命の循環。 | RikiStyle

命の循環。

そうして21日

朝から車を走らせ

向かったのは

滋賀の山の麓にある

琵琶湖を望むことのできる

大きく開けた霊園。

 

 

1月10日に天国へ行ったじいちゃん

お墓が決まり、納骨されたと

聞いていたので

場所を聞いて一人、お墓参りに。

 

 

血縁のない友人の家の墓参りをしておいて

 

自分のじいちゃんの

墓参りしないわけにはいかない。w

 

いつか僕もこうして土に帰るのだ。

今ある命を意味あるものに燃やそう。

 

ただ僕は焼却されて

骨壷になんて入れられたくない。

 

できればそのまま埋めてもらって

桜の木をその上に植えてほしい。

僕の形を失った肉体は

微生物やバクテリアに。

そしてその木の養分となり

違う命から命へと紡がれていく。

 

僕の肉体は

地球の誕生から続いてきた

最も自然な形で

自然の循環として

死んだ意味を与えられる。

 

そうして春になるたびに

その木の下に皆が集まり

人々に笑顔を与える。

それが理想。

 

今の日本の法律では

そうはできないらしいが

死んでもなお法律に縛られるなんて

なんてくだらない世の中なんだろう。

 

でもこういうことを望むと

本当にそうなってしまうらしい。

例えば僕が山で死ねば、そうなるだろう。

でも、そうしたいわけじゃない。

まいったまいった。

 

実家に戻る道すがら

あまりに天気がいいので

昔よくきた湖岸のビーチに。

 

琵琶湖は穏やかに澄み

木々は秋を彩っていた。

 

 

 

 

実家に帰れば

ベランダの前の

差し込む太陽の光に

温めてもらいながら昼寝して

 

夕方から翌日出発の準備。

といっても準備はほとんどできてたし

最後の整理と確認程度。

 

 

22日

やるべきことを終え

また春に戻ります。と母に伝え

昼前には出発。

 

向かうは伊勢志摩。

ホリデーを取り戻せ!! 伊勢編へ

つづく