THE BOOMのイメージを根幹からくつがえした想い出の1曲。衝撃的だった。久保田麻琴のプロデュースがまた素晴らしかったんだよね。しかもたしかこの曲は「島唄」のヒット直後に出たんじゃないかったかな? トラディショナルなアプローチから一転、ワールドミュージックをハウスアレンジで解釈したバンド・サウンド…この柔軟性と演奏能力っていうのはTHE BOOMでなければ成し遂げられたなかったと思います。この曲がなければ「ブランカ」もなかっただろうからなぁ。とにかく今聴いてもこのサウンド以上に新しいものはできないんじゃないかってくらい、僕のなかの理想のポップ・サウンドそのまんまなんです。全然古びないし、一生聴き続けていく曲だと思っています。
横須賀~大磯を結ぶ国道が134号線。この道の行きすがらを舞台に新たな夏に向かっていこうとする二人を描いたこの曲が大好きです。素朴だけれど、“時は過ぎて 仲間たちは 消えたけど/遠い風の歌が 今も聞こえるだろ/目を閉じれば 君の心に”とかグッとくる。村田和人さんのEMI移籍第一弾アルバム『太陽の季節』に収録されているこの曲、車のエンジン音SEにギター・リフがまとわりついてスタートするんだけれど、開局当時のFM NACK5「SATURDAY ON THE WAY」のオープニングテーマ曲でもありました。DJは愛しの児島未散さん。世の中的には「ジプシー」のヒットで知られていますね。彼女がこの曲のイントロで「情報と愛のあふれる街・浦和から(当時NACK5は浦和にあったので)SATURDAY ON THE WAY with you!」というメッセージを入れて、毎週必ず1コーラスが流れていました。だからヘヴィなNACK5リスナーには想い出深い曲のはずです。未散さん、現在は渡米されているようですがお元気かな? 彼女は本当に美人でしたね。大学時代、実際にお逢いしたときの美しさといったら! 数日頭がボーってしてしまうくらいの美人でしたよ(^^;)。