方が世の中的にも
経済的にも貢献できているので
ヨットの人として紹介されるのは
なんだか新鮮な感覚です。
それも終わって
昼食食べたら桟橋を離れ
12日に船を離れるための準備をしに
メインの港に戻ったのでした。
冬支度
ってことで4日
夜から降り始めた雨と共に朝を迎え
一時的に雨がやんだタイミングで
準備整えて出港。
向かったのは冬の間に
「ここに繋いどいていいよ」と
言ってもらった、とある入江に。
ちょうどこの日の夜から
風が強まる予報。
ある程度風が強まったタイミングで
どの程度影響がある入江なのか?
を確認しておきたかった。
基本的に港は公共の施設なので
一時的に使用する分には
それほど問題はないのだけれど
冬の間、長期間となると
基本的にはマリーナやハーバーなど
そのための施設を利用することになる。
今回ももしこの島の周辺で
長期係留や陸揚げできる場所がなければ
沖縄のマリーナまで南下しなきゃなー
と思っていた。
その場合、僕の船のサイズだと
5ヶ月で約25万円ほど必要になる。
うーん。
どこかにいい場所ないものか。
と思って探していた時に
救いの手が差し伸べられたってわけです。
でもその分、管理施設ではないので
安心をお金で買わない分
全て自己責任だし
自分で安心を得られるように
できることはしなければいけない。
すでに風は強まり始めていたので
風に乗って入江に向かう。
途中友人のボートに追い抜かれながらも
スムーズに入江に入った。
友人たちのヨット2艇も浮かんでいた。
ここには友人たちのヨットが
よく出入りする場所なので
冬の間、浮かべておいても
たまに船を見てくれる人がいるし
何かあれば連絡ももらえるはず。
入江に入れば風は半分くらいの強さになり
ある程度ブロックされていた。
とはいえ、風向きによっては
もっと入ることもあるだろうし
逆にもっと守られる方位もあるだろう。
雨が降り始め、風もさらに強まる。
風が振れるたびに
たまに強くブローが吹く。
今年のヨット乗り始め前半戦は
オートパイロットが動いてくれず
駆動部や配線をつけたり外したりしてたので
シーリングを外したままになっていた。
冬の間に雨が侵入しては困るので
コーキングを。
エンジンのコントロールレバーの
カバーのところもカパカパしていたので
外してコーキングしようとしたら
今更ながらコントリールケーブルが
カバーに干渉していたことに気づき
そこも調整しておさめて
コーキング。
ぼちぼちと冬支度です。
風と雨、風によって荒れた面の
チャパチャパと打ち寄せる波を
感じながら就寝。
5日
この日も雨風強く
船内で過ごす。
隣の船も船だけ置いて
どこかに行っていたようで
会場タクシーでヨットに戻ってきた。
やることもないので
島の黒糖焼酎を飲みながら
ハンドパンをたたき
自分で出す音に心地よく揺られる。
ただそれだけの日。
夜には雨は止み、風も落ち着いた。
6日
気持ちのよい朝。
海に潜り、海底の様子や
ロープの具合を見て確認したりする。
海面の1.5mほどは
ひんやりとする温度になったが
それよりの海水は
まだ信じられないほどに温かい。
お昼を食べたらSUPを出して
陸地に上陸。
潟で見る生物に溢れている。
美くしや。
本当はこの日に港に戻ろうかと思っていたが
あまりに穏やかで気持ちいので
このままこの場所でもう一泊することにした。
少し風邪っぽい。
7日
朝ゆっくりしていたら
隣の2艇は出て行った。
そしてこの場所を譲ってくれたヨットが
様子を見にきてくれた。
準備を整え僕の船も出して
港へ回した。
しばらく電波がイマイチだったので
PCでできる仕事を進め
海の駅でランチをして
船でオンラインミーティングして
久しぶりに湯船に浸かるべく
近くのサウナへ。
久しぶりに髭を剃りさっぱり。
普段はカラスの行水のような
風呂の短い僕も
この日ばかりはゆっくりと身体を温め
風呂上がりも湯冷めしないように
長袖長ズボン仕様に。
買い出しをしたりしながら船に戻り
夕食を食べて
オンラインミーティングを1本終わらせたら
ゆっくりと就寝。
8日
まだ少し体はだるい。
いよいよ冬が近づいてきていることを
実感するように
冬の仕事のメールや電話が増えてきた。
それらを終わらせ、洗濯だけ済ませたら
船を出す。
島を離れるまで長くてあと1週間。
それまでにちゃんと晴れるのは今日くらい。
大好きなあの場所へ風に乗って。
イベント続き
ってことで31日
翌日に加計呂麻島の裏側のお宿で
25周年記念のパーティがあるので
朝から準備して出港
前回は東回りで加計呂麻島を回ったので
今回は西回りで。
ある程度風も強い日なので
しばらくは風だけで進む。
天気が微妙なことはわかってたんだけど
出てわりとすぐから雨が降り出し
西端を回り込む時には
風は正面に回り込み機帆走に。
雨も風も強く、海も波立つ。。。
そんな状況の中、西端を回り込んだら
追っての風になり
風だけで快速で走る。
そして目的の湾に入り
機走で目的の入江に。
お宿のすぐ前にアンカリング。
すぐ近くのビーチの奥からは
リハーサルなど賑やかな声、音。
友人たちの船2艇も到着し3艇でアンカリング。
11月1日
夜に強めの風が吹き
夜中に不安になり何度か位置を確認。
夜明け前、まだ暗いうちに
トイレも兼ねて外に出たら
明らかに流されているし
もうかなり陸地に近い。
エンジン音が聞こえるので
目を凝らしてみてみたら
一番奥に停泊していたはずの
友人のヨットも流されていて
真っ暗闇の中で
アンカーを打ち直そうとしているようだった。
僕のは喫水の浅い船なので
ギリギリまだ大丈夫だろう。という状況。
とはいえ、予断は許さないくらいのギリギリ。
GPSを作動させて船の動向を確認し
全く動かずにこの場所で保持し続けてくれるなら
いけるかも?くらいの感じ
しばらくGPSを観察し続けていると
夜が明け始める。
不安は拭えないが
早起きは三文の徳だ。
GPSは動かず同じ場所に船はあり
一番の干潮時間も
その浅瀬でやり過ごせた。
朝に友人のヨットもう1艇が到着し
アンカリング4艇。
そしてパーティスタート。
安心して会場に上陸し
そのめでたい1日を楽しんだ。
ひっさしぶりの友人にも再会したり
愛溢れる最高の時間でした
2日
予報通り夜のうちに風はやみ
船の方向は深場の方へ振られていたので
安心できる状態で眠り
目覚めることができた。
昨日より潮の引いてしまう
干潮の時間までには出よう。と
思っていたけれど
落ち着いた状態だったので
ゆっくりとした時間を過ごし
このあと風が強まる前の
落ち着いているうちには出港。
アンカーを引き上げると
古い放置されたアンカーがついてきた。
東をまわって古仁屋の港に戻る。
戻って焚き火臭くなった服を
洗濯したりしていたら
先に帰っていたヨット乗りの友人が
今から花火を見に行くよ!と。
なんでも30分ほど離れた集落で
この日、花火大会があるらしく
奄美大島でも一番大きな花火大会らしい
こりゃ
行くっきゃない。
で、準備したら会場へ。
久しぶりのお祭りです。
会場の屋台でご飯食べて
花火鑑賞。
水中花火がすごかったわー。
余韻に浸りながら
船でお酒飲んでご飯食べて
シャワー浴びて就寝。
3日
準備してこの日にすぐ港出よう
と思っていたのだが
この夜に、参加したパーティの
打ち上げ的なイベントがあるらしい。
余韻冷めあらぬ感じだったし
夕方スタートで早めに帰って来れそうだったから
行ってみよう!となりまして
夕方に出発し
楽しい時間を過ごさせていただきました。
また帰ってから
船でつまみながら飲んで
いい時間の中で就寝。
1日延長しましたが
翌日にはまた出港しましょう。
ガスコンロ&バッテリー問題
そうして28日
朝イチで実家にフランスから届いた
埋め込み式のガスコンロを持って
電車に乗って京都に出て
バスに乗って伊丹空港へ。
僕にしてはかなり余裕のある時間に到着し
コンロを内容物を説明した上で
カウンターで手荷物で預け
保安検査も通ってターミナルの中に。
朝食を食べ終えて
さてゆっくり飛行機を待とうか
と思った矢先、放送が
「ナカジマリキさま、お手荷物の件で・・・」
なんだよ。。。
お近くの航空会社スタッフまで
ってことだったので
搭乗口近くの窓口に行くと
一度ターミナルを出て
一階の受付カウンターに行ってくれ
だってよ。。。
なにそれ
また一からやり直しじゃんよ。。。
保安検査所を抜け、カウンターに戻って
そしたらそこでも少し待たされ
荷物が出てきて開封して検査するって
それ、預ける時に中身説明してんだから
その時に検査やってくれてれば。。。
で、それが終わればまた保安所へ。
流石にプライオリティレーンをお願いして
列に並ばなくってはよかったけど
またカバンからPCとか水筒とか出して
また水筒のコーヒー飲むチェックさせられて
で、再びターミナルに。
もう食後すぐのことだったから
なんかもう口直しに
ケーキ食べちゃったわよね。
で、結局あんまりゆっくりする時間なく
搭乗して
奄美大島に到着。
コンロを抱えた大荷物で
空港からバスに乗り
乗り換え含めて3時間弱。
途中の乗り換えでランチしながら
ようやく船に戻りました。
早速コンロを入れ替える。
で、ここまでセットして気がついた。。。
え、接続口の形状違うじゃん。。。
同じモデルの同じコンロなのに。。。
まぁ、30年ほど前のコンロで
規格が変わってしまったんだろうけど
盲点だった。。。
近くのガス屋さんとかに
相談に行き
いくつかのアドバイスをもらって
合わせてみるために部品もお借りした。
船に帰って確認すると
まぁ、他のいくつかの部品が見つかれば
できなくもなさそう。
でもあるのか?
売ってそうな場所聞いてこの日は終了。
コンロ使えないし
もう外食です。
シャワー浴びて就寝。
29日
とりあえずこのままでは
コンロ使えず
ずっと外食になってしまうので
ムリくり延命措置を施した
古いコンロをまた繋ぎ直しセット。
なんのこっちゃ。。。
ネットでコンロの部品探し。
でも見つけられんし、ようわからん。。。
郵便物出したり
買い出ししたりしてから
とにかく昨日教えてもらったところへ。
その場で部品を
フィッティングさせられるように
コンロも積んで
街まで車を走らせる。
どうせ街まで出るなら
このタイミングでもう
瀕死状態のバッテリーも
交換のために買っておこう。
と、まずはバッテリー売ってるお店行って
3本購入して、接続部品も買って
続いてガスパーツを探しに
細かな資材売ってる
業者御用達のプロのお店に
で、それっぽいの見つけて
車のコンロの接続部のオスねじに
見つけたナットをあてがってみる。
サイズは丁度そうだが入らない。
ん??
え??
逆ネジじゃん。。。
それは特殊すぎる。。。
フランス製のこのコンロ。
こうなってくると日本にはない部品。
接続部品も結局また海外から取り寄せだ。。。
また数週間かかるやつ。。。
チッ。。。
とりあえず買ったバッテリー繋ぐための
太め(38sq)のケーブルだけ購入。
丸型圧着端子も探したが
丁度いいサイズの在庫が切れていた。
また1時間ほど走って帰宅した。
バッテリーには不安があったので
シャワーは浴びに行った。
そして夜を過ごし眠りにつく。
30日
夜明け前
寝てたらいきなり警告音
「ピーピーピーピー・・・」
え??
でも知ってるぜ、この音は。
低電圧の警告アラーム。
夜間も稼働する冷蔵庫
その稼働にもバッテリーが耐えれず
朝までもたなかったのだ。。。
バッテリー買ってきといてよかったー!!
丁度交換するつもりだったから
とりあえず全ての電源は落として
朝食とってから
ゆっくりバッテリーの入れ替えをしよう。
以前一度、見学しお話を聞いた
手作りカタマランが入ってきたので
ご挨拶。
お客さんを乗せて出て行った。
見送ったらバッテリーの入れ替え作業。
って、バッテリー入れ替えてて気がついた
バッテリーの接続ケーブル
応急措置用で買った
車のバッテリー配線ケーブルじゃ
接続できんかった。。。
やっぱり丸型圧着端子が必要だ。。。
ってことで、バッテリーの接続も途中に
またパーツ探し。。。
まずは昨日かりたガス屋さんの部品を
返却して、近くの造船屋さん行って
そしたら近くの電装屋さん紹介してくれて
そこで圧着端子買って圧着してもらって
ようやくバッテリー接続!!!
あぁ、もうちょっとのことで
いちいち手間暇かかるーー。
はい。これがヨットライフです。
ってしてたら
地元サーファーでガイドしてる
漁師さんが僕の船と同じタイプの
少し小さいヨットの購入を検討していて
一緒に見てほしいってことで
名瀬の港まで。
僕もここにあることは知っていて
僕の船もここに上げられないか?
と気になっていたので
丁度いい。
で、一緒にいろんなお話もでき
現地では少し役に立ち
ヨットへのイメージが湧いたみたい。
僕の船が置けるかどうか聞いてみたら
それはやっぱり難しそうだったけど。。。
お礼に、とコーヒーご馳走になり
買い出しも行きまして帰船。
そしたら丁度、朝に見送った
手作りカタマランが帰着してきたので
遊びに行き
ちょっと飲みながらお話を。
楽しいお話いっぱい
聞かさせていただきました。
で、友人の赤ちゃんのその後を見に
友人宅へ。
赤ちゃんの成長っぷりだけ見たら
船に戻った。
そしたらこの海峡で長年船上生活する
大先輩が船の中見にきてくれて乾杯。
そこで話してたら冬の間は
沖縄に南下するから
俺が使ってるブイに繋いでていいよ!
って!冬の間の係船場所を提案してくれた。
それはありがたすぎる!!
それなら沖縄までくだって
マリーナに入れなくっていいし
係留費25万円くらい節約できる。
25万はでかい。
ま、安心度合いはもちろん
マリーナの方が間違いないんだけども。
飯食ってシャワー浴びて
就寝。
さて、翌日からは
加計呂麻島の南側に向けて
船を出しましょう。
めでたい野沢、滋賀かけぬける
ってことで26日
神田の会場から
電車で東京に出て新幹線乗って
バス乗って野沢温泉に。
15時半くらいに現地到着して
チェックインして準備して
この日の会場へ
あまりにスキーがうますぎて衝撃を受けた
1つ上の先輩の結婚パーティ。
ありがたいことにMCを仰せつかりました。
いやー、とにかくめでたい日。
そして笑いの絶えないパーティでした。
結婚パーティの中で
スキーのレースのLive中継をみんなで見て
応援するなんてのも
いかにも野沢らしい感じだったし
これ抜きには語れない
野沢温泉、道祖神祭りのツナギに唄も。
素晴らしい会でした。
パーティが大盛り上がりのうちに終われば
僕は肩の荷もおりて
3次会には気楽に参加。
とはいえ朝から神田での登壇から始まった
この日は、大役も終え少し疲れたので
日が変わる前にお部屋に戻り就寝。
27日
美味しい朝ご飯を頂戴したら
バスに乗って駅に向かい
新幹線乗って
特急乗って
在来線乗って
僕の地元、近江八幡に。
車検出してた車を
ピックアップして帰宅。
今回持って帰ってきた荷物を整理して
自宅に届いてた荷物とかも確認して
やることやったら
久々におふくろと焼肉に。
帰宅してちょっとしたら就寝。
28日
早朝の電車に乗って京都へ。
そこからバスで伊丹空港へ行き
飛行機乗って奄美大島に戻ります。
神奈川、東京かけぬける
ってことで24日、早朝
準備を整え、始発のバスを待つ。
約2時間半ほどかけて空港まで。
乗車時に空港まで行くなら
フリーパスが安いよ。
と教えてくれ購入。
100円安いだけだけどね。
途中で接続悪い乗り換えもこなして
無事に空港着。
チェックインしようと並んでたら
前でチェックインしてたの
奄美のステンドグラスアーティストで
サーファー&スノーボーダーの
知り合いでした。
なので搭乗までお話ししたりして
時間もあっという間。
搭乗して
持ってきた船外機の説明書を
読書がわりに読み込む。w
航行中にエンジンストップした。
っての僕も経験したし
周りからも良く聞くので
勉強しておかないと。。。
でもなかなかこういう
公共交通機関での
長い移動時間以外で
こういう説明書
わざわざ読もうと思えない。
ので、今回はこのタイミングに。
成田に到着し
空港で昼食食べてから
久しぶりに茅ヶ崎の我が家へ向かう
久しぶりの東京。
短パン&ビーサンの人は見なかったな。
そして茅ヶ崎の我が家
いつぶりだろうか。。。
久々に鍵を開け中に。
3ヶ月前までは
サーフィンを愛する後輩が
僕の代わりに家賃払って住んでいてくれ
僕は荷物代程度でよかったんだけど
彼女できて彼女の職場に便利な場所で
同棲する。とのことで
今はがらんどうとしている。
郵便物も溜まっていた。
あちこちホコリをかぶり
蜘蛛の巣がはっている所もあるので
サッと簡単に掃除して
やるべきことを。
郵便物の選別して
この家にある荷物の発送や
ピックアップすべきものを探す。
あったものもあれば
もはやどこに置いたのか
記憶の彼方で忘却され
見つけられないものも。。。
翌日のイベント登壇で使うものや
翌々日の夜に
結婚パーティで司会するための
フォーマルな服も探す。
実家に持って帰っているものもある。
この茅ヶ崎邸にあるもので
なんとか見繕う。
ある程度目処が立ったら
発送の荷物を抱えてコンビニに行き
そのまま近くのおいしい
イタリアンレストランに。
ここほんと美味しいんだけど
帰るたびに値上がりしてて
ちょっと躊躇する。
が、歩いて一番近く美味いので
久しぶりに帰った時はほぼ毎回ここ。
今回も美味い料理に舌鼓を打ち
帰宅。
シャワー浴びて布団を敷く。
一度、晴れた日光の下で干して
埃叩いてから潜り込みたいが
今回もまたそんな時間はない。
25日
リュックを背負い
スーツを下げ
傘をさして雨の道を駅まで歩く。
コーヒーとパンを駅前のコンビニで買い
電車に飛び乗る。
久しぶりの東京。
神田の小川広場に。
この日から2日間は「神田スポーツ祭り」
ここに「POW」としてブース出店し
そこでいただいた登壇時間に
プロスキーヤーとして
友人のプロスキーヤーと
ステージに上がらさせていただき
気候変動対策や環境問題に取り組む
サステナブルリゾートアライアンスに
加盟するいくつかのスキー場さんを
ステージにお招きしながら
お話しさせていただいた。
内容としてはよかったと思うけれど
とにかくお得にスキー場のチケットを!
と来場している一般の人がわざわざ足を止め
こちらに視線を向けてまで聞いてくれる
ってことはあまりなかったかな。
ま、そういうもんだ。
まぁ、会場内に音は響いているから
各スキー場のブース前で
行列作っている人たちの
耳には届いてくれていたことを願う。
雨だったけど「POW」のブースも
大賑わいで、訪れてくれた方々とは
もっと直接的にいろんなお話ができた。
夕方は隣でブースを出していた
僕の古巣の職場、アウトドアウェアの
神田の実店舗の方が忙しくって
人が足りない!と店長がブースまで
誰かお店に戻れないか?
と尋ねてきたが、ブースも
なかなかに忙しそうだったので
僕でよければ行きますよ。と
数年ぶりに実店舗に立って
接客をしてみた。
この時期に
神田のお店に来るお客さんは
もうだいたい決まって
スキー、スノーボーダーなので
昨シーズンに先行して
今シーズンモデルを
着用させてもらっていた僕は
それなりに有効な
良い接客できたんじゃなかろうか?
少なくとも、少しでも
繁忙の助けになっていればいいのだが。
で、5時にイベント1日目が終了すれば
POWのメンバーと
そのアウトドアウェアのストアのみんなと
近くの餃子屋で懇親会的な飲み。
途中で僕は一瞬抜けて
近くで開催されていた
お世話になっている大先輩の
還暦祝いのパーティーに顔を出し
還暦祝いをわたし
最近会えてなかったみんなと
1杯だけ乾杯して
走ってまた元のお店に戻って
後半戦も。
それも終わればPOWの事務局の
男子メンバーとお宿にチェックイン。
さらにあれこれ話しながら少し飲んで
シャワー浴びて就寝。
26日
朝起きて準備整えたら
歩いて会場へ。
サッと基本的な設営終えたら
近くの美容室へ。
前日の夕方に飛び込みで
今朝の予約をとっておいた。
船生活でのびっぱなしだった
ボサボサヘアを
翌日の結婚パーティに備えて
スッキリさせてもらう。
そして神田のイベント会場が
オープンする前に戻って
すぐ登壇2日目。
この日はカナダ在住の
POWアンバサダーの友人も
遊びに来てくれていて
ステージ終了後に一緒に飯に。
レバニラ専門店みたいな店だったけど
うまかったわ。
で、食い終わったら会場戻って
みんなに挨拶して
スーツ持って次の目的地
野沢温泉へ出発。
そなえる日。
てことで21日
まずは古仁屋でゴミ捨て行ったり
なんやかんやと用事を済ませてたら
回航の長旅を終えて海峡に戻ってきた
先輩セーラーが帰港。
僕が船生活を始めたきっかけでもある人。
なので、自分の船でここまできたことを
報告できるこの久々の再会が
非常に待ち遠しかった。
しばらく到着したその船で
久々の再会で
船のお話あれやこれや。
話は尽きない。
とはいえ、やるべきこともあり
動き出さなきゃ。
荷物の回収や買い物もあり
島の北側へ。
そっち行くなら!と
おつかいも頼まれて出発。
ちょっと特殊なおつかい。
前日にセーリングしていた時に
西からのうねりが非常にまとまっていて
東からのオフショア
これは波キマまってるだろ。と
そんな時間あるかわからないけど
念の為サーフボードも積んでいく。
大好きなお店でランチして
東側の波をチェックしながら
友人の家に届いた荷物を回収。
やはり西の波だな。
でもそのポイントは
潮が満ちてないとできない場所。
なので、先に他の用事を済ませる。
まずは「特殊なおつかい」から。
翌日から数日島を離れる
友人セーラーのお家に行き
大きなヘビを預かりに。
2mはある大蛇。
ジャングルカーペットパイソン!
写真撮り忘れたなー。
検索して写真見てみて。
すんごいから。
彼が飼ってる亀くんたちにもご挨拶。
ハイビスカスが好物なんだって。
かわいい。
あとヒョウモンリクガメもいるんだけど
この子はシャイでほぼ顔を出さない。
この子はハイビスカス好きなんだけど
見られてるとほとんど頭も出さず
チョビチョビしか食べないので
食欲旺盛なケヅメリクガメに
せっかくのハイビスカス奪われたーw
いい潮時まで
先に買い物をしてまわる。
そして用事が済めばポイントに。
高い場所から見下ろす波は
とても良さそうに見えたが
ポイントの前で波を見たら
ウネリはでかいけど
なかなかグチャグチャ。
たまに良さようなのも来るけど
なかなかいい場所にいるの難しそう。
とても悩んだが
そこから大雨が降ってきたこともあり
諦め、別のポイント。
東向きだけど、わりと反応する場所へ。
でも、ギリできなくない。くらいの
小波。。。
日没まで1時間もない。。。
入る価値あるか。。。
いや。。。
と結局諦め、No Surfで
帰路にあるお風呂に行き
久しぶりに湯船に浸かり
リフレッシュして船に戻った。
帰還した船長に頼まれた
ジャングルカーペットパイソンを渡す。
飼い主が不在の間面倒見るらしい。
そして船にお邪魔して乾杯して
ちょっとつまみまでいただきながら
コインランドリー行ったりきたりしながら
いろんなお話を。
とはいえ、食べなきゃならんものも
自分の船にあったし
あらかた夕食捕準備できてたので
その後船に戻ってしっかり夕食食べて
就寝。
本当はこの日の夕方に
船出そうと思ってたんだけど
色々詰め込みすぎて全然無理でした。
22日
朝から水入れたりして準備整えたら出港。
近くの湾の奥の浮桟橋に。
その近くに船乗りで
好きが高じて工場作った
おじちゃんいて
その人を訪ねるつもりだった。
だけど家は不在。
仕方なく船に戻って
ゆっくりと
でもできることをちょこちょこと。
そのうちの一つ
調理コンロをキッチンの台から外して
修復を試みる。
まぁもう元々ダメで
だましだまし使ってたのが
いよいよダメになった感じで
もうこれ以上どうしようもないんだけど
悪あがいてみる。
シーリング部分が乾くまで
しばらくコンロは使えない。
夕方に桟橋に寄ってきた
イシガキダイを陸から見事ゲット。
1日寝かせて翌日食すことにする。
23日
最近この作業船を
海峡でよく見るんだよな。
これは何かを海上に建設する前に
地盤の緩いところに柱状に砂を打ち込んで
地盤を強くする作業船。
この美しい入江にも
何か作るおつもりなのでしょうか?
勘弁してほしい。。。
朝からサヨリか何かが
ベイトを追いかけて跳ねまくってたので
ルアーを投げてみたけど全然釣れん。
挙句のはてにルアーは
海底の何かに引っかかり根掛かり。。。
とりあえずそのままにして
この日も何度か
おじちゃんのお家を覗きに行くが
帰っていないっぽい。
何かあったのだろうか。。。
山の方へ続く道とか
散歩して船に戻る。
翌日からの旅の準備を
あれこれ確認しながら
バックパックに詰め込む。
潮が引いたタイミングで
同じ湾の奥まった場所に係留されている
友人の船のブイを見に行く。
そのブイを設置するための
アンカーの打ち方やロープの使い方が
とても綺麗で参考になる。
と聞いたので、潜って観察させてもらう。
が、まぁ、わかったような
わからんような。。。
どうせ潜って濡れたから
と、自分の船に戻ったら
そのまま潜って
朝に引っ掛けたルアーの回収。
海にゴミ残さなくてすんだ。
船上がって片付けとかしてたら
部屋の一部に水溜りができているのを発見。
んん?ん!?
水漏れ!??
かなり焦りましたが
日が傾いたタイミングで
スコールのような雨が降った時に
一部開いていた窓から
侵入したものだと思われた。
とはいえ
あの一瞬でこの量の水が入り込むか?
って感じでもあったので
裏付けを取るために可能性のある場所
全てネジ外して開けて、覗いてって
それだけでもなかなかの手間。
でもやっぱ窓からだったぽい。
一安心。
夕方、風もやみ夕凪に。
準備して出港。
結局おじさんには会えないまま
この湾の滞在も終わった。
完全に暗くなる前に
古仁屋の港に戻って
翌朝、早朝出発に備える。
24日
始発のバスに乗って港を離れた。
久しぶりに本州に戻ります。
加計呂麻島一周アンカリングの旅
というわけで16日
準備ができたら出航です。
大島海峡を東へ。
風はたまに北に回ることもあるものの
基本的に数日は東からの風が続く予報
まずは東側に出て、そこから風に乗って
島の南を西へと進もう。
海峡を出ても思ったより風は弱く
機帆走で南へ。
そして請島。
水が!!!めっちゃ綺麗!!!
請阿室港に入れた。
船つけたところ激浅でした。
普通のヨットなら絶対ぶつかってたな。
喫水の浅い船でよかったー。。。
喉カラカラ。
島に唯一ある商店でお買い物!
と、島を散策して商店にたどり着くも
14時半〜、と。。。
残念。
こういう小さな島あるある。
みんながそれぞれいろんな仕事を
少ない人数で受け持って
役割を果たしてる。
日中の仕事が終わったら
午後から開店するんだろう。
しゃーない。
バッテリーが使えなかったとき
冷蔵庫がわりにクーラーバッグを使い
それに使うために買って入れていた
氷が溶けてきているところだったし
氷を使って冷たいドリンクを。
生き返る。。。
集落も一周したし
他に歩いて見れるものもないし
より綺麗な場所に移動しよう。
ってことで尾根を一つ越えた先の
ビーチに移動し
そこにアンカリング。
ここもマジでめっちゃ綺麗。。。
潜っても最高。。。
魚種も豊富で
サイズの大きな魚も
他よりも警戒心も弱め?
夕食もゲットし
サンセットまでゆっくりと。
良き夜。
17日
美しい環境で目覚め
少しゆっくりしていたら
かわすと思っていた東の風が
若干、北寄りの風になり
風もあたるし海面もざわつかせる。
うーん。
せっかく綺麗な場所だけど
こうなってくると
居心地は良くない。
北東の風をかわすであろう
反対側の加計呂麻サイドの
入江に移動しアンカリング。
少し風は入るが
波はそこまでじゃないし
移動前に比べればかなり居心地が良い。
ここでもたくさん潜ってその日を過ごした。
美しい。
18日
朝にまた少し潜ってから
移動開始。
続いて向かうのは与路島
今では上陸に
許可がいるようになってしまった
砂地の美しいハンミャ島の
近くを通って通過。
与路島の港の手前に
「潮早之鼻」て名前の場所があり
そこだけ異常に潮が早い。
わかりやすい。w
そこも乗り越え
与路島の港に入れ、上陸。
まずは昼飯を食い
島の散策に。
小さな集落。
あっという間に散策が終わったが
面白かったのは
スターリンクがたくさんあったこと。
なるほどって感じです。
こういう僻地の離島だと
スターリンクは革命よな。
あとは島の道にはほぼ50mおきに
長い棒が立てかけられている。
これはハブを”あっちいけ!”
って、する棒なんだって。
それが50mおきって。
どんだけハブいんのよ!?w
僕はハブ見ることなく
サクッと島を出て
この日のアンカリングポイントに。
もともと地図で見てた場所は
なかなか珊瑚礁が入り組んでて
アンカーを砂地に落としても
立ち上がりのロープが
どっかで珊瑚に干渉しちゃいそうな
そんな感じだったので
半日遊んだりするにはいいけど
1泊停泊するには少し心配かなー
と、判断し
とりあえず、野菜も減ってきたので
小さな商店がある。と
Google先生が示す
近くの集落の港に入れた。
そこで集落を散策。
商店はやってなかった。
なんか冷たいもの飲めたら。
と、Google先生が示す
カフェ的なところ行ってみるも
やってない。
ま、だいたいわかってたけどね。
で、港からその両サイドにある
ビーチの様子を確認し
アンカリングするのに良さそうな方に
船を移してこの日のアンカリング地に。
元々は22日くらいから天気崩れそうで
それまでは各地で
アンカリングしながら
うろちょろしようと思ってたんだけど
予報が20日から天気怪しい
って感じになったので
もうこの天気のいい
この場所でシャンパン飲んじゃおう。
夕日見ながら
買ってきておいた安物の
スパークリングワインも飲んじゃって
プライスレスで贅沢ないい時間。
19日
この日は無人島に移動。
須子茂離(すこもばなれ)って島。
その前にアンカリング。
島から珊瑚礁で
しばらくするとグンと切れ落ち
そこから砂地になるので
その少し深くなった砂地に
アンカーを落としました。
んでお昼過ぎまで潜って散策。
サメが結構いっぱい居たなー。
後半は少し風も強くなり始め
パチャパチャと波風も入り
水中も少し濁り始めた。
アオノメハタ1匹捕まえて
船に戻り、お昼ご飯食べて
須子茂離を離れ
翌日からのお天気の下り坂に備え
大島海峡の中に戻ることに。
風に乗って
無人島、江仁屋離(えにやばなれ)の
近くを通って
海峡内に。
やっぱ海峡内はウネリ入らず
穏やかで船には優しい。
そして通い慣れた
美しい入江に船をとめ潜った。
この日は少し濁ってる。
何匹かの大物に出会い
この距離で外さんだろ!
って状況でも
ことごとく外し、捉えられず。。。
挙句のはてに銛を使えなくして
ガックシと肩を落として帰船。
ま、そんな日もある。
でも翌日には港に戻るし
食糧確保して帰りたいなー。
不在中に荷物受け取ってもらった
友人とかお礼のお魚あればいいのになー。
しかしこの入江はやっぱ完璧で
めっちゃ静か。
ほぼ揺れず、風も当たらない。
静かな夜。
20日
雨予報だったのに
雨は午後からの予報に変わり
晴れている。
でもそのおかげで
立派なWレインボーが。
朝から潜る。
まだ濁ってるけど
少し離れた方まで泳げば
視界は少し良くなる。
で、この日も
前半戦はダメな感じだったけど
徐々に調子を取り戻し
最終的には満足な捕獲高。
特に特大のコクハンアラには
興奮しました。
んで準備できたら
船を出しこの入江も離れ
4泊5日間の加計呂麻島一周
無人島遊覧、アンカリングの旅
港では友人たちが待っていてくれ
船の話、波の話
で、今日は波できるっしょ。
ってことですぐに準備して
サーフィンに向かう。
この時間から行ける場所は
限られていたので
ベストなタイミングの
ベストなポイントではなかった?
かもしれないですが
それでも満足な波に乗れ
日没が迫り海から上がれば
雷鳴って雨降り始めたんで
満足して港に。
買い出しして船に戻り
この数日を反芻しながらも
次の動きを見据えて
眠りについた。
バッテリー問題勃発
ってことで12日に古仁屋の港に戻って
この数日の台風からの避泊で
消費したものたちを補充したり
船から出たり入ったり。
夕方もなんやかんやして
船に戻ったら船から
”ピーピーピー・・・”と
警告音が聞こえる
台風避泊中も聞いたこの音は
バッテリー低電圧の音。
あー。警告灯が赤く光ってるー。。。
日が傾き
ソーラーの発電量が下がったからだろう。
とはいえ、ほとんど電気は使ってなくって
ただ冷蔵庫動かしていただけ。
この冷蔵庫の電力量は
それほど大きいものではない。
それでもこんな夕方17時の
まだ日が出ている状態で
低電圧になるってのは
かなりバッテリーが
弱っているのかもしれない。
電圧を測ってみたら10.5vほど。
うーむ。
やっぱこれは
バッテリー弱っとるな。。。
とはいえもう夜。
今からどうもできん。
電気で動いてる
冷蔵庫、給水ポンプが使えないので
まずは予備のポータブル冷蔵庫に
据え置き冷蔵庫の中のものを避難させ
昼に買い出しして氷を入れた
クーラーバッグにも避難させる。
シャワーも浴びれないし
トイレも流せないので
とりあえず近くにシャワー浴びににって
トイレは岸壁の目の前の公衆便所を。
もとより夕飯は食べに出るつもりだったし
とりあえず目星をつけていたお店に
到着したらなんと臨時休業。。。
もう次から次にあれこれと
考えるのめんどくさいので
同じ建物2階の焼き肉屋に入った。
でも頭はバッテリーのことばかり。
どうすっか。
どうせバッテリー買い換えるなら
この機会にリチウムイオンバッテリーに
システムを組み替えたいけど
それにはあれこれ計画や設置場所づくりなど
時間もかかるし
全部ネットで取り寄せ購入になるから
届くまでにも時間がかかる。
届いてからもシステム構築までは
時間と労力が必要で
すぐに電気が使えるようにはならない。
しばらく船の中の水が使えないのは
かなり不便。
できるだけ早急に回復したい。
となると
単純にバッテリーを交換するしかない。
できれば容量大きめの
マリン用のバッテリー。
うーん。
と考えながら眠りにつく。
13日
とりあえずポータブルソーラー広げて
ポタ電にソーラー充電する。
蓄電ができないだけで
日中の太陽が出ているうちは
電力も使えるのでそれほど不便はない。
朝から友人の船が隣にやってきた。
話をしてみたら
彼女も以前にそんなことがあり
パルス充電をすることで
バッテリーが回復した!という。
そしてそんなことが2回もあって
毎回その充電器を借りていたから
今は自分で購入して持っているから
貸してあげようか?と
申し出てくれた。
これは試す価値がある。
でも他の可能性も探る。
近くのバッテリーに詳しいという
お店におじゃましていろいろ相談してみる。
でもやっぱり基本的に車専門だから
マリンバッテリーってのはないし
最近のリチウムに関する情報は
持っていなかった。
少し北の島一番の街に
もっと大きく在庫もたくさんある
お店があるっていうんで
そっちも行ってみる。
とりあえずモノをみて
サイズや容量、値段を確認し
今の鉛バッテリーを入れ替える
最も手っ取り早い方法の
イメージだけはできた。
でも安価な”とりあえず”
のバッテリーを使うなら
パルス充電での復活も試したい。
船に戻って作業開始。
しかしここでまた問題が。
この充電器は12v用。
僕の船も12vで運用しているから
問題ないと思ったが
3発あるサービスバッテリーのうち
1発は12vなのだが
残りの2発は6vを直列で繋ぎ
12vにして運用していたので
1発はその充電器を使って
パルスを流すことができても
他の2発はできない。ってことになる。
うーん。。。
基本的にいくつかのバッテリーを
連結させて使っている場合
1発に問題があるだけでも
他の全てが影響を受けるので
全部を取り替えるか改善させる必要がある。
なので1発だけじゃ意味ないんだけど。。。
でも、とりあえず1発だけどもやってもよう。
で、船からバッテリーを外し
パルス充電開始。
半日はかかるみたいだから
とりあえず待つだけ。
もしこれが成功すれば
とりあえずバッテリーの
延命措置ができるので
理想的な鉛のマリン用
ディープサイクルバッテリーを
ネットで購入して到着するまでの
時間稼ぎもできるし
そういう製品の商品情報調べたり
いやはややっぱり
リチウムイオンか?
ってシステム構築の配線図も調べたり。
結局夜まで充電完了にはならなかったので
この日もシャワーは浴びに行った。
でもそれ以外はガスは使えるし
バッテリー式の灯りもあるから
手持ちタンクに溜めた水とで
夕食作って船で過ごす。
14日
充電完了した1つ目のバッテリーを
船に戻す。
そして6vを連結させた残りの2発を
連結させたまま充電してみることに。
これなら一応12vな訳で
これで充電器が機能してくれるなら
ありがたいのだが。。。
とりあえず接続時にエラーは出なかったので
そのまま充電開始。
あとは待つだけで退屈な1日になるか?
と思っていたら
船でしかアクセスできない入江にある
古い小屋のついた土地を買った
オージーの友人が
ビーチに小舟を係留するブイを
設置するために
海に捨てられたアンカーを
拾ったり運んだりするのを
手伝ってくれないか?と
やってきた。
ちょうど待つだけの
暇な1日になりそうだったし
それはとても楽しそうだから
ぜひ行こう!と
彼の大きなヨットとは別に
こっちの島で手に入れた
小さめの古いモーターボートに乗って
彼が購入した土地へ。
めっちゃいい場所。。。
で、その近くに
昔に真珠養殖で使っていた
アンカー(錨)たちが
おそらく大型の台風で
運ばれて重なり合い
放置されている場所があり
そこに潜って船にくくりつけ
運ぶって作業を。
なかなか大変だが面白い。
で、2発を回収し彼の家の前の
砂地に落とし込んだ。
ついでにその土地と建物も見せてもらう。
あぁーいいなー
他にもこういう場所あれば欲しいなー
でももう他にこういう場所はないらしい。
ま、そりゃこんな特殊な物件
あんまりないわな。
で、近くの集落にも船で行ってみて
ちょっと散策。
元の港の戻ったら
一緒にそういういろんな
海辺の廃屋も2軒くらい見て回って
俺も!ってイメージだけは膨らんだ。
船に戻っても
まだ6v2発の充電は終わってなくって
そのまま放置。
日が暮れて近くの
220円のシャワーを浴びに行き
船で飯食っって就寝。
15日
朝になっても
まだ充電は完了いしていない。
やっぱ6v2発の無理クリな充電は
機能しないのかも。
これ以上しても仕方ないだろうと判断し
充電器を外しバッテリーを船に戻して
それぞれを接続し直した。
これで日中は全ての電源が全て使えるように。
問題は発電がなくなった夜に
どこまでバッテリーだけで
電力が機能するのか。。。
この実験がダメだったら
明日にはバッテリーを買いに
また街まで走ることになるし
もし機能していたら
マリンバッテリーをネットで購入し
届くまでの数日を
この心もとない復活バッテリーで
過ごすことにする。
船の電力のリチウムイオン化は
時間も労力も予算も必要なので
次回のバッテリー交換時までに
しっかりと計画を整えておくことに。
って、夜になり
蓄電池のみで電力を賄い始める。
ここ数日ならすでに電圧低下で
警告アラームが鳴る時間になっても
全く問題なく電力は供給され
アプリで電力量を見てみても
80%代の高い電圧を維持。
その後もあえていつも通りか
もしくはちょっと多いくらいの
電気を使ってみるが全く問題ない。
夜寝て、明け方の最も電圧が落ちる
タイミングで確認してみても
60%を下回ることはなかった。
思った以上に調子いい。
これなら代替えの
バッテリーを購入しなくても
このまま使えちゃうんじゃなかろうか?
22日にはまた荒れる予報。
出るなら今だな。
ってことで16日の朝
このまま元の予定を決行しよう。
と、朝から出航。
加計呂麻島、一周の旅に出かけます。































































































