ホリデーを取り戻せ!! 伊勢志摩編 | RikiStyle

ホリデーを取り戻せ!! 伊勢志摩編

というわけで22日

向かったのは伊勢志摩。

 

リアス式海岸と多くの島々と英虞湾

船の文化が色濃く

たまに桟橋付きの物件情報が

あがってたりするので気になっていた。

 

昔、わりとひどいアトピー体質だった僕

皮膚にいいからと

よく海に連れて行ってもらっていた

それがどこの海だったのかは

幼少期の僕の記憶には残っていない。

でもきっとこの辺もよくきてたはず。

各所の地名の響きだけは

何となく聞き覚えがある。

 

そんな思い出を辿る旅でもあり

 

ヨット生活をする上で

知っておきたい情報を収集する旅

続きでもある。

 

まず向かったのは伊勢神宮外宮。

 

内宮には何度も行っているし

この春にも

野沢温泉の道祖神祭りの

厄落としの最後の締めくくりとして

お伊勢参りもしていた。

 

でも外宮には

行ったことがなかった。

 

てことで

 

美しいね。やはり。

昔は社殿なんてなくって

その当時古代の人々が

ここに神の存在を感じ

ここに神を祀るために

聖域ときめ

その中に社殿を建てた。

 

つまり、今はここに社殿があって

みんなそれを見に

そこに神の存在を感じに

ここを訪れているのだけど

ここに社殿が立つ前に人々に与えた

この場所本来の自然が持つ力

みたいなものに僕は惹かれる。

 

もちろん、社殿の作りも素晴らしいし

それだけの神への敬虔な想いから

設けられたさまざまな

式たり、作法も素晴らしい。

それが文化となり今に続いていることも。

 

でもそれによって

そこの自然の持つパワーみたいなものに

あまり足を止めて

感じようとする人は少ない。

 

そういう人にとっては

社殿から社殿に移動するために通過する

守られ残された景色でしかない。

本来はその逆だったはずなのだが。

 

とまぁ、そんなこと思いながら

次は朝熊岳金剛證寺へ。

伊勢神宮の鬼門を守る寺として

神宮の奥之院ともいわれ

 

「お伊勢参らば朝熊をかけよ

朝熊かけねば片参り」

と伊勢音頭の俗謡にも唄われた寺。

 

つまり僕は今まで

方参りしかしたことがないので

これは行かねばなるまい。

 

ここにいくには登山しないのなら

伊勢志摩スカイラインという

有料道路を使うしかない。

そして入口の改札でびっくりした。

普通車料金1270円。

たっか!!

 

まぁ、これしかないんだから

乗るっきゃない。

でもまぁ、走れば

途中途中にある展望台からの景色は

本当に素晴らしいし

その価値はあった。

 

 

そして朝熊岳金剛證寺

 

 

 

 

池に映る太鼓橋と空に浮かぶ白月が美しい。

 

 

 

さらに奥之院も行ったけど

とんでもなくデカい塔婆が

立ち並んでました。

 

写真では伝わりにくいけど

真ん中にある黒い線は

固定するための針金なんですが

この高さも僕の身長より上で

たぶん2mくらいの位置。

そう思うとまだまだ上に高いので

想像してもらいやすいかも。

 

そしてその少し上にある

朝熊岳山頂展望台からも絶景。

 

 

 

 

 

 

タイミング的にも

いい時間帯でした。

 

そして下山し

海岸線沿いに南下。

 

 

地元の居酒屋さんで

ノンアルビールと

おふくろの味な居酒屋メニューを。

 

近くの温泉行ってゆっくりして

翌朝の日の出を

横山展望台で見ようと

展望台の駐車場まで上がって車中泊。

 

だったんだけど

夜も車がちょこちょこきては

懐中電灯で照らして

山の展望台の方へ入っていく。

 

確かに月明かりは綺麗だったので

そんなに?いいの?

完全に寝る体勢だったけど

ダウンを羽織って

靴履いてヘッドライトつけて

展望台へ。

 

なるほど。夜景か。

オリオン座も輝いている。

 

だから怖がる女の子を

「大丈夫だよ」とリードして登る男の

カップルが多かったのか。

 

雲ひとつなく月明かりだけで十分に明るい。

 

んで車戻って僕は就寝。

その後もたまに車登ってきてたけど。

 

 

23日

朝、日の出前から登りだし

大体みんな駐車場から

すぐの展望台までだったけど

僕はやっぱり

一番上の展望台まで登ります。

 

木もれ日テラスを越え

そよ風テラス

 

みはらし展望台

 

 

一番上の英虞湾展望台で日の出を迎える

 

 

 

 

美しかったなー

しっかり太陽が上がり切るまで

ゆっくりとさせてもらいました。

 

それにしても英虞湾て

ほんと複雑な地形。

そして無数の島々。。。

すごい場所だな。。。

 

今日は向こうまでのびた

飛び出した半島の

一番先っちょにある

御座白浜まで行ってみます。

 

というわけで下山。

 

ちなみに個人的には

展望台としては

そよ風テラスが好き。w

 

降りてきたら

横山展望台ではヨガのクラスが。

 

確かに場所はいいよね。

でも、自然の中でヨガをするのは

人や物音がないから

自然と自分の内側に集中できるから。

こんなに多くの人と

そしてポーズを導くために入る

先生の声が

それを邪魔してる気がしてならない。。。

僕なら一人でやるな。。。

 

とか思いながら海沿いに出て

サーフポイントを確認しながら移動。

 

実は滋賀県からだと多くの人は

太平洋だと

この辺りにサーフィンしに来るのですが

僕が始めた時に

地元のサーフィンの先輩方は

この辺りは混むから、と

いつも伊良湖や御前崎まで行っていて

それにご一緒させてもらっていた僕は

伊勢では入ったことがなかった。

なのでこの機会に!と

それも目的の一つ。

でも波はいまいちで

午後の潮が満ちてきた時が良さそう。

 

ってことでまずは真っ直ぐ御座白浜へ。

 

水も本州ではトップレベルの透明度。

伊豆とかと同じくらいかな。

太平洋側も覗いてみたけど

海の様子が全然違う。

 

ちょっとそこでゆっくり休憩。

 

そのあとは気になってた

桟橋付きの物件を見に行ってみる。

と、なるほど。

漁業者の作業小屋のような感じで

道がなかなかワイルドだし

途中からは歩きじゃないと入れない。

なぜ売れないのか!?

と、気になってたけど
そういうことか。

 

そのほかにも湾内の

海岸線に面して

家が点在しているようなところも

入ってみるが

どこもわりとワイルドな道。

 

その辺りにも太平洋側には

サーフィンできそう?

な場所がありそうだったので

いくつか見て回る。

が、どこも波はワレてない。

 

 

途中でランチもしたし

なかなか切り返しの面倒な

ワイルドな道を

ちょろちょろ動いて疲れたし

海辺の公園で横になった。

 

空には羊雲が綺麗だった。

 

その後も少し寄り道しながら

いい頃合いだろう、と

サーフポイントへ。

 

まぁ、できそう。ってことで

陽が傾くまで入水。

 

 

運転に疲れた僕の体には

海に浮かぶのは

とてもよく体がほぐれる。

 

もうある程度この辺りも見たし

翌日の鳥羽からのフェリーで

伊良湖へ移動することにして

 

寄り道し

美しい夕焼けに目を奪われながら

 

 

フェリーターミナルのある

鳥羽方面に走る。

 

翌朝の日の出を

二見浦の二見興玉神社にある

夫婦岩で迎えることに決め

神社前の駐車場に車を停める。

 

歩いて行ける範囲

昔ながらの趣のあるお店で夕食を食べ

車に戻って、寝る準備をしたのだが

 

ここでもやはり夜のうちから

パラパラと人が境内に入っていく。

ならば僕も行こう。

 

夜の夫婦岩。

 

静かでいい。

 

 

んで車戻って就寝。

 

 

翌24日

朝日の出を見るための

有名スポットでもあることから

朝から人々がそぞろ歩く。

僕も頃合いを見て

車から出て夫婦岩の方へ。

 

 

 

夫婦岩の間に上がるのは夏至のころ。

今は少し回り込んだ

奥のところから日の出が見られます。

 

 

 

 

 

朝からやってるカフェを探して

そこでフェリーの情報を調べ

その時間になるまで

気になっていた船具屋さんや

真鍮のインテリアを作るお店に。

 

船文化が濃く

船需要が多いこの場所には

そういった他ではあまり見ない

専門店があって面白い。

 

そしてそれらも見たらいい時間。

出港間際のフェリーに滑り込んで

いざ目指すは

船を使えば目と鼻の先

渥美半島、伊良湖。

 

ホリデーを取り戻せ!! 遠州灘編へ

つづく